妹の出産、ときどき私。~7話 産まれる!!~

ルナルナ編集部の「まるたぬ」が妹の結婚・妊娠・出産について語ります。
連載7話目は、頑張って大きく成長する赤ちゃんにまたも急展開…!!

前回コラムはコチラ

緊急入院!


その時は突然来ました。
「内診したら、結構子宮口開いているからって、そのまま入院になりました…!」

もう何度目の衝撃でしょうか…
妹の妊娠を通してびっくりすることが多すぎて、もはやこれが平常になってきたような気がします。
妊娠37週目になった日、お昼前のことでした。

子宮口が5cm開くと入院になるのだそう。
調べてみると、5cm開いた状態から出産するまでは当日中の人もいれば一週間近くかかった人も。
「…でもまだ予定日まで3週間あるし、まさかね。」
そのまさかでした。

陣痛始まるも余裕の妹


妹とはその日の15時くらいまで普通に連絡を取っていました。

私:「入院ってまた急だね。今、どんな感じ?陣痛とか破水あったの?」
妹:「弱い陣痛がきてるけどまだ我慢できる範囲~。生理痛3日目レベル。」
私:「もう陣痛きてるの?!でも連絡をくれる余裕があるんだね~」
妹:「まだ本陣痛じゃないんじゃないかな?長い戦いになるのかも…?内診の方が痛いくらい。」
私:「なんで内診の方が痛いの?」
妹:「触診でグリグリされるんだよ。悶え逃げる私、追いかけてくる先生の手」
私:「そんな怖いこと言わないでよ(笑)」
妹:「お姉も体験するよ! 明日お母さんが来てくれるって~」
私:「お母さんも都内までの往復、大変だね。」
妹:「ねー!」

急展開続きだった妊娠期間、最後まで急展開


その後仕事をしていた私に、18時半頃母からの電話が。
母:「陣痛が7分起きになって、本格的に始まったって!」
私:「え?今日?え?」
母:「今から都内行ってくるから!また連絡するね!」

私:「ねぇ、妹が今朝入院したんだけどさ、もう出産するらしいんだけど」
私の旦那:「え!!!?」

晩御飯でアジの開きを食べていた21時半に、再度母から連絡が。
母:「分娩室に入ったよ!」

そして、食後に食器洗いをしていた23時前に、母からまた電話がありました。
母:「無事産まれたよ~!こんなに早く産まれるなんて!」
私:「ふわあああああ!!!!!!!!」

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…やっぱり妹はライトスピードなのでした。
産まれたのは2390gの元気な男の子。
私は、伯母さんになることができました。

次回は「妹の出産、ときどき私。~8話 こんにちは赤ちゃん、初めまして!~」です。

この記事のキュレーター

九州からこんにちわ、丸顔でタヌキ顔のまるたぬです。


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