薬やお酒、タバコ、レントゲン…妊娠発覚前(妊娠初期)のあの行動、大丈夫?

妊娠中は薬やお酒を控えた方がいいということは知っていても、「妊娠に気づく前に飲んでしまった!」というケースは少なくないはず。
気になる妊娠発覚前(妊娠初期)のあの行動やこの行動、一体どの程度心配なものなのでしょうか?

週3で飲み会に参加……もう取り返しがつかないの!?

妊娠中にお酒を飲んだ場合、アルコールの成分は胎盤を通じてお腹の赤ちゃんに影響を与え、赤ちゃんに障害を引き起こすことがあります。

また妊娠中に喫煙すると、ニコチンの作用で血管が収縮するため赤ちゃんに十分な酸素や栄養がいかず、早産や低出生体重児になるリスクが高まります。

と言っても、それらのリスクが生じるのは、あくまで長期間、大量にアルコールやニコチンを摂取した場合。妊娠が発覚する前に何度か飲み会などでお酒を飲んだとしても、ほとんど心配ありません。

ただし、どちらも赤ちゃんに影響があるのはたしかなので、妊娠がわかった時点で控えるようにしましょう。

大好きなジャンクフード、食べすぎちゃったけど大丈夫?!

そのほか、コーヒー・紅茶やジャンクフードについては、妊娠に気づく前に少々とりすぎたからと言って特に心配はありません。ただ、やはり妊娠中は赤ちゃんへの影響を考えて、カフェインを含む飲み物は1日2~3杯程度に、ジャンクフードもできる限り控えるのが安心です。

妊娠初期って、薬の影響が一番出やすい時期じゃ!?

妊娠中に薬を飲んだ場合の心配の度合いは、薬を飲んだ時期や、薬の種類、量によります。赤ちゃんへの影響がもっとも出やすいとされているのは、妊娠4~7週の「器官形成期」。ちょうど妊娠が発覚するかどうかという時期です。

しかし、本当に心配なのは抗がん剤など限られた薬だけ。一般的な風邪薬や胃腸薬などで影響が出ることはまず考えられません。
飲んでしまった薬の影響がよくわからない場合は、医師に飲んだ時期や薬の種類を伝えて相談してみましょう。

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健康検査で受けたレントゲン。放射線の影響が心配…

レントゲン検査が赤ちゃんに与える影響も、検査を受けた時期や放射線の量によります。

妊娠初期の器官形成期は、赤ちゃんがレントゲンの影響を受けやすい時期とは言えますが、一般的な健康診断などでの胸部X線検査や歯科での検査であれば、放射線量はごくわずかなので、あまり気にやむ必要はありません。

胃のバリウム検査やCTスキャンやマンモグラフィなどだと、もう少し放射線量が多くなりますが、それでも通常は赤ちゃんへの影響が考えられるほどではありません。少しでも不安があれば、自己判断せず医師に相談するようにしましょう。

 

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この記事のキュレーター

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