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月経困難症にPMS…生理の痛みは何が原因?

生理中の腹痛に頭痛、生理前のイライラや憂鬱など、生理周期によって体調や感情の変化がつらいと悩む女性は少なくありません。そもそもなぜ生理痛やPMSが起こるのか、緩和するにはどうすればいいのかなど、生理に関わる不快な症状の原因と解消法についてまとめました。

腹痛に頭痛、あるいはイライラや眠気で仕事や家事が手につかない……。生理は決して病気ではないのに、どうしてこんなにも辛く感じてしまうのでしょうか。

女性のカラダは一定のサイクルで変化を繰り返すため、生理中や生理前に調子が変わってしまうのは普通のこと。しかし、あまりに症状が辛い場合はもしかすると月経困難症やPMSかもしれません。生理に関する辛い症状を改善するためには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

 

生理ってそもそも何なの?月経の仕組みを知ろう!

毎月生理が訪れるのは、女性のカラダが妊娠の準備をしているからです。個人差はありますが、だいたい月に1度、卵巣の中で成長した卵子が排出される、排卵があります。

そして、卵子が受精したときに着床できるように子宮内膜が厚くなっていきます。子宮内膜は受精卵を包み込み栄養を与える役割をするもので、受精卵が成長するために必要な血液を蓄えています。

 

しかし、排卵しても受精しなかった場合、つまり妊娠しなかった場合は、この子宮内膜は必要ありません。不要になった子宮内膜は子宮からはがれ、カラダの外に排出されます。これが生理です。

生理が終わったら、またカラダの中では同じように卵子が成長し、子宮内膜が厚くなり、排卵する……というサイクルを繰り返しています。

 

辛い生理痛に注意!2つの月経困難症の原因

生理痛の症状として多いのは下腹部痛、頭痛、腰痛などです。痛みの強さや場所、痛み方には個人差がありますが、生理の直前から生理2日目頃まで続くことが多いようです。

ただし、生理痛によって仕事や家事などの日常生活ができなかったり、寝込んでしまったりするなど、症状があまりにひどい場合は注意が必要です。我慢できないほど辛い生理痛が続く場合は月経困難症と考えられるため、一度婦人科を受診してみるとよいでしょう。

月経困難症は2つのタイプに分けることができます。

 

原発性(機能性)月経困難症

10~20代前半の女性に多いのが、体質やストレスが原因となる「原発性月経困難症(機能性月経困難症とも言います)」です。原発性月経困難症の代表的な原因は以下の3つです。

 

  • プロスタグランジンの分泌量が多い
  • 子宮の出口が狭い
  • 血行が悪い

生理中は、プロスタグランジンという物質が分泌されることで子宮を収縮させて子宮内膜を排出させます。

ただ、プロスタグランジンが多すぎると必要以上に子宮を収縮するため、下腹部や腰に軽い陣痛のような痛みを感じます。また、子宮口が狭いと子宮内膜がうまく排出できないため痛みを感じます。

出産することで子宮の出口が広がり、生理痛が軽くなったと感じる人もいるようです。

そして、血行が悪いと、子宮や卵巣の動きが悪くなるので生理痛を重くさせることがあります。冷えはもちろん、ストレスによってホルモンバランスが乱れると血行が悪くなりやすいので注意しましょう。

 

続発性(器質性)月経困難症

月経困難症のうち、特に気をつけなくてはならないのが「続発性月経困難症(器質性月経困難症とも言います)」です。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因で起こる重い生理痛です。

これらの病気が潜んでいる場合は、放っておくと不妊につながったり、進行すると治療に手術が必要になったりすることもあります。もしも毎回生理痛が辛いとか、生理痛の期間が長い、生理期間ではないのに痛みを感じるなど思い当たることがあれば、一度婦人科を受診してみましょう。

 

生理のとき頭痛がするのはナゼ?

生理痛の症状として頭痛に悩む方もいるようですが、その原因にはホルモンバランスが大きく影響しています。女性のカラダは生理周期に合わせてホルモンバランスが変化しています。

排卵後はエストロゲンの分泌量が減少しますが、それにあわせてセロトニンも減少します。セロトニンは心のバランスをとる物質というのはよく知られていますが、実は血流のコントロールとも関係する神経伝達物質なのです。
セロトニンが減少すると血管が拡張するため、ズキズキと脈打つように痛む偏頭痛が起こることがあります。バランスの良い食事や睡眠、軽い運動などでセロトニンが不足しないような生活を意識することで予防できるといわれています。

 

痛みが辛いときはどうしたらいい?生理痛の対処法

病気が原因ではない生理痛は、痛みを和らげるか、体質改善をすることが大切です。基本的には鎮痛剤を飲むことで症状を軽くできることが多いです。他にも、以下のような方法で対処しましょう。

 

低用量ピル

低用量ピルを服用することで、周期に関わらずホルモンバランスをほぼ一定に保つことができます。子宮内膜が厚くならないので、生理痛を緩和してくれます。ただし、低用量ピルによる死亡事故も起きていますので、生理痛がキツイからと自己判断で量を増やすなど絶対にせず、必ず医師の処方を守らなければならないことを覚えておきましょう。

 

カラダを温める

冷えによって生理痛が重くなることも多いので、カラダを温めるように心掛けましょう。使い捨てカイロを利用する、シャワーで済まさず入浴する、軽くカラダを動かすなどもおすすめです。締め付けの強い服装も冷えの原因になるので控えましょう。

 

生活習慣の見直し

ホルモンバランスの乱れとなる原因は普段の生活の中にも多くあります。つまり、生活習慣が生理痛を引き起こしてしまうことがあると言えます。栄養バランスのよい食事や、充分な睡眠、タバコを吸わないなど、いわゆる健康的な生活習慣を続けて体質改善を目指しましょう。

 

生理前の不快な症状、PMSが起こる原因

生理における悩みは、生理中だけではありません。生理になる数日前からココロやカラダに不快な症状が現れることがあります、これがPMS(月経前症候群)です。

排卵が終わって生理になるまでの間を黄体期と呼びますが、この黄体期はエストロゲンが減ってプロゲステロンが増えるという期間です。

黄体期のホルモンバランスの変化が、感情や体調に影響してしまうことがあるのです。PMSの症状は人によってさまざまですが、イライラしたり憂鬱になったり、腹痛や頭痛、眠気などを感じる人が多いようです。

また、ストレスや食生活の偏り、多量な嗜好品の摂取、体力不足などの理由からPMSの症状が辛くなることがあります。

 

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「もしかしてPMSかな?」と思ったら、まずは無理をしないこと。カラダに優しい食事、ストレス解消のため趣味の時間を確保するなど、自分をいたわってあげてくださいね。

 

女性のカラダはとってもデリケート。生理と上手に付き合いましょう!

カラダのサイクルが体調や感情に影響するのは仕方がないこと。痛みは無理してガマンせずに鎮痛剤を利用したり、リラックスできるようにしたりして過ごすようにしましょう。

症状が重く、月経困難症やPMSかもしれないと疑う場合は、一度婦人科に相談してみてくださいね!

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