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生理と同時に下痢が襲ってきた!ピンチを救う対処法は?

生理になると必ずお腹がゆるくなる……。そんな辛い下痢の症状に、悩んでいる女性も多いのではないでしょうか?実はその原因、生理痛とも深い関係があるのです。憂鬱な生理期間中を少しでも快適に過ごすために、知っておきたい下痢のしくみと対処法を解説します。

生理前や生理中になると、決まってお腹がゴロゴロ。痛みと下痢のダブルパンチで、トイレから出られなくなってしまった経験、筆者もあります。

休日ならまだ良いですが、仕事や学校がある日となると、休みたくても休めず、困ってしまいますよね。

悪いものを食べた時は胃腸薬を飲もうと思い立ちますが、生理中の場合はどうしたら良いのか、判断に迷うことも多いと思います。

生理に伴って起こる下痢は、何が原因なのでしょうか?

生理痛と下痢は同じホルモンが原因

影響しているのは、プロスタグランジンと呼ばれるホルモンの1種。
プロスタグランジンは、生理前から生理中にかけて多く分泌され、子宮の収縮を助けたり、はがれた内膜を血液と一緒に子宮の外へ押し出したりする働きを持っています。女性のカラダにとって必要不可欠なホルモンではあるのですが、プロスタグランジンは下痢や痛みを引き起こす、悪い面も持ち合わせているのです。

生理中の下痢を改善する3つのポイント

プロスタグランジンがどんどん分泌されて子宮に溜まると、子宮やその周囲の血管、さらには胃や腸までをも必要以上に収縮させてしまいます。その結果、血液の流れが悪くなり腹痛を招くだけでなく、内臓にも影響を与え、下痢が起こる原因に。

生理中の下痢を改善するためには、プロスタグランジンの分泌量を抑える必要があります。ホルモンの量をコントロールするなんて難しいのでは?と思われるかもしれませんが、簡単なことの積み重ねが大切。

毎日の生活の中で気を付けたい、3つのポイントをお伝えします。

(1) カラダを温める

そもそも生理中にプロスタグランジンが分泌されるのは、経血をカラダの外に出そうとしているから。つまり、プロスタグランジンが頑張って力を発揮しようとしなくても、経血がすっきりと排出されるようになれば、過剰に分泌する必要がなくなります。そのためには、カラダを温めて子宮の血行を良くすることが重要です。

(2) EPAが豊富な青魚を食べる

食べ物によってプロスタグランジンの生産を抑制する方法もあります。生理中、積極的に食べると良いとされているのが、EPAを多く含む青魚。アジやサバ、サンマなどがあげられます。プロスタグランジンの過剰分泌を抑えてくれるだけでなく、血液をサラサラにして血行を促進する作用もあり、生理中の女性のカラダにとって、嬉しい効果がたくさんあります。

一方で、とりすぎに気をつけたい食材も。肉類に多いアラキドン酸には、子宮の収縮を促す働きがあるため、生理痛や下痢がひどくなってしまうことがあります。標準的な量を食べている人は心配ありませんが、肉ばかり食べている人は注意が必要。意識的にEPAもとるようにして、バランスの良い食生活を心がけましょう。

(3)カフェインを控える

また、普段何気なく飲んでいる飲み物の中にも、プロスタグランジンの作用を強めてしまうものがあります。それは、カフェインがたくさん含まれている、コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物。

カフェインが血管を収縮させることで血液の循環が悪くなり、その結果、プロスタグランジンが子宮の中に滞ってしまうという事態を招きます。

生理中のカフェインは極力控えるのがベターですが、仕事中の気分転換など、どうしても飲みたくなる時もあるはず。影響を受けやすい体質の人とそうでない人がいるので、自分のカラダと相談しつつ、様子を見ても良いかもしれません。

我慢せず薬を飲むことも大切

これらの対処法を実践しても効果が見られない時は、市販薬を使うのも1つの手です。その際は、女性特有の下痢に特化した下痢止め薬を選ぶようにしましょう。

下痢は、生理ではなく妊娠の初期症状でも起こる

ここまでは、生理に伴って分泌されるホルモンが原因であることを前提にお話してきましたが、生理前に起こる下痢は、妊娠の超初期症状である可能性もあります。

妊娠超初期とは、妊娠0週~3週までの期間を指し、妊娠検査薬にも反応が出ない時期。この頃はちょうど生理前と重なるため、妊娠しているのか、生理が原因の下痢なのか、判断が難しいところです。

見極めるポイントとしては、着床出血や基礎体温の高い日が続くなど、その他の妊娠初期症状が同時に現れていたら、妊娠を疑ってみてください。

また、強い生理痛を伴う下痢は、子宮内膜症の症状である場合もあります。これまで生理痛や下痢があまりなかったのに、ある時からひどくなってきたというケースは、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

生理前に、下痢ではなく便秘になる場合の改善策は?

最後に、下痢とは反対の症状である便秘についても、その原因と対処法に触れておきます。

生理前になると便がカチカチになって出にくくなり、すっきりしないという悩みを抱える女性も多いと思います。

生理と同時期に起こる便秘は、黄体ホルモンのプロゲステロンが、胃や腸に影響を及ぼすことが原因とされています。プロゲステロンは生理前に多く分泌され、生理が始まると減少していくため、生理前は便秘になりやすく、生理中は便が排出されやすい状態になるのです。

生理前の便秘は、水分を積極的にとる、腹筋を鍛えて便を押し出す力をつける、乳酸菌や食物繊維を豊富に含む食品を食べるといった、一般的によく知られている対策をするだけでも、改善が期待できます。

生理中を快適に過ごすために

生理痛に加え便の不調もつきまとうと、ただでさえブルーな生理期間中が、より一層苦痛になってしまいますよね。毎月訪れるものだからこそ、自分のカラダの中で起こっているホルモンの変化に目を向けて、お腹の調子も整えていきましょう。

この記事のキュレーター

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