生理期間って平均どのくらい? あなたは長・短どっち派?

女性にとって長い付き合いになっていくのが生理。ひとくちに生理といっても、周期や期間は人によってさまざまなパターンがあるものです。生理とうまく付き合っていくためにも、自分のカラダのリズムを知ることはとても大切です。

今回は、生理期間について解説していきます。

生理のしくみを知ろう!

女性のカラダと生理は切り離せない関係ですが、そもそも生理とは、どのようなものなのでしょうか?

子宮の内側は、子宮内膜という粘膜に覆われています。その粘膜は、妊娠準備つまり卵を迎えるために徐々に厚くなっていき、生理前には1㎝ほどになるそうです。この子宮内膜は、卵が来なかった場合、つまり妊娠しなかった場合、はがれ落ち体外へ排出されます。それが生理です。

正常な生理周期(生理始まった日から次の生理の始まった日)は、約2538日とされています。

 

平均的な生理期間はどのくらいなの?

では、正常な生理期間(1回の生理が始まってから終わるまで)はどのくらいなのでしょう?

一般的には37日間が平均的な生理期間といわれています。子宮のサイズや子宮の出口の広さによっては長くなったり、短くなったりします。またその月の体調によって粘膜の厚さが変わり、短い月と長い月の差があることもあります。

自分の生理期間が長いか短いかは、どうやってわかるの?

平均生理期間は、37日間です。2日以内に生理が終わる人は「過短月経」、8日以上生理が続くという場合には「過長月経」とよばれます。

「過短月経」の場合は、生理が来たことにも気づかないこともあり、逆に「過長月経」は長いケースだと1カ月以上も生理が続くこともあります。

これらの原因は、婦人科・産婦人科で、基礎体温や出血量、エコー検査などで調べられます。心配なときは医療施設を受診しましょう。

生理期間だけではなく、生理の量もチェックしよう!

生理期間だけでなく、生理の量もどのくらいが正常なのか知っておくのも大切です。

しかし、生理の量が正常であるかどうかの判断はなかなか難しいもの。そこで確認したいのが、ナプキンの交換頻度や3日目以降の経血量。

ナプキンを1時間ごとに交換しなければ、経血がもれてしまう、3日目以降も経血量が減らない、などで困っている状況は「過多月経」といいます。また、出血はあるがナプキンにちょっとつく程度で終わってしまう……という場合は「過小月経」かもしれません。

生理期間が長い「過長月経」の原因は?

過長月経の原因にはさまざまものが考えられます。そのなかでよくあるのは、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、まれですが子宮内膜がんなど悪性の病気が隠れていることもあります。

生理期間が短い「過短月経」の原因は?

過短月経は、1度だけのときは、妊娠の初期症状(本当は生理ではないのにそれを生理だと思ってしまう)との区別が大切です。いつもと違ってあまりに生理の期間が短かった時、かつ妊娠の可能性がゼロでないときは妊娠の可能性を念頭に置きましょう。毎回の生理が短いときは、ホルモンバランスのみだれ、甲状腺の病気、子宮内膜の癒着、子宮が未発達であるなど原因はいろいろと考えられます。

「過長月経」・「過短月経」、それぞれの治療法は?

なにかの病気の症状のひとつとして、「過長月経」や「過短月経」になっている場合は、その場合はもととなっている病気の根本的な治療を行っていきます。

ホルモンバランスのみだれがある場合は、生活習慣を改善しつつ、場合によってはホルモン剤の投与によってホルモンバランスを整えていきます。

もしも自分の月経に異常を感じたなら、早めに婦人科・産婦人科を受診するようにしましょう。特に今あるいは将来妊娠を望む場合は、放っておくと不妊の原因にもなりかねません。

自分のカラダのSOSを見逃さないよう日頃からできる生理日チェックや基礎体温測定などを習慣化するのもいいでしょう。

 

この記事の監修
日本産科婦人科学会専門医  甲賀 かをり先生

初回公開日:2016713
最終監修日:2021422

この記事のキュレーター

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