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生理前のPMS(月経前症候群)の症状とその対処法

生理の前になるとお腹や胸が張って痛くなったり、ちょっとしたことでイライラしたり、涙もろくなったり……。生理前に定期的に訪れるその不調は、もしかするとPMS(月経前症候群)かもしれません!
今回は、個人差があると言われる症状の種類と、ちょっとでもラクに過ごすための対処法をご紹介します!

生理の前に訪れるこんな症状やあんな症状

生理の時にお腹や腰などが痛くなる「生理痛」と同じくらい、生理前に体調が悪くなるPMS(月経前症候群)に悩まされている女性は多いようです。

症状には個人差があり、気候やそのときの体調によっても症状が違います。また、カラダだけではなく、ココロにもいろいろな不調を引き起こします。

●生理前にはどんな症状があるの?

カラダの不調は、下腹部の張り、乳房の張りや痛み、頭痛、腰痛、むくみ、のぼせ、肌あれなど……。カラダのあらゆるところに、症状は現れます。

ココロの不調は、憂鬱になる、イライラする、泣きたくなる、落ち着かない、ものごとに集中できないなど。ココロの不調を訴える多くの人は、「情緒不安定になってしまい、家族や恋人など身近な人につい八つ当たりをしてしまう」といいます。

どんな人でもPMS(月経前症候群)になる可能性あり!ツラい実体験も……

生理のある女性なら、誰しもPMS(月経前症候群)になる可能性があります。

2030代に症状が出やすく、閉経するとその症状はなくなります。また、不規則な生活をしている人や睡眠時間が短い人、栄養バランスの悪い食事を摂っている人などに症状がでやすいといわれています。

そして几帳面でまじめな人ほど、ココロの不調に悩まされているようです。

ここで、体験談を1つご紹介します。

「生理の一週間くらい前になると、仕事で普段はしないようなちょっとしたミスをしてしまう……」と周期的に訪れる体調不良に悩むA子さんは、信用金庫に勤める28歳。

毎月提出する社内文書の作成をするときに、漢字の変換ミスをしてしまったり、お客さまのお宅に行く日を間違えてしまったりというミスが続き、上司から注意を受けました。

A子さんもなぜ普段はしないようなミスを連発してしまったのかと、自分を責めてしまったのだといいます。

もともと生理痛もひどかったこともあり、婦人科に行ったとき医師にその話をしたところ、「そればPMS(月経前症候群)の症状で、集中力がなくなっているときだったのかもしれないですね」と言われ、初めて「PMS(月経前症候群)」という病気を知ったそうです。

どうしてPMS(月経前症候群)になるの? 原因やきっかけは?

PMS(月経前症候群)は個人差があります。生理が始まる1~2週間くらい前から症状が出始め、生理が始まるとすーっと症状が消えて軽くなるのが特徴です。

毎月同じ周期で訪れる生理との関係性はなんとなくわかるけれど、どうしてそんな不快な症状が起こるのでしょう?

実はその原因は、ハッキリとはわかっていないようです。とはいえ、毎回同じような時期に起こることから、女性ホルモンの「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が影響しているのではないかと考えられています。

 

排卵が起きるのは、次の生理が始まる14日くらい前。「生理の前になると不調になる」というA子さんに、「生理のだいたい何日くらい前?」と聞いたところ、一番多かったのが「10日くらい前」ということでした。

その時、カラダの中では次のようなことが起こっています。

月経期には同じくらい分泌されているエストロゲンとプロゲステロンですが、生理が終わるとエストロゲンの分泌量だけが少しずつ増えていきます。そして排卵期になるとエストロゲンが減り、今度はプロゲステロンの分泌量が増え、2つの女性ホルモンがバランスよく分泌されながら次の生理がやってきます。

月経周期が28日の人の場合、この排卵期が訪れるのが、だいたい次の生理が始まる14日くらい前。

これらのことから、エストロゲンとプロゲステロンの分泌の変動が、「なんとなく不調」の時期をつくり出していると考えられているのです。

では、そのツラさを少しでも軽減するためにはどうしたらいいのでしょうか?原因がハッキリしない症状を治療して改善する方法はあるのでしょうか?

生理前の不快な症状改善のため、生活スタイルを見直そう!

医師からPMS(月経前症候群)と言われたら、まずは自分のライフスタイルを見直してみましょう。

生活が不規則で睡眠時間が短かったり、運動不足だったり…。ライフスタイルが乱れていると、症状が出やすいといわれています。また、暴飲暴食や野菜不足、ダイエットのための無理な食事制限なども、食生活が乱れることで血糖値が不安定になり、イライラや落ち込みなどといったココロの不調にもつながりやすくなります。

PMS(月経前症候群)は、具体的にはどんな風に改善するの?

たとえば運動。

毎日ジョギングをしたり、ジムに通ってトレーニングをしたりしようと思っても、そのための時間をつくるのはなかなか難しいもの。それならば、通勤や帰宅のときに、1駅分だけ少し早めの歩調で歩いてみてはいかがでしょう? 軽い有酸素運動をすることでカラダが温まり、PMS(月経前症候群)の症状を和らげることにつながるといわれています。

また、食生活にしても「ひとり暮らしなので、夕食は外食かコンビニのお弁当になりがち」という人が多いのも現実。そんなときは、メニューをじっくりと見てみましょう。

たとえば居酒屋なら、野菜中心のメニューも豊富。焼き魚などをプラスすれば、バランスのとれた食事が手軽にできます。コンビニのお惣菜もカロリーや栄養素が記載されているものも多いので、野菜と肉や魚料理をじょうずに組み合わせて買うようにしてみてはいかがですか?

そして適度なアルコールやコーヒーなどはリフレッシュできますが、飲みすぎはNG

むくみや緊張感などを高めることもあり、PMS(月経前症候群)の症状を悪化させてしまうことがあります。症状がツライと感じたら、ライフスタイルを見直してできるかぎり規則正しい生活に切り替え、バランスのとれた食事をして、ストレスのない生活を心がけてみましょう。

 

PMS(月経前症候群)の症状や重さは、人によって違います。

家族や友だちにイライラをぶつけてケンカになったり、会社に行かれないくらい痛みがあるなど、人間関係や普段の生活に支障が出ていませんか?

PMS(月経前症候群)を緩和する薬もありますし、もしかすると、違う病気がひそんでいる場合もあります。

あまりにも症状が重い場合には、婦人科へ行って、専門医に相談してみましょう。

この記事のキュレーター

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