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妊娠したい人の基礎知識(5)基礎体温と月経周期

生理不順があったり、妊活を行っているときは基礎体温をつけることが推奨されますが、これはどのような理由からでしょうか?基礎体温を測ることでわかる女性の体内メカニズムについて解説します。

妊娠したいと考える女性にまずおすすめしたいのが、毎日の基礎体温を測定することです。基礎体温を測ることでわかることや、妊娠の成功にどのように役立つのかについて、詳しく解説します。

基礎体温ってなに?

基礎体温とは、朝目覚めて体を動かす前に測る「安静時の体温」です。女性の体温は、病気や重度のストレス時などを除くと、平均して0.3~0.5度前後の間で周期的に変化しています。そのため、体を動かす前の安静時体温を基礎体温としているのです。

基礎体温でわかること

基礎体温を毎日チェックすると、健康状態など、自身の体のさまざまなことがわかるようになります。特にわかりやすいのが、月経周期です。

体が健康な状態である場合、基礎体温をグラフに記録して1か月の体温変化を見てみると、体温が低い期間と高い期間に分かれているはずです。健康な成人女性の基礎体温は、月経が始まってから約2週間はやや低め、その後~次の月経が始まるまでの約2週間はやや高めとなります。このように、基礎体温が低温期と高温期の2層に分かれていれば、女性ホルモンが正常に分泌されていて、きちんと排卵されていると判断できます。

さらに基礎体温をチェックしていくと、低温期から高温期へ移る直前に、体温が一度くっと下がる日があります。これを陥落日と呼びますが、これが、いわゆる排卵日です。このように、基礎体温を記録して月経周期を知ると、排卵日の予測もできるようになります。

ただし、体質や体調によっては、高温期がなかったり、月経が始まっても体温が下がらない場合があります。基礎体温が正常でない(2層に分かれていない)ときは、体調が崩れているか、体内に疾患が隠れている可能性があります。たとえば、以下のような異変がある場合は婦人科疾患の疑いがあるので、早めに専門医に相談することをおすすめします。

・低温期が続き高温期がない場合…月経があっても排卵がない可能性があります。

・月経が始まっても高温が続く場合…子宮内膜症の疑いがあります。

・高温期が短い場合、あるいは1回の月経周期で高温期が2度ある場合(M字型になっている場合)…黄体機能不全の疑いがあります。

このように、基礎体温が低温期と高温期の2層に分かれていれば、女性ホルモンが正常に分泌されていて、きちんと排卵されていると判断しがちです。しかし、実際に超音波エコーで調べてみると排卵していない事があります。そのため、なかなか妊娠しないで悩んでいる方は、婦人科で排卵前に発育卵胞がある確認と数日後に消失している確認をしてもらいましょう。

※基礎体温のつけ方については、『妊娠したい人の基礎知識(6)基礎体温の正しい測り方と注意点』をご覧ください。

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この記事のキュレーター

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