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つわりの症状で赤ちゃんの性別がわかるって本当?
妊娠がわかると、生まれてくる子どもが男の子か女の子か、性別が気になるもの。通常、赤ちゃんの性別が母体の中でもわかるようになるのは、妊娠16週目ごろを過ぎてからといわれていますが、妊娠16週まで待たず、「つわりの症状で赤ちゃんの性別がわかる」という噂もあります。それは本当なのでしょうか?
妊娠がわかると、生まれてくる子どもが男の子か、女の子か、性別が気になるものですよね。
通常、赤ちゃんの性別が出産前に経膣超音波検査でわかるようになるのは、妊娠16週目頃を過ぎてからといわれています。
妊娠16週まで待たず、「つわりの症状で赤ちゃんの性別がわかる」という噂もありますが、それは本当なのでしょうか?
気になる真相について調べてみました。
つわりはなぜ起きるのか
予定日を過ぎても生理がこず、吐き気がしたり、カラダがだるく熱っぽくなったりして、「もしかして妊娠したかも!?」という時期があります。
女性が妊娠に気付くきっかけとなるのが、この「つわり」です。
つわりが起こる原因は、まだはっきりと解明されていませんが、ホルモンバランスの変化・自律神経の乱れが影響しているのではないかと考えられています。
妊娠すると、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンや黄体ホルモンの分泌が活発になり、女性のカラダが妊娠して赤ちゃんを体内で育てていこうと変化をしはじめます。 妊娠するとその変化が急激に起こるため、自律神経が乱れるのです。
つわりには個人差があり、症状が重い人もいればまったくない人もいます。
「つわりかな?」と思ったら、まずは産婦人科できちんとチェックしてもらいましょう。 妊娠であると診察されたら、自分のつわりの症状とうまく向き合っていきましょう。
つわりの傾向と赤ちゃんの性別
さて、つわりの症状によって赤ちゃんの性別がわかるといわれているのはなぜなのでしょうか。
いくつかつわりの傾向があるようですので、その例をご紹介しましょう。
つわりが重いと女の子?軽いと男の子?
女性は妊娠すると、子宮内に絨毛(じゅうもう)が生えます。そこからhCGと呼ばれるホルモンが多量に分泌されます。
hCGには嘔吐中枢を刺激する作用があるため、つわりの症状となる吐き気や嘔吐などがあらわれるとも考えられています。 そして、女の子を妊娠したときの方が、このhCGの分泌量が多いという検証がされているため、つわりが重い場合は女の子、つわりが軽い、またはない場合は男の子、といわれる傾向があります。
実際、妊婦さんの体験談のなかにも、女の子を妊娠したときの方が男の子のときに比べてつわりが重かった、という人が多いようです。 しかし、つわりが重いか軽いかは、感覚的かつ個人的な判断なので、あくまでも参考にする程度にして、医師から正しい判断を仰ぐようにしましょう。
つわりによる食べ物の趣好によってもわかる?
つわりがひどいときは、食べられるものと食べられないものの嗜好がはっきりします。
魚系はニオイを嗅ぐだけでも吐き気がしてしまうのに、やたらと肉系が食べたくなる。ステーキやハンバーガー、フライドポテトなどカロリーが高く油っぽいものを欲する・・・ そんなときは、男の子が生まれるといわれています。中には野菜ばかり食べたくなるという人もいるようですが。
一方、ケーキやチョコレートなどのスイーツや甘いものを食べたくなる場合は、女の子が生まれるといわれています。 しかし、どれも根拠はないので、あくまでも目安として判断するようにしましょう。
そして、気をつけたいのは、栄養バランスの偏りや食べすぎです。 甘いものばかり、肉ばかりを大量に食べていては、体重が増えて母体に負担を与えてしまうので、妊娠中は食べ物の嗜好とうまく付き合った体調管理を心がけましょう。
つわりの症状で本当に性別がわかるの?
つわりは、その人の年齢や体調によっても症状が異なります。 そのため、つわりで赤ちゃんの性別がわかるという説は、医学的な根拠はありません。
将来生まれてくる子どもの姿を思い浮かべながら、楽しみに待ちましょう。

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