はいはいが始まったら気になる…赤ちゃんのつかまり立ちはいつから?

はいはいをしだすと、つかまり立ちをする赤ちゃんが増えてきます。ここでは、赤ちゃんのつかまり立ちがいつから始まるのかについて、特徴や注意点などとともにご紹介していきます。

赤ちゃんがはいはいすると、次はつかまり立ちをするようになります。個人差があり、どの赤ちゃんもつかまり立ちするわけではありません。 ここでは、つかまり立ちがいつから始まるのか、どんな変化が起きるのか、生活の注意点を紹介します。

つかまり立ちはいつから?個人差のある赤ちゃんの成長

赤ちゃんがつかまり立ちをし始める時期には個人差があり、つかまり立ちが早い=成長が早いというわけではありません。 だいたい8〜10ヶ月ごろにはつかまり立ちし始めるケースが多いようですが、時期の変動は充分にあります。 中には、はいはいをし始める前からつかまり立ちをしようと試みる赤ちゃんもいます。

67ヶ月ごろ

生後6ヶ月〜7ヶ月ごろからつかまり立ちをみせる赤ちゃんは、手や腕の力が比較的ある赤ちゃんが多いようです。

手や腕で机や手すりなどを捉え、よじ登るようにカラダを起こして立とうとします。ひざを伸ばし、必死におしりを持ちあげようと頑張っている姿が見られるでしょう。

この時期につかまり立ちをする赤ちゃんは、はいはいよりも立つことに興味がある赤ちゃんが多いようです。

89ヶ月ごろ

8〜9ヶ月になると、はいはいで鍛えられて足腰が強くなっている赤ちゃんが増えます。つかまり立ちを試みる赤ちゃんも多くなるでしょう。

足腰が安定してくる時期ですが、注意すべきなのが頭の重さです。カラダはだんだんと安定してきますが、まだまだ自分の頭の重さに堪えられず、フラフラしてしまうこともあります。

10ヶ月ごろ

10ヶ月ごろからつかまり立ちを始める赤ちゃんは、比較的にのんびりとした性格の子供であることが多いそうです。

ママとしては、他の子よりも成長が遅いのではないかとソワソワしてしまいますが、健診などで指摘されないかぎり、問題はありません。

手や腕の力がつき、足腰が安定している時期のため、ある日突然つかまり立ちをするようになったと感じるママも多いようです。

つかまり立ちを始めた!赤ちゃんにはどんな変化がある?

赤ちゃんがつかまり立ちを始めると、どのような変化が起きるのでしょうか。

視野が広がる

つかまり立ちをするまで、自分では床付近の景色しか見ることができなかった赤ちゃん。 それが、つかまり立ちをすることにより、今までよりも高い位置から世界を見渡すことができるようになります。視野が広がり、さらに興味の範囲も広まるでしょう。

運動機能が高まる

つかまり立ちをしだすと、はいはいの時とは別の筋肉が鍛えられるようになります。 自分の体重の多くを自力で支えることになるので、ひざの屈伸ができるようになり、足の指先に力を入れて踏ん張ることもできるようになります。 また、フラフラするカラダを支えるためバランス感覚も鍛えられます。

赤ちゃんがつかまり立ちをしない?ママはどうすればいい?

10ヶ月を過ぎてもつかまり立ちをしない場合は、練習してみてもいいかもしれません。

練習する際には、ローテーブルや手すりなどの安定したもののそばに連れて行き、手をつかせ、大人が赤ちゃんの脇を抱えて立たせるように支えましょう。

最近では、テーブルのような形のおもちゃもあり、赤ちゃんが自然とつかまり立ちできるような製品も販売されています。 ベビージムや手押し車などを置いておき、自然と赤ちゃんがつかまり立ちの練習をできるような環境を作っておくのもいいですね。

ケガや事故には充分注意をはらって

つかまり立ちは赤ちゃんの成長の大切なひとつの段階です。ケガや事故に注意をはらいながら、できるだけ見守るようにするのがいいでしょう。 もし転んでも大丈夫なように、周囲に固いものや尖った角のあるものを置かない、角があるところにはクッション性のあるカバーをするようにすることも大切です。

 

この記事の監修
日本小児科学会専門医 菊池 透先生

初回公開日:2016年12月20日
最終監修日:2021年4月19日

この記事のキュレーター

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