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医師に聞く!生理痛を和らげる方法

生理痛の症状は腹痛、腰痛、全身の倦怠感など様々ですが、いずれも我慢している人が多いと言います。症状に見合った対処をすれば痛みは和らぎますので、無理をせず対策するようにしましょう。医師の監修のもと、生理痛の対処法について紹介します。

生理痛の症状

生理痛の症状は人それぞれですが腹痛、腰痛、頭痛などの身体的な痛みの他、全身の倦怠感やだるさなど漠然とした痛み、そしてイライラ、無気力、憂うつ、怒りっぽいなど精神的な症状を伴うこともあります。

さらに吐き気、胃痛、食欲不振、下痢、めまいを伴うこともあります。

痛み方も人によって違い、締め付けるような痛みが起きたり消えたりすることもあれば、鈍い痛みがずっと続くこともあります。

この痛みは生理直前から始まることが多く、1日目は最もきつく、だいたい2日ほどで治まることが多いです。

我慢しないで自分に合った対処を

ある調査で2万7千人以上の女性にアンケートをとったところ、生理痛のない人はわずか11.8%だったと言います。つまり症状には個人差があれど、約90%の女性に生理痛があることがわかりました。

こんなにも多くの女性が不快感や痛みを持っているにもかかわらず、同調査によると、その対処法は「何もせずに我慢する」(43.3%)と「横になって休む」(48.9%)が圧倒的多数を占めました。

痛いのであれば、我慢する必要はありません。生理痛は生活の中で改善することが可能です。ただし生理の痛みは千差万別なので、友だちや家族などと同じ方法で和らぐとは限りません。

毎月の生理がキツイという人は、色々な方法を試してみましょう。痛みを和らげるコツがきっと見つかるはずです。

生活の中でできる対処法

冷えを予防し、身体を温める生活

身体を締めつける服装はやめソックスを履く、冷房の効いた場所では膝にブランケットをかける、お腹や腰にカイロを当てるというように、下半身を温めるよう工夫することが大切です。

適度な体操&リラックス法

ストレスを溜めないよう、生活に適度な体操を取り入れましょう。自分なりのリラックス法などを見つけると、より効果的です。 同じ姿勢を続けていると、血行が悪くなるだけでなくストレスも高まります。

30分に1度くらいは思い切り伸びをしたり屈伸運動をするなどして、身体を動かしましょう。またバランスの良い食生活や十分な睡眠など、規則正しい生活を送ることも大切です。

薬による対処法

どうしても痛みが治まらないという人は、我慢せずに薬を服用するようにしましょう。以下に、生理痛に効く主な薬を紹介します。

・鎮痛剤(NSAIDs)
プロスタグランジンの作用を抑える働きがあります。プロスタグランジンは子宮の収縮を促す物質で、この分泌量が多いと強い痛みが引き起こされます。

・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬
主な女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が含まれる薬です。排卵を一時停止させることで、生理による痛みや症状を緩和します。

・漢方薬
体質を改善することで、血行を良くする効果が期待できます。血行の滞りをなくすことによって、痛みが緩和されます。漢方薬は体質改善のための薬であるだけに、自分に合ったものを処方してもらうことが大切です。婦人科でも処方が可能であり、保険も適用されます。

生理痛に悩む人の中には、「家事も手につかない」「つらくて学校や会社に行けない」など、日常生活にも支障があるほど重い症状の人もいます。このような場合は、子宮内膜症など、別の病気が隠れている可能性もあります。早めに医師に相談し、原因を調べるようにしましょう。

 

生理痛には、女性ホルモンも大きく関係してきます。
ホルモンバランスの乱れチェック」で状態を確認してみましょう。
外部サイトに移動します

 

この記事の監修ドクター
吉井クリニック 院長  吉井友季子先生

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