
災害・緊急時に!簡易おむつ・ナプキンの作り方
災害や緊急時にもしオムツが必要な赤ちゃんがいたり、生理になってしまったら…?
覚えておきたい、困っている人に伝えたい簡易おむつとナプキンの作り方。
災害・緊急時の困った衛生問題
地震や大雨など、予測できない自然災害はいつ起こるかわかりません。避難生活をしなければいけない時、思うように物資が届かない。
そんな時にオムツが必要な赤ちゃんがいたり、生理になってしまったりしたらどうすれば良いでしょうか?
運よく災害や緊急時にオムツや生理用のナプキンを持っていたとしても、物資が届くまで十分な量をいつでも持っているというのは不可能に近いでしょう。
オムツやナプキンは長時間つけたりして不潔な状態が続くと感染症や皮膚炎などを引き起こす可能性が高くなります。
また、緊急時には生死にかかわる病気やケガを負った患者が優先して治療を受ける、生命の維持にかかわる食品などが物資として先に届く(それでも数日はかかることが見込まれます)ため、日用品や、感染症・皮膚炎などに困っても解消までにかなりの時間がかかってしまうことが予測されます。
そんな困った災害・緊急時のために東京都が配布している「東京防災」より、緊急時の簡易オムツ・ナプキンの作り方をご紹介します。
困ったときにお役立てください。
簡易おむつの作り方
材料:取っ手のあるレジ袋、さらし(布)、ハサミ
1:大きめのレジ袋を用意します。もち手の端と両側を切って開きます。
その上に清潔なさらし(布)やタオルなどを畳んで置きます。
2:布の上に赤ちゃんのお尻がくるように寝かせ、上側になったもち手部分を赤ちゃんのお腹の前で結びます。
3:下側のもち手部分をT字帯の要領でお尻からお腹の前に入れ込みます。
4:余った部分を下に折り返します。
簡易ナプキンのつくり方
材料:タオルハンカチ(清潔な綿素材が望ましい)、ティッシュペーパー(または余り布)
1:タオルハンカチ(清潔な綿素材が 望ましい)を用意し、下着の大きさ に合わせて両側を折り込みます。
2:もし材料が揃えばその中に、ティッ シュペーパーや余り布を入れます。 お尻のほうに広い面を当てれば夜も 安心です。
ガムテープなどで輪を作って、下着に貼り付けることも可能です。ガムテープは汚れを弾いたり、防水効果が期待できるので漏れの心配も少なくなります。
その他、ナプキンの代用となるもの
・ラップで下着をくるむ。
・トイレットペーパーやティッシュペーパーを 折り重ねて使う。
・ひとつだけ残っているナプキンがあれば、 その上にトイレットペーパーを重ねて使う。
・使い捨てできる清潔なタオルや布で代用する。
災害や緊急時に向けて準備をしておくことも必要ですが、防災バッグの大きさや持てる量にも限りがあり、おむつや生理用品はかさばるので十分な量を用意できないことも。
そんな時に覚えておきたい緊急時の簡易おむつ、ナプキンの作り方、自分だけでなくほかの女性が困っていたら是非教えてあげてくださいね。
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