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生理になりたくない!そんなときのための生理遅らせ術
大切なイベントに生理が重なると思うと、とても憂鬱な気分になりますよね。特に彼や友達との旅行、海やプールなどに行く日に重なってしまったら、楽しさが半減してしまいます。そんなときは、おもいきって生理を遅らせるのもアリです! 今回は、生理を遅らせるいくつかの方法をご紹介します!
彼や友達との旅行やずっと楽しみにしていたイベントに「生理が重なってしまいそう」と思ったとたん、楽しい気分は半減……。
憂鬱な気分のまま指折り数えてその日を待ち、「あと2日……あと1日だけ……生理よ、来ないで!」とココロの底から願ったものの、前日にトイレで「ガクッ……」という経験をした人も多いのでは?
生理痛がほとんどない人や出血量が少ない人の中には、「重なっても大丈夫!」と言う人もいますが、できるなら生理を安全に遅らせて、思いっきり楽しみたいものですよね。
生理を遅らせて、憂鬱な気分を吹き飛ばそう!
とはいえ、「自然な周期で訪れる生理を遅らせるのには、なんとなく罪悪感を感じる・・・」とか、「生理を遅らせて、そのまま生理が止まってしまったらどうしよう・・・」と不安を感じてしまい、生理で憂鬱なまま楽しいイベントの日を迎えてしまったという人も多いのが現実のようです。
不安を感じずに安心して生理を遅らせるために、きちんと専門医に相談して、自分にあった“遅らせる方法”を選びましょう。
生理を遅らせる方法は?
まず、どうやって生理の周期がつくられるのかを簡単に説明します。
卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの分泌が、多くなったり少なくなったりして子宮の内膜に働きかけることで生理の周期はつくられています。
そこで、生理の前になると減ってくるプロゲステロンを意図的に増やしてあげることで、生理を遅らせることができるのです。
確実に生理を遅らせる方法は、ピルの服用!
ピルには女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンに似た成分が入っているため、服用することでホルモンのバランスを疑似妊娠の状態にすることができます。
ピルを飲み続けてホルモンバランスを保っている間は生理が来ないため、生理を遅らせることが出来ます。
生理は最大1週間程遅らせることが出来るようですが、ピルを処方してもらった病院の指示にしたがって月経移動を行うようにしましょう。
生理が来ても良い時期になったら、ピルを飲まなければ生理が始まります。
ピル=避妊薬というイメージがありますが、ホルモンバランスを変えることで生理を遅らせるだけでなく、子宮内膜症の治療などにも使われることがあります。
●ピルの服用の方法は?
ピルは専門医の診断のもと、婦人科などで処方してくれます。
服用をスタートするのは、排卵日のあとくらいから。だいたい次の生理予定日の一週間~10日くらい前です。そして、生理になりたくない日まで1日1回、毎日同じくらいの時間に服用し続けます。
生理になりたくないその日の直前に飲んでも、遅らせることはできません。また3週間以上遅らせることも難しいので、早めに服用のスケジュールを立てると良いでしょう。
ピルは確実に生理を遅らせることができますが、生理周期に合わせて服用するので、もともと生理周期が不安定な人は失敗する可能性もあります。
生理を遅らせたい日がまだ先なら、基礎体温をつけて自分の生理周期を知ることから始めてもいいかもしれません。
●ピルの副作用ってどんなものがあるの?
ピルの服用をやめたら数日中に生理がきますが、なかには「遅れてきた生理のときの出血量がとても多かった」、「生理痛がいつもより強くなった」という人もいます。
大半が一時的なもののようで、「また次の生理がきたときには、以前と同じくらいの出血量と痛みに戻った」といいます。
ピルはホルモンバランスをコントロールする薬なので、ほかの薬同様、副作用が出る場合があります。個人差がありますが、吐き気や頭痛、めまい、乳房の張り、不正出血などが多い症状のようです。副作用がひどくてツライ場合は、専門医に相談し、場合によっては無理せずに中断することも考えましょう。
ピルは、ちゃんと服用すればほぼ確実に生理を遅らせることができますが、副作用が出るかもしれないというデメリットもあります。きちんと理解したうえで、服用しましょう。
私はこんな方法で生理を遅らせました!
ピル以外の方法で生理を遅らせたという、ちょっと面白いエピソードを聞くことができたので紹介します。
●まさかのイメージトレーニング!?
「生理!遅れて!」、「お願いだから明日までこないで!」と強く願い、イメージトレーニングするという方法。
ウソのような本当の話ですが、これで実際に遅らせたという人もいるようです。昔から「病は気から」といいますが、それに似ているのかもしれません。
とはいえ、「ストレスで生理が遅れた」という人もいるわけですから、強い思いが女性ホルモンの分泌に働きかけることがないともいいきれません。
医学的根拠はないかもしれませんが、一度試してみたい方法ですね。
とはいえ、確実性はありません!確実に生理を遅らせたい場合は、ピルの服用をしましょう。
女性にとって生理は、約30年間ともにする長い友だち。来たらやっかいでめんどうくさいけれど、来なければ来ないで心配になる。来てほしいときに来てくれて、今は来ないでといったら遅れて来てくれたらどんなにラクか……。
自分のカラダをきちんと理解して、必要な時は専門医に相談をして生理を遅らせる方法を選びましょう。

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