三倉佳奈「思い詰めたり悩みすぎない、楽しい子育てを」 〜出産も子育ても何とかなる! Vol.6〜

姉の佳奈さんと共に“マナカナ”の愛称で親しまれ、女優・タレントとして活躍する三倉佳奈さん。2014年10月にママとなり、今年2016年4月下旬には第2子を出産。そんな佳奈さんに、出産のこと、子育てのことについて語っていただきます。

最終回となる6回目は、佳奈さんの現時点での子育てに関する考え方について、お話をお伺いしました。

親バカでいいんじゃない!?

子育てについて、私は、「親バカでいいんじゃない!?」と思っています(笑)。まだ、子どもたちが小さいからというのもありますが、とにかく、わが子を褒めてあげることを心がけています。 「上手だね!」とか、「できたね!」、「スゴいね!」などなど、とにかく、何かできたら、オーバー気味にものすごく褒めるようにしているんですね。

例えば、上手にごはんを食べられたとか、お歌を上手に歌ったとか、歌に合わせて手拍子が上手にできたとか、そういうときにしっかり褒めると、褒められたことがわかるんですよね。だんだん、子どもは、褒められると嬉しくなるので、何度も何度も、またやって遊ぼうというふうになります。

それが何度も続くと、さらに上手になる。そういう意味では、私は「褒めて・伸ばして・乗せる」ということをとても大事にしていますし、常に娘と接している時にはするようにしています。

なぜ、そうするのかというと、私自身も、母には褒めて伸ばしてもらって育ったからです。やはり、私は褒められて伸びるタイプだったので(笑)、自分の子どもたちにもそれだけはやってあげたいなあと思っています!

しっかり褒めると、親子の関係も良くなる

ちょっとした子育て上の悩みのひとつが、叱るときにどうすればいいのか、ということですね。 何か悪いことをしたら、しっかりと目を見て、諭すように叱ることもあります。

例えば、ごはん中に食べ物をポイって下に落としたりだとか、わざと食器をひっくり返したりすると、しっかりと叱ります。

これは、最低限のしつけなのかなあと思っていて、褒めるときと叱るときのメリハリを付けたほうがいいのかな、と。

わが家では、叱る担当は私です(笑)。主人は、子どもに対してぜんぜん叱らないので、もっぱら、“甘やかし担当”。 ただ、まだ小さい子どもを叱るというのは、さじ加減がいろいろ難しいところもあって、どうやって、どこまで叱るのがいいのかといったことで悩むこともあります。

ごはんの食べ方で変なことをしたり、オモチャを大事にせずに放り投げたりすることがあると、「投げちゃあ、ダメでしょ!」と、ちょっと大きな声で叱ったりすることもありました。

すると、娘もだんだん成長と共に賢くなってくるんですよね。 一時期、私が怒ると、すぐに主人のほうに走っていって、「パパ、パパ〜、ママが怒ったあ〜!」って、主人のほうに避難してしまうようになったことがあったんですね(笑)。

その時は、怒りすぎたかなあって、ちょっと反省しました。 やはり、ちょっと余裕がなくなってくると、叱りすぎてしまうこともあります。それ以来、もうちょっと心に余裕を持ちつつ、ダメなときはダメと言うけれども、大きな声では言わないようにしました。

そして、褒めるときはちゃんと褒めてあげて、思いっきり甘えさせてあげるときは甘えさせてあげるようにしたら、程よい母娘の関係といいますか、距離感が築けるようになったのかなあと思います。

 

“頑張りすぎない”と、気持ちが楽になる

第1子は女の子です。ママ友たちと話していてると、やっぱり、女の子のほうがシッカリしていると言いますか、賢いですよね。ちゃんと母親である私のことを見ているというか、観察しながら、試しているところがあったりするんです。 駆け引きをしてきたりするんですよね(笑)。

ダメって言われたことを、何度もやってみたり……。どこで親が本当に怒るのかを見ている感じです。 今からこんな調子なので、この先、娘の成長と共に、母と娘で口ゲンカが絶えない関係になっちゃったりしないだろうかっていう不安もあったりします……(笑)。

とはいえ、この先の子どもたちの成長は、本当に楽しみです。まだまだ、私は新米ママですが、ここまで子育てをしてきてみて思うのは、親が心に余裕を持っていないと、子育てはうまくいないものだということです。

ごはんを食べさせることひとつとってみても、「せっかく作ったんだから、全部食べさせたい!」と思ったりして、親としては、ついつい力が入りすぎたりしてしまいがちです。どうやら、そんな意気込みが、娘には伝わってしまうんでしょうね。

ママが張り切りすぎているから、何となく、食べるのが嫌になったりすることもあるようです。食べ方についても、ついついうるさく言い過ぎたりすると、食べるのが楽しくなくなってしまいます。

そのため、なかなか食べないといった時期もありました。 でも、今は、食事中にちょっと遊んでしまったり、気持ちがごはんとは違うところに行ってしまったとしても、「はい、じゃあ、ごちそうさまね」といった感じで言うようにしました。

そのまま、ごはんを残してしまったとしても、「まあ、いっか」というふうに、“頑張りすぎない”ように気持ちを切り替えるのです。 そうすると、「1食くらいちゃんと食べなかったとしても大丈夫」と思えて、私だけでなく、お互いに気が楽になったのかなあと思います。

親として成長させてもらっている

今、思うのは、「子育てをすることで、自分が親として成長させてもらっている」のだ、ということ。 母親になって、自分にこんなに母性があるんだといったことも含め、自分のいろんな面を新に発見させてもらえているといった感じです。出産・子育てというのは、新しい自分に巡り会える、“新しい旅の始まり”なのかもしれないですね。

そして、わが子というのは、やっぱり可愛いものですが、子育てをしていると、悩むこともたくさんあって、大変なこともあります。 ただ、今になってみたら、その悩みというのは、結局、どれもクリアすることができて、何とか今に至っているという感じです。

クリアすると、また新たな悩みが出てくるので、それがずっと続くのですが、クリアできない悩みというのはないのかな、と。すべての子育てに関する悩みというのは乗り越えられるものなんだというのが、私の実感です。「なんとかなる!」と思えるんです。

そんな私から、子育てを始めたばかりのママさんたちに言いたいのは、「そんなに思い詰めたり、悩みすぎないで楽しく子育てをしましょう!」ということです。

マイナス面ばかり考えないで、プラスの面を考えたほうがいいですよね。子どもの可愛いところだったり、子育ての楽しいところをたくさん見つけていくと、気持ち的に余裕を持って子育てができるようになれると思います。

それで、本当に困ったときには、主人や親、ママ友など、頼れる人には頼ったり、甘えられるところは甘えるようにしながら、子育てをしていって欲しいと思います。私も、子育ての楽しさをたくさん見つけて、心に少しでも余裕を持って楽しく子育てできるように、“頑張りすぎないで”やっていきたいと思います!

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この記事のキュレーター

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女優、タレント・三倉佳奈(みくら かな)。1986年大阪生まれ、1996年にNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で双子の姉、茉奈さんと共に子役としてドラマデビューし、以来「マナカナ」の愛称で人気となり、双子の女優・タレントとしてテレビドラマをはじめ、バラエティ番組や舞台、CMなどで活躍。2012年、大学時代に同級生だった男性と結婚し、2014年に第1子となる女児を出産してママに。育児と仕事を両立させる生活を送り、2016年4月には第2子を出産。

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