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実は吐き気も生理痛だった!?原因と対策を知って、つらさを乗り越えよう

生理が始まると、なぜか胃がムカムカする…。生理中に吐き気を感じる人は意外に多いようですが、実はその吐き気も生理痛のひとつってご存知でしたか?

どうして吐き気が起きるのか、どうやったらつらい症状が改善するのか、具体的にみていきましょう。

その吐き気、実は生理痛だった!

大人になってだんだん生理とのつきあい方に慣れてきたものの、生理期間中のカラダの不調はやっぱりつらいですよね。

生理痛といえば「お腹の痛み」が挙げられると思いますが、腹痛といっても人によってさまざまな症状があるようです。「お腹の奥に重い痛みが続く」、「針で刺されるような痛さ」、「お腹が絞られるような痛さ」などいろいろ。世の中の多くの女性が毎月こういうつらさを耐えて過ごしていると思うと、女性特有の強さをひしひしと感じますよね。

人によって生理痛の種類はさまざまですが、中には子宮のある下腹部だけでなく、胃に吐き気やムカムカを感じる女性も多いようです。

「えっ、生理と吐き気は関係ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は吐き気も生理痛のひとつ。

生理中は下腹部の痛みと同時に胃がムカムカして食欲が落ちてしまったり、実際に吐いてしまったりする女性もいるようです。お腹の痛みだけならまだ我慢できそうですが、吐き気があると外出も控えがちに…。

こうした生理中の困った吐き気がいったいなぜ起こるのか、吐き気を改善する方法について、じっくりみていきましょう。

生理を起こすホルモンが、吐き気も起こしている?

定期的にやってくる生理は、女性のカラダの中で子どもをつくるシステムが働いていることを示しています。

卵子は約ひと月に1回、ひとつずつ排卵されます。子宮では卵子が受精したときに供えて、受精卵が着床しやすいベッドのような環境を準備します。卵子が受精しないと、受精卵のために準備されていた子宮内膜の組織や経血がいらなくなり、カラダの外に出されます。これが生理です。

約ひと月のサイクルで排卵と受精卵のためのベッドづくり、そして使わなかったベッドの排出がカラダの中で起きているのです。

いらなくなった子宮内膜の組織や経血をカラダの外に排出するために「プロスタグランジン」というホルモンが分泌されます。「プロスタグランジン」は子宮の筋肉を刺激・収縮させて、子宮内部にある組織や経血を生理としてカラダの外に押し出していく働きをもっています。生理を起こすこのホルモンが働くことで子宮の筋肉が縮まり、生理痛特有の下腹部の痛みが起きます。

この「プロスタグランジン」は子宮だけでなく、そのまわりにある臓器にも影響を与えることがあります。「プロスタグランジン」の働きで胃が強く刺激されると胃酸過多になり吐き気がするほか、胃が圧迫されると胃もたれのようなムカムカが現れるのです。

つらい生理中の吐き気はこれで改善!

「プロスタグランジン」は生理を起こす大切なホルモンであると同時に、それが生理痛や吐き気の原因になることがあるとわかりましたよね。

生理中のつらい吐き気を抑えるには、「プロスタグランジン」の分泌を最小限にすることがポイントです。

●血行をよくして、カラダを冷えから守る

「女性はカラダを冷やしてはいけない」といわれますが、まさにその通り。

カラダが冷えていると血行が悪くなり、筋肉が収縮します。すると筋肉を動かすために「プロスタグランジン」が多く分泌され、生理痛や吐き気の原因となってしまいますので、生理中は特にカラダを冷やさないように注意しましょう。

具体的にはお腹まわりにホッカイロを使う、湯船にゆっくり浸かって温まるのも効果的です。暑い季節は空調でカラダが冷えすぎないように気をつけたいですね。

カラダの中から温めるホットドリンクもおすすめですが、コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインは毛細血管を収縮させてカラダを冷えやすくしてしまうため、ハーブティーなどがよいでしょう。

また普段からストレッチやヨガなど、適度な運動で血行をよくしておくことも効果的です。

●つらい時は我慢しないでお薬を

あまりにもつらい時には、我慢せずにお薬を飲んでもよいでしょう。

「プロスタグランジン」の分泌を抑える、生理痛に効くいくつかの鎮痛剤が薬局で販売されています。鎮痛剤にはその成分によっていろいろな種類がありますが、中には副作用で吐き気がでてしまうものもあるため注意が必要です。薬剤師や医師に相談し、用法容量を守って正しく服用しましょう。

また、生理痛の薬には、自然の生薬を使用した漢方もあります。桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)などです。
漢方は副作用が比較的少ないといわれますが、薬剤師によく相談してから服用するようにしましょう。

吐き気も生理痛も、まとめて軽くしよう

生理中にどうして吐き気が起きるのか、仕組みがわかるとなるほど~!という感じがしますね。吐き気も下腹部の痛みも同じホルモンの影響を受けているなら、併せて改善していきたいものです。

なるべく生理痛に悩まなくてもよいようにするには、生理のときだけではなく、普段から血行をよくする生活を心掛けることが大切。血行がよいことは吐き気を含む生理痛の改善だけでなく、美肌づくりやダイエットにもよい効果がありそうです。

生理痛に悩まない、健康で美しいカラダづくりを目指しましょう!

この記事のキュレーター

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