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生理期間が短いのは病気?原因と対処法とは

毎月やってくる生理。生理日数には個人差がありますが、2〜3日で生理が終わるという人も少数います。しかし、こうした症状の裏には、病気が潜んでいる可能性があるので軽視はできません。
今回は、生理が短い原因・対処法について解説していきます。

正常な生理周期と日数とは?

生理とは、子宮内で妊娠に備えて1cmほどの厚さにまで発達した子宮内膜が、着床がない場合ははがれ落ち、血液と一緒に体外に排出される現象のことです。一般的に子宮内膜は28日前後で入れ替わるため、生理もその周期で来る人がほとんどです。

また、生理日数は3〜7日ぐらいで終わる人が多いのですが、これには個人差があります。

生理が短い「過短月経」とは?

生理が2日以内で終わる場合を、「過短月経」と呼びます。月経量も極微量で月経が来たことにすら気づかない「過少月経」になっているパターンがほとんどです。

過少月経になる人は2040代と年齢層も幅広く、原因もさまざまです。過少月経になる主な原因は何なのか、順に見ていきましょう。

●生理が短い「過短月経」の原因(1)  無排卵月経

月に2度生理が来ることもあれば、経血量が極端に少ないといった症状が見られます。

無排卵月経の主な原因は、卵巣へホルモンの分泌を促す司令塔となる、脳の中枢部分に異常がある場合や、黄体ホルモンであるプロゲステロンが正常に分泌されていないことが考えられます。

こうした症状を引き起こす要因は、無理なダイエットによる急激な体重減少や過度の喫煙・飲酒、不規則な食生活や睡眠不足、強いストレスや激しい運動、カラダの冷えなど。日々の悪い生活習慣の積み重ねによって、脳や卵巣へ強いストレスを与えてしまい、無排卵月経や生理不順などを引き起こしてしまうのです。

無排卵月経は放置しておくと成熟した卵子が排出されないため、妊娠が難しくなります。

無排卵月経かどうかは、基礎体温をつけてみるとわかります。2~3ケ月基礎体温を記録してみて、高温期がないまま、低温期が続くようならば、無排卵月経になっている可能性があります。基礎体温を記録したルナルナのアプリや記録した紙を持って、すぐに専門機関の受診をしましょう。

無排卵月経の治療法は、漢方薬、ホルモン剤、排卵誘発剤のいずれかを投与するのが一般的。

漢方の場合はゆっくりと体質改善をする治療法を望む人に適した方法です。ピルなどのホルモン剤と併用しながら、ホルモンバランスを整えつつ、長い時間をかけて治療していきます。なるべく早いタイミングで妊娠を望む人には、排卵誘発剤を使った治療が効果的です。ただし、腹痛を伴うなどの副作用が出る場合もあるので、自分に合った治療法かどうかを吟味することが大切です。

どの治療法にするかは、無排卵月経の原因を特定した上で、専門家と相談しながら決めましょう。

●生理が短い「過短月経」の原因(2) ストレス

強いストレスなどが原因で、ホルモンバランスが崩れていることが考えられます。

まずはストレスの原因を取り除くことが大事ですが、それが難しい場合もありますよね。少しでも正常な状態に近づけるためにも、睡眠や食事に気をつけ、生活のリズムを整えるようにしましょう。

それでも改善が見られない場合は、きちんと医療機関を受診するようにしましょう。

●生理が短い「過短月経」の原因(3) 加齢による女性ホルモンの低下

年齢を重ねるとホルモンバランスが崩れやすくなります。

妊娠に備えて子宮内膜を厚くする働きのあるエストロゲンというホルモンの分泌量は、30代でピークを迎え、加齢と共に低下していきます。そのため、子宮内膜が薄くなり、生理時の経血量が減っていきます。

生理が短い「過短月経」の原因(4) 加齢によるホルモンバランスの乱れ

妊娠や子宮内膜を厚くするエストロゲンの分泌に対して、生理のときに子宮内膜をはがす働きのあるプロゲステロンの分泌が低下すると、子宮内膜をはがす働きが弱くなるため経血量が少なくなってしまいます。

●生理が短い「過短月経」の原因(5) 子宮が未発達

子宮が未発達の思春期の女性に多くみられますが、稀に20代前半の女性にも起こります。

子宮が発達すれば症状が治まることがほとんどですが、子宮発達不全の可能性もあるので、長く続くようならば、医療機関を受診しましょう。

 

●生理が短い「過短月経」の原因(6) 子宮内膜炎の後遺症

細菌に感染することで起こる子宮内膜炎によって、子宮内膜の発達が悪くなっている場合があります。そのため、子宮内膜の発育状態が十分でないまま生理時に剥がれ落ちるので、月経量が少なくなります。

この場合はホルモン療法で治療を行いますが、治療開始が遅れると子宮が萎縮してしまい、あまり効果が見られなくなってしまうので、なるべく早いタイミングで治療することが大切です。

 

●生理が短い「過短月経」の原因(7) 甲状腺の病気

甲状腺から分泌されるホルモンは、女性ホルモンであるエストロゲンと共に卵胞の成長を促す作用があります。

甲状腺の異常が原因のバセドウ病や橋本病によって、ホルモンバランスが崩れて、過短月経を起こっている場合があります。

 

●生理が短い「過短月経」の原因(8) 更年期障害

40代後半から50代にかけて、加齢に伴い卵巣機能が低下し、それが原因で月経量が減り、生理も短くなります。

ホルモンバランスの乱れが原因で、早い人だと35歳ぐらいから症状が現れる人もいるそうです。

更年期障害の症状としては、過短月経の他に、顔のほてりや頭痛、イライラや肩こりなどがあります。こうした症状は、ホルモン剤の投与で改善させることができます。

 

ホルモンバランスを整えるには?

このように、さまざまな原因で生理が短くなります。

ストレスや体調不良などによって、一時的に生理の量が少なくなったり、期間が短くなったりすることはあるので、心配し過ぎる必要はありません。規則正しい生活を心がけ、たっぷり睡眠をとり、栄養バランスのいい食事をとることで、ホルモンバランスの乱れが改善される場合がほとんどです。

ただし、同じ症状が数ヵ月も続く場合は、別の病気が潜んでいる可能性もあるので、専門家に診てもらいましょう。期間放置しておくと、不妊の原因につながるので、自己判断は禁物。

いざ妊娠しようと思ったときに慌てることがないように、時間をかけてしっかりと準備をして、体調を整えておきたいですね。

この記事のキュレーター

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