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頭痛、腹痛…生理後の体調不良、対策は?

生理前にカラダの不調が起こるPMS(月経前症候群)はよく知られていますが、実は生理後にも頭痛や腹痛といった生理前と同じような症状が出てしまう場合があります。これらの不調はどうして起こるのでしょうか?

ここでは、生理の後に起こる体調不良の原因と対策についてご紹介します。

生理後に起こる体調不良の原因は?

本来であれば、生理後はエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの分泌量が増加するため、体調が安定してくる時期。しかし、ホルモンバランスが崩れてエストロゲンが減少したままになると、頭痛や腹痛、吐き気といった生理前のような症状が続いてしまう場合があります。

また、生理中は子宮周辺に血液が集まるため、脳への血液供給が減少して「虚血性貧血」になりやすく、めまいや疲労感といった症状を生理後までひきずってしまうことも。生理後の体調不良はこのような理由から起こるのです。

生理後の体調不良対策① 食事で改善!

生理後の体調不良に悩まされたら、まずは休息を取って体調を回復させること。

そして、次にするべきは毎日の食生活の改善です。

体調を整え、ホルモンバランスの乱れを防ぎ、貧血を起こしにくいカラダを作るには、どのような栄養素を摂れば良いのでしょうか?

●ビタミンBでカラダを元気に!

体調を整えたい時は「ビタミンB群」を含む食べ物の出番。

ビタミンB1を含む玄米や豚肉、ビタミンB2を含むレバーやうなぎは、糖質や脂質の代謝を促して全身の細胞にエネルギーを供給するほか、さまざまな不調の改善にも効果が。

ビタミンB6を含む肉や魚、バナナはココロを安定させ、肌の調子も整えてくれます。

●大豆パワーでホルモンバランスを整える

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることが分かっています。不足しているエストロゲンの代わりに、大豆イソフラボンを多く含む納豆や豆腐を食べることで、ホルモンバランスの改善が期待できます。

また、ダイエット中の女性は肉類を避けがちですが、肉類に含まれる良質な動物性タンパク質は女性ホルモンを作るために必要な栄養素。体内ではつくることのできない「必須アミノ酸」がバランスよく含まれていることもポイントです。適度に摂取してホルモンバランスを整えましょう。

●魚やレバーを食べて貧血を回復

貧血の時は、マグロやカツオ、豚や鶏のレバーなどを積極的に摂りましょう。これら動物性食品に含まれる「ヘム鉄」は、野菜や貝類に含まれる「非ヘム鉄」よりも効率的に鉄分を摂ることができます。

魚やレバーが苦手な人は、サプリメントに頼るのも方法のひとつですよ。

生理後の体調不良対策② 女性の大敵“冷え”を防ぐ!

冬は気温、夏はエアコンの影響で、現代に生きる女性は1年中“冷え”にさらされています。しかし、冷えはさまざまな不調を引き起こす万病のもと。体温が1度下がると免疫力は3割低下、逆に1度上がれば5倍になるとも言われるほど、カラダに与える影響は大きいのです。

また、冷えは自律神経を乱れさせ、女性ホルモンのバランスにも悪影響を及ぼします。

以下の対策で、冷えを撃退しましょう!

●筋肉を動かしてポカポカボディに

冷えの原因である血行不良は、毎日の適度な運動によって改善できます。筋肉には血流を促すポンプの役割があるため、運動で筋肉を動かすことで血液が全身に行き渡るのです。

また、筋肉はそれ自体が熱を生む発熱器官。運動で刺激を与えれば筋肉はポカポカと温まりますよ。

理想の運動量は、12030分のウォーキング。それが難しい場合は、空き時間や寝る前に1510分のストレッチを行いましょう。ふとももの前後やお尻などにある大きな筋肉を伸ばすことは、血行促進に効果バツグンですよ。

●お風呂で血行促進&ホルモンバランス回復

冷えの解消に効果的でもっとも簡単な方法はお風呂に入ることです。カラダを温める「温熱作用」が全身の血管を広げ、カラダに圧力を加える「水圧作用」が血液の循環を促して冷えを改善させます。38℃前後のゆるめのお湯に、1015分かけてゆったりとつかるのがおすすめです。

また、お風呂でリラックスすることは自律神経を整え、さらには自律神経と密接な関係にある女性ホルモンのバランスを整えることにも繋がります。暑い季節はついシャワーで済ませたくなりますが、なるべく毎日湯船につかってカラダをメンテナンスしてあげましょう。

それでも生理後に不調が続いたら、早めに受診を!

食事の改善や冷え対策を行っても生理後の不調が続く場合、その原因はホルモンバランスの乱れや貧血などではないかもしれません。直前の生理は出血量が少なく短期間で終了、生理後も高温期が続き、風邪をひいた時のようなだるさを感じる時は「妊娠」の可能性があります。

また、カラダが重く動けなくなるほどの疲労感があり、下腹部や腰の周辺に痛みを感じる時は「子宮内膜症」や「子宮筋腫」の可能性も…。

そのほか、気になる痛みや違和感がある時は、早めに婦人科を受診しましょう。

頭痛、腹痛、吐き気といった生理後の体調不良の原因となるホルモンバランスの乱れや貧血は、食事や運動、入浴などの、ちょっとした生活習慣の改善で治すことができます。早めに対策をうって、痛みや辛さとサヨナラしてくださいね。

この記事のキュレーター

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