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せっかくの旅行中に生理が来るかも!そんなときに生理を早める方法とは?
「楽しみにしていたら旅行と生理の予定が同じ時期に!」生理周期は本来、カラダがコントロールしてくれるものですが、なんとか生理を早める方法を探したいというのも本音でしょう。今回は、生理を早めるためにできることをお伝えします。
生理周期を予測して、予定をチェックする人も多いことでしょう。普段は予定に合わせて準備をするだけですが、気になるのが旅行やイベントと重なってしまったとき。
せっかくの楽しいイベントも、生理中にありがちなイライラがでてしまったり、生理のせいで遊べなくなったりしたら残念ですよね。温泉やプールに入る予定があるならなおさらです。そんなときにふと考えるのが「生理を早める方法」。
では実際に、だれもができるような方法はあるのでしょうか?
まずは生理周期を知ろう
生理周期は人それぞれですが、一般的には25日から38日の間といわれています。月によって生理の周期が変わる理由には、生理にかかわる2つの女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌期間に多少の差があることが影響しているようです。
生理周期を知るために、一番手軽で精度が高いとされるのが、基礎体温表を使ったチェック法です。日々、継続して基礎体温を測ることで、ホルモンの分泌状態や排卵の時期をチェックできるようになり、生理周期を予測しやすくなります。
同時に、基礎体温の結果から、ホルモンバランスが崩れていたり生理周期が不規則だったりというカラダの異常を早期に気づけるのもメリットといえるでしょう。
とはいえ、人によっては、基礎体温が一定でなく、生理の開始時期を予測できないと感じる人もあります。そうした場合には、婦人科に相談しながら、自身の生理周期を安定させるための治療を行うこともおすすめです。
また、生理が長期間来なかったり、月に2回も来るような場合には、なんらかの不調が起こっていることもありえます。
生理周期は、本来カラダが勝手に調整してくれるもの。自身の生理周期を予測しにくい人は、一度、専門家に相談してみるのもよいでしょう。
薬(ピル)を服用して生理を早める方法と注意点
生理周期が不安定なときなど、本来はカラダがコントロールするタイミングを調整するために使用されるのが「ピル」です。タイミングに合わせて生理を促すことができるため、ピルの作用を利用すれば、旅行やプールの予定に合わせて、生理を早めることが可能になります。
ピルには女性ホルモンの分泌量をコントロールする役目があり、欧米では避妊薬として多くの女性が常に服用している薬です。ホルモンバランスが整うので、初めて服用する際は肌質の変化を感じたり、胸が多少張る感じがしたりというカラダの変化がみられる場合があります。
しかし、本来は治療として使われるものであり、ほかのどの薬とも同じように、副作用が出る可能性はあります。特に、初めてピルを服用する女性の中にはむくみや吐き気などを感じる場合もありますのでお医者さんと相談をして服用を決めましょう。また、生理を早める目的で短期間ピルを服用するだけでは避妊効果がありませんので注意してください。
薬以外で生理を早めるために、試してみたい3つの方法
より確実に生理のタイミングをずらしたい場合には病院でピルをもらうのが一般的です。
しかし、日程的にすでにピルでは生理予定をずらすことが難しい場合やピルを飲むことに抵抗があったり副作用が心配な方は、ホルモンを刺激する方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(生理を早めるとする医学的な根拠はないため、確実性はありません。)
ハーブティーでカラダを温める
パセリ、しょうが、ローズマリー、セージなどのハーブには「排卵誘発」を刺激する成分が入っているといわれています。
こうした成分は、骨盤や子宮の血流を促進させるといわれています。少しクセのあるハーブが多いですが、ノンカフェインでカラダにやさしい飲み物です。
とはいえ、ハーブティーの飲みすぎは禁物。1日に2~4カップ程度で試してみてください。リラックス効果もあるハーブティーでカラダを温めながら、生理が早まるのを待ってみましょう。
ツボを押してみる
「血海」と「三陰交」という2つのツボは、生理を早める効果があるといわれています。
まず1つ目の血海は、ひざのお皿の内側指3本分上がった太ももの内側にあるツボです。このツボは、子宮周りの血流を改善したり、女性ホルモンのバランスを整える効果があるといわれています。1日20回ほど、3秒押して3秒離すという方法で試してみてください。もしも痛みがある場合、コリのある証拠ですのでそこを重点的に押しましょう。
2つ目の三陰交は、くるぶしから指4本ほど上がったすねの内側にあるツボです。このツボを押すと、生理不順や生理痛など、女性のさまざまな不具合を改善する効果があるようです。こちらのツボは、血海よりも力を入れて、朝晩20回程度深く押してみてください。
フルーツジュースを飲む
オレンジやパパイヤといったフルーツには「カラダを温める効果」があると言われています。体内温度が上がると、生理を促す作用も期待できます。
また、フルーツに含まれるビタミンCには排卵を促すエストロゲン生成にも影響を与えるといわれています。しかし、飲みすぎはお腹をこわす原因となってしまうので気を付けてくださいね。
生理時期を変えるプランも、無理がない範囲で
生理を早めるためには、ピルを服用したり、ホルモンを刺激するような自然な方法を選んだりと、それぞれのプランがあることでしょう。
しかし、こうした生理周期の変更はカラダにとっては負担がかかるもの。無理をせず、体調を考えながら取り組みたいですね。

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