母乳で育てたいママ必見!妊娠中からできるおっぱいケア

「赤ちゃんが産まれたら母乳で育てたい」と思っているママは多いはず。母乳育児には、一体どんないいことがあるのでしょうか?
母乳育児のメリットと、産後に順調に母乳育児をするための準備やケア方法をご紹介します。

カラダによくて経済的!良いことづくめの母乳育児

赤ちゃんにとってもっとも自然な栄養である母乳は、さまざまな利点を持っています。

まず、赤ちゃんに必要な免疫物質が含まれているという点。
特に最初の1週間に出る「初乳」には免疫物質が豊富に含まれています。

さらに消化・吸収がよい、吸うのに力がいるため顎の発達に良いという面も。
またママから見ても、授乳がカンタン、お金がかからない、産後の母体の回復が早くなるなどのメリットが。

そして何より、赤ちゃんとママが自然にスキンシップできるのが、母乳育児の素晴らしいところです。

とは言え、母乳の出やすさは体質なので、がんばっても母乳が出ないママもいます。ミルクにはミルクの利点があるので、あまりこだわりすぎないことも大切。

母乳希望のママも、ときには上手にミルクを取り入れながら、マイペースに母乳育児が続けられるといいですね。

ヘルシーな食事が良いおっぱいをつくる!

産後にトラブルなく、質の良い母乳を出すためには、今のうちから徐々に、おっぱいのコンディションを整えておくことが大切です。

最初に心がけたいのは、食生活の改善です。

妊娠中に糖分や脂肪分をとり過ぎてしまうと、産後、乳腺が詰まりやすくなり、乳腺炎を引き起こす可能性があります。

野菜を豊富に使った油控えめのあっさりした食事を基本にすれば、乳腺炎の予防になる上、妊娠中の体重増加も防げて一石二鳥です。

冷えは大敵!冬も夏もバッチリ対策

冷えはお腹の張りにつながることもあり、妊婦さんの大敵と言われますが、おっぱいにとっても敵です。

特に下半身が冷えると、体全体の血流が悪くなり、難産になったり、おっぱいの出に影響が出たりします。

寒い時期はもちろんですが、油断しがちな夏こそ、冷房による冷えには注意が必要。極端な薄着は避け、長袖やストールを持ち歩くなどして対策しましょう。

おっぱいマッサージで準備万全!

妊娠後期に入り、経過が順調であれば、おっぱいを出やすくするマッサージを始めてみましょう。

ここでは基本的なやり方をご紹介しますが、開始前に一度、産院で助産師などの指導を受けると安心です。

■乳頭を柔らかくするマッサージ方法
Step1.
親指、人指し指、中指で乳頭をつまみ、横方向に揉みながら、少しずつ指を先の方へずらしていきます

Step2.
そのあと縦方向にも同じようにマッサージします

■乳管を開通するマッサージ方法
Step1.
乳輪の境目に親指、人指し指、中指を当てて、乳房に向けてぐっと押します

Step2.
押した3本の指で乳頭を包み込むようにつまみ、手前に引き伸ばすようにします

Step3.
3本の指で乳頭をつまんだまま、こよりをよるときのように、少しずつ力を加えて揉みます

頻度は1日1~2回、時間は10~15分程度で十分。
もちろん、お腹の張りなど異変を感じたら直ちにストップしてください。

産後はなかなか思うようにおっぱいが出ない人もいるかもしれませんが、授乳を繰り返すうちに出るようになることも多々あります。
医師や助産師など産院のスタッフにも相談しながら、根気よく頑張りましょう。

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この記事のキュレーター

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