sleeping-1159279_1920

10組に1組が不妊?意外と身近な「不妊症」の原因を知ろう

不妊症とは「妊娠を望むにも関わらず一定期間妊娠しない」という症状のこと。不妊症に悩むカップルは珍しくなく、その割合は10組に1組、あるいはそれよりも多いと言われています。不妊症になりうる要因や、不妊症を疑うときにまずは自分でできることを知って、不安に負けず前向きに不妊症と向き合いましょう!

ここ数年で“妊活”という言葉がよく使われるようになりましたが、その背景には子どもが欲しくてもなかなか妊娠できないと感じているカップルが増えたことによることが1つ考えられます。 不妊症という言葉の意味や原因、不妊症を疑うときどんなことに注意すればよいか、不妊症に関する情報をまとめました。

意外と身近な不妊症

結婚して子どもを望んでいるけれど思うように妊娠しないと「もしかして不妊症かも?」と不安になってしまうことがありますよね。 その場合、不妊症かどうか婦人科で検査したいと思うかもしれません。ですが、不妊症という病気はありません。

不妊症というのは「妊娠を望むにも関わらず一定期間妊娠しない」という症状のことを指しています。 この一定期間について日本産科婦人科学会では現在、1年と定義しています。

ただ、ここ最近では晩婚化の傾向にあるので妊娠・出産の年齢が高まっているため、年齢によってこれより短い期間の不妊でも検査や治療を開始することもあります。 不妊症とされるカップルの割合は10組に1組、年齢によってはそれよりも高い割合とも言われています。一見他人事に思える不妊症ですが、実際は誰にでも起こりうる身近な症状です。

不妊症の主な原因

不妊症の原因にはいくつかあり、女性側、男性側どちらにも妊娠しにくくなる原因がある可能性があります。あるいは、特にこれと言った原因がわからない場合も少なくありません。

そもそも女性は年齢を重ねるほど妊娠しにくくなることもわかっています。不妊の原因は1つだけではなく、さまざまな原因が絡み合って起こることが多いのです。

不妊症と言うと女性側のものだと思われがちですが、実際には不妊症とされるカップルの半数は男性側にも原因が考えられると言われています。そのため、不妊症に関する検査を受ける場合は男女共に受けるのが基本です。

女性側に考えられる原因の例

・排卵因子…甲状腺異常、肥満や体重減少、ホルモンバランス異常などによって排卵がない。

・卵管因子…癒着や狭窄などで卵管が詰まっている。クラミジア感染症や子宮内膜症などの炎症も原因になる。

・子宮因子…子宮筋腫、先天性の形態異常。血流の悪さや、癒着が不妊につながることがある。

・頸管因子…子宮頸管粘液の分泌が不十分、子宮頸管の炎症などにより精子の侵入が妨げられる。

・免疫因子…精子を攻撃する抗精子抗体を持つ場合に、これが分泌されることで精子の運動性がなくなる。

男性側に考えられる原因の例

・造精機能障害…精子が無い、数が少ない、運動性が低いなど精子の異常によるもの。

・精路障害…精管や尿道が詰まっていることで射精しても精子が排出されにくい。結核菌や淋菌、精巣上体炎による炎症や、生まれつきによるもの。

・性交障害…勃起障害、膣内射精障害などにより性交が難しいもの。ストレスなど精神的なものや、糖尿病など病気が原因になることもある。

不妊症かな?と思ったら、まず何をすればいい?

自分が不妊症かもしれないと思ったら、婦人科に行くのはもちろんですが自分でもできることがいくつかあります。焦って不安になる前に、自分なりに体の状態を確かめてみてくださいね。

基礎体温をつける

基礎体温は通常、生理開始から排卵までの期間が低温層、排卵から生理までの期間が高温層というように2層に分かれたグラフを描きます。 自分の基礎体温のグラフパターンによって排卵の有無や生殖機能、ホルモンバランスの状態を予測することができるのです。

婦人科によって受診の際に基礎体温のデータを求められることもありますし、排卵日を予測する際に参考になりますので習慣にすることをおすすめします。

生理周期や生理時の症状もチェック

生理痛がひどかったり、出血の量が多いあるいは少ない、生理周期が長い短いなど、生理周期の乱れや不快な症状は生殖器やホルモン分泌に異常があることも考えられます。

生理周期やホルモンバランスの乱れは、不妊症につながることがあるので、不安がある場合はひとまず婦人科で相談してみましょう。

生活習慣の見直し

妊娠しやすい状態を保つには、何よりもココロとカラダが健康であることが大切です。不規則な生活やタバコやアルコールなどの嗜好品、肥満や痩せすぎ、偏った食生活などはいずれも妊娠しにくくなる要因につながることがあります。

過剰なストレスがなく、健康的な生活習慣を心がけることも大切です。 子どもを望んでいるのにも関わらず、自分が不妊症かもしれないと感じることはとても辛いことですよね。

でも、あまりに悲観的になるのは妊娠するため、そもそも健康のためによくありません。なかなか妊娠しないとか、生理に不安があるようなら一度婦人科に相談してみましょう。その上で、今後の家族計画や治療方針など、ご自身の妊活について前向きに、冷静に考えてみてくださいね。

キーワード / keyword

この記事のキュレーター

icon_lnln_editer
生理日管理ツールの決定版「ルナルナ」が生理にまつわる悩みから妊活・妊娠・出産・育児までの困った!をサポートする情報をお届けします。
sleeping-1159279_1920

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ルナルナの最新情報をお届けします