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生理中のお風呂こそ、ゆっくり湯船につかった方がいい理由とは?
生理中は出血が気になって、お風呂をシャワーだけですませてしまう人もいるのではないでしょうか?しかし、実は、生理のときこそお風呂に入る方がいいのです!
意外かもしれませんが、生理のときのお風呂はいいことだらけ。そこで今回は、生理時の入浴マナーとメリットを紹介していきます。
あなたは、生理中のお風呂はきちんと入る派ですか?それともシャワーですませる派ですか?
もし、「お風呂が汚れるのが嫌」・「湯船につかると不衛生では?」といろいろ心配して、生理の時のお風呂をシャワーだけですませている人は、要チェック!
生理中でも、お風呂に入った方がいい理由はたくさんあるのです。
生理時のお風呂。湯船につかりたい理由とは?
生理の時に限らず、お風呂場でシャワーを浴びているときに、シャワーのお湯の温かさに比べて自分のカラダが冷えていると思ったことはないでしょうか。そして、お風呂からあがると早々に寒さを感じませんか?
実はシャワーを全身に浴びることでカラダの表面は温かくなりますが、カラダの芯までは温まったわけではないので、カラダの冷えにつながってしまうのです。熱めのお湯につかって、すぐに出てしまうのも同じこと。
「冷えは女の大敵」・「冷えは万病のもと」と言いますし、カラダの芯が温まらないお風呂の入り方をしている人は、この上なくもったいないことをしているのです。
ゆっくりと湯船につかることのメリットはたくさんあります。湯船につかることで血の巡りが良くなり、カラダの芯まで温まるのはもちろんですが、それだけではありません。
生理痛を和らげる、むくみ解消、気分をリラックスさせるなどの効果が期待できます。
さらに、湯船につかるのは汗腺トレーニングになるので、自律神経のバランスだって整えられます。たくさん汗をかくことで、カラダにたまった有害物質を汗として体外へ排出する「デトックス」になるなど、本当にお風呂はいいことだらけです。
では、生理中のお風呂はどんな風に入るといいのでしょうか?
生理時のお風呂は半身浴がオススメ
生理中のお風呂のお湯は39℃前後のぬるめに設定して、お湯をみぞおちくらいの高さまで張ります。そして、15~20分くらいかけて半身浴することで、カラダがポカポカと温かくなっていきます。
普段から熱めのお湯を好んで入っている人には物足りないかもしれませんが、半身浴はカラダにあまり負担をかけずに、ゆっくりカラダの芯まで温めることができるので、お風呂から上がった後もなかなか湯冷めすることがありません。
さらに、お風呂に常温の水を入れたペットボトルを持ち込んでこまめに飲むと、発汗効果も期待できるので、むくみ解消にも役立ちます。
ただし、半身浴に慣れていない場合や冬などの寒い季節だと、肩が冷えて少し寒さを感じる場合があります。そういうときは、手桶でこまめにお湯をかけたり、お湯で濡らした手ぬぐいタオルなどを肩にかけたりすると、寒さがマシになります。湯冷めしないように、お湯が冷たくなってきたと思ったら足し湯をすることも忘れずに。
このときに、ゆっくりとお湯につかりながら、目を閉じてじっとしているだけでも十分リラックスできるのですが、もしできるのなら、好きな音楽やラジオを聴いたり、読書をしながら入浴するのもいいでしょう。
お湯に好きな香りのアロマを垂らしたり、肌が弱ければバスソルトやシャワージェルなどにこだわってみたり…。お風呂場を自分だけの癒やし空間に変えるのも、楽しいかもしれませんね。
生理時にお風呂に入らない方がいい場合
生理時にお風呂に入ることをすすめてきましたが、中には、生理時のお風呂を避けたほうがいい人もいます。
それは、もともと血圧が低い人や貧血を起こしやすい人です。このような人は、生理中にお風呂につかっていると、めまいや立ちくらみなどを起こす場合があるので注意が必要です。
そのほか、体調が悪くて動くことすらしんどいという日も、あまり無理をして入浴しないほうがいいでしょう。入浴は意外と体力を使う行為なので、こういう日にお風呂に入ったとしても、反対に疲れてしまうだけという場合もあります。
洗面器にお湯を張って、足湯をしながら髪やカラダを洗って下半身の冷えを防ぐようにしたり、いつもよりも長めにシャワーを浴びるようにしたりするなどの工夫をしましょう。
生理時のお風呂で経血が気になる場合はタンポンを
生理1日目~3日目くらいまでは経血の量も多いので、お風呂が汚れてしまいそうで嫌。もしくは、家族も同じお風呂に入るから、出血が気になるという場合には、タンポンを使用することをオススメします。
タンポンをつけておくとモレの心配がないので、安心してお風呂に入ることができます。もし、タンポンに抵抗があるという人でも、思い切ってお風呂に入る時にチャレンジしてみたら、その快適さにビックリするかもしれません。それに、タンポンを使っていれば、お風呂から上がった後の出血も気にする必要がなく、タオルや下着を汚すこともないので一石二鳥です。
生理中は体調や気分がすぐれないことが多く、お風呂に入るのが億劫になりがちですが、このように上手にお風呂に入ることで、生理中のモヤモヤをスッキリさせることができます。あなたも、次の生理からお風呂を楽しんでみませんか?

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