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ダラダラ経血はもうイヤ!生理の不快感を早く終わらせるには?
ツラくて憂鬱な生理期間。ダラダラといつまでも続く経血に「もうイヤ!生理を早く終わらせるにはどうしたらいいの?」と思ったことのある人も多いかもしれません。生理自体の期間は短くできなくとも、運動や食事などちょっと気を付けることで、長引かせることなくスッキリと終わらせることができます。
生理の平均期間はどれくらい?
生理が続く期間は、平均で4〜5日間。経血などの老廃物をすべて出し切るには、どうしても時間がかかってしまいます。
しかし、生理自体を早く終わらせることはできなくても、特有の不快感を軽減したり、後半のダラダラ経血を改善したりすることは可能です。
以下でご紹介するさまざまな対策から、自分に合うものを見つけてみてください。
早く生理を終わらせる方法① 長引くドロドロ経血は食事で改善する!
現代の日本人は、昔に比べて糖質や脂質の多い食事を摂るようになりました。そんな食生活の変化によって私たちの血液は粘り気を増し、同時に経血も流れ出にくくなっているという説があります。
排出しやすいサラサラの経血を作るには、どのようなものを食べると良いのでしょうか?
●血液をサラサラにするおすすめ食品
血液サラサラ食材の筆頭と言えば「タマネギ」。血液が固まるのを防ぐ成分アリシン(硫化アリル)を含んでいます。
アリシンは水溶性なので、生でサラダにする場合はなるべく水にさらさないように。
血流を促すビタミンEが豊富な「黒ごま」も、手軽に摂れてオススメ。カラダを温める効果もあるので冷え性の女性にも最適です。
イワシ、アジなどの「青魚」には、血液が固まるのを防ぐDHAやEPAがタップリ。熱に弱い成分なので、なるべく生で食べましょう。
その他にもキノコ、納豆、くるみなども効果が期待できます。
●経血をドロドロにするNG食品
糖分や脂肪分の摂りすぎは、血液中の中性脂肪を増やして“ドロドロ血”を作る原因に。甘い菓子パンやケーキ、揚げ物や肉類は控えるようにしましょう。
特に、脂質を構成する成分のひとつである「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールを増やして血液の粘度を上げると言われています。トランス脂肪酸を含むマーガリンを使ったクッキーやスナック菓子なども、なるべく避けたい食品です。
早く生理を終わらせる方法② 骨盤ケアで生理を快適に終わらせる
骨盤の歪みやゆるみは子宮のトラブルを招きやすく、それが生理を長引かせたり、辛い生理痛に繋がったりする場合があります。
骨盤をケアする以下のようなエクササイズやヨガを行うことで、生理中もより快適になるかもしれません。
●骨盤ケアで経血&老廃物をデトックス
生理は女性のカラダに備わっているデトックス機能のひとつ。不要な経血や老廃物などを排出することで、カラダの調子を整えているのです。
生理終盤のダラダラ経血をすっきり終わらせるには、歪んだ骨盤を整えてデトックス機能を活性化させる「骨盤エクササイズ」が効果的。
簡単にできるプログラムをご紹介します。
ステップ1:
肩幅に足を開いて腰に手を当て、上半身を動かさずに腰だけをゆっくりと回してください。
これにより、骨盤内の経血がスムーズに流れます。
ステップ2:
ひざが直角になるまで太ももを上げて、その場足踏みを2〜3分、できるようなら5分間はがんばってみましょう。
これはそ径部の血行を促すエクササイズです。
ステップ3:
余力のある人は、両手を頭の後ろで組み、ゆっくりとひざを曲げてスクワット。1分も続けると血行はさらに良くなります。
他には、こんなエクササイズもあります。
【おしり歩き】
1:両足をまっすぐ伸ばし、背筋を伸ばして座ります。
2:左右のおしりを交互に動かし、腕を前後に振りながら前に10歩進みます。この時、骨盤を動かすよう意識することを忘れずに!
3:同じ要領で、今度は後ろへ10歩進みます。これを3セット行いましょう。
【骨盤浮かし】
1:仰向けに寝ます。両手は身体の横につけ、手のひらを床に向けてください。
2:両ひざを立て、骨盤を浮かせるようにして腰をグッと上げて、そのまま1分間静止します。
3:腰を下ろして足をまっすぐに伸ばします。これを3セット行いましょう。
●月経血コントロールヨガにチャレンジ!
経血を子宮に貯めておき、トイレで腹圧をかけて排泄することを「月経血コントロール」と呼びます。
昔の女性たちは毎月これを実践し、3〜4日という短い間で生理を終えていたようです。この月経血コントロールを可能にする“しなやかな骨盤底筋群”を作るためのヨガが人気を集めています。
ポイントは「ゆるめる」「締める」という緩急のバランス。骨盤底筋を鍛えることで、子宮はゆるめて、膣口はしめて、といったコントロールができるようになるのです。
受講者の中には「生理期間が短くなった」「生理痛やPMS(月経前症候群)が緩和された」という方が多数いらっしゃいます。詳しくは仁平美香先生の「月経血コントロールヨガ」のサイトをご覧ください。
ここでは、少しだけプログラムをご紹介!
【股関節スクワット】
1:腰幅に足を開いて、両手で股関節を押さえます。
2:ひざが前に出ないよう後ろにお尻をつき出しながらカラダを前に倒します。胸はそらすこと。
3:お尻を何度も天井に向けるようにしながら前後に上体を揺らします。この時、太ももの後ろに力が入っていればOK。
【うさぎのポーズ】
1:正座をして、腕をまっすぐ下へおろします。手は足先に触れるくらいの位置で。
2:その姿勢のままゆっくりと上体を前に倒し、おでこをマットに沈めていきます。
3:お尻を浮かせるようにして、頭のてっぺんにある「百会のツボ」をマットにつけます。この時、頭を動かすと首を傷めてしまうので注意しましょう。頭がうまく安定しない時は、両腕を前について支えてください。
4:その姿勢のまま、ゆったりと呼吸をしてリラックスモードに。足と足の間から向こうの景色をぼんやりと眺めましょう。
5:おでこをマットにつきながらゆっくりと2の体勢に戻ります。両腕を前方に伸ばし、身体の重さを感じながら脱力していきましょう。
早く生理を終わらせる方法③ 使いきりビデの活用
生理の終わりかけにダラダラと出続ける経血にストレスを感じる人も多いのでは?
そんな時は市販の使いきりビデを使い、膣内に残っている経血を洗い流してすっきりと終わらせましょう。ただし、使いすぎると膣内に必要な常在菌まで流してしまうため、使用は月2〜3回まで。
また、洗浄便座に付いているビデは外陰部を洗うためのもの。膣内の洗浄はしないようにしましょう。
運動や食事に気を付けて、私たちのカラダが持つ本来の力を取り戻すことができれば、生理はもっとラクになるかもしれません。「生理は辛いのが当たり前」と我慢せず、ちょっとした努力で、ブルーデーを快適に過ごしましょう。

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