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生理周期は規則的じゃないとダメ?不規則になる原因と治療法は?

そろそろ生理が来る頃だなと思って生理用品を持ち歩いているのに、なかなか生理がやってこなかったり、その逆でいつもより早く来てしまったりと、生理周期が安定しない人は何かと苦労しますよね。そもそも生理周期とはどれくらいが正常で、長くなったり短くなったりする原因にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、生理周期について解説します。

正常な生理周期とは?

女性のカラダには、受精卵の着床に備えて子宮内膜が厚くなり、着床しなかった場合には不要になった子宮内膜が、経血と共に排出されるというメカニズムがあります。これが毎月訪れる生理です。生理周期とは、前回の生理が始まった日から次の生理開始日までの日数を指し、通常は2538日の周期が正常とされています。この生理周期は、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2つのホルモンによってコントロールされています。

 

生理周期が不規則になる原因とは

生理周期が安定しないと言っても、いつもバラバラの人、周期が短い人、長い人など、症状はさまざまです。それぞれのタイプ別に原因をみていきましょう。

 

  • 生理周期がいつもバラバラの場合

生理周期が安定していなくても、2560日以内で定期的に生理が来ていて、体調が悪くなければあまり問題はありません。

女性ホルモンの分泌を促す視床下部は、ホルモン分泌を促す司令塔の役割を担うばかりではなく、感情や自律神経系の中枢として働いているため、ストレスなどで脳がダメージを受けると、ホルモンの分泌にも影響が出ます。

こうしたホルモンバランスの乱れは、強いストレスや無理な運動、ダイエットが原因のことが多いため、それを取り除けば症状は改善しますが、まれに甲状腺や卵巣、下垂体などの病気が潜んでいることもあるので、症状が長引く場合は一度医療機関を受診しましょう。

 

  • 生理周期が短い場合

生理が24日以内の短い周期で繰り返されることを「頻発(ひんぱつ)月経」と呼びます。2030代で頻発月経になる原因は、ストレスなどでホルモンバランスが崩れているか、卵巣機能の低下が考えられます。

とくに排卵日から生理開始日までの高温期の期間が短くなる「黄体機能不全」になっている場合は注意が必要です。黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が減ってしまうと、受精卵が着床するための子宮内膜が厚くならず、妊娠しにくくなったり、妊娠できても流産しやすくなったりする可能性があります。

頻発月経が2カ月以上続いている場合は、念のため医療機関を受診しましょう。

思春期や更年期など、ホルモンバランスが不安定になりやすい時期に起こるものは、あまり心配はいりません。

 

  • 生理周期が長い場合

逆に生理周期が長く、39日以上あいてしまう場合を「稀発(きはつ)月経」、3ヵ月以上月経が来ないものを「続発性無月経」と呼びます。これは、ストレスや過剰なダイエットが原因で、脳の視床下部がダメージを受け、卵巣に女性ホルモンを分泌するように指令を出さなくなったことで起こります。

卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌量も低下すると、身体が疲れやすくなり、冷えや肌荒れ、精神的にも不安定になるなど、多くのマイナートラブルを引き起こします。

とくに無排卵になっている場合は放置すると、ゆくゆくは不妊症の原因となるので、できるだけ早く産婦人科を受診することが大切です。

 

  • 突然、生理周期が変わった場合

今までは規則的な生理周期だったのが、ちょっとした体調の変化やストレスで突然乱れることもあります。6日以内の変動は正常範囲と考えて問題ありません。

ストレスや疲れなどによって生理周期が乱れても、体調が戻れば安定する場合がほとんどなので、しばらくは様子をみること。2560日以内くらいで生理が来て、体調不良などがなければ心配はいりません。

 

生理周期が不規則な場合の治療とは

自然な排卵を促す治療として、カウフマン療法と呼ばれるホルモン療法があります。これは、低温期に卵胞ホルモンを投与し、高温期に卵胞ホルモンと黄体ホルモンを投与することで、人工的に月経周期を作り出す治療法です。36ヵ月ホルモン補充療法を続けた後に投与を止めると、それが刺激になって自然な排卵が起こります。

他にも、低用量ピルを使って女性ホルモンの分泌をコントロールする治療法や、排卵誘発剤を使って人工的に排卵を促す治療法もあります。

 

 

自分の生理周期を把握しておこう

生理周期の乱れはストレスや過剰な運動やダイエットなどが原因の場合がほとんどなので、あまり心配し過ぎる必要はありません。しかし、数ヵ月に渡って同じような症状が続くときや、痛みや体調不良などの不快症状を伴うときは、医療機関を受診する必要があります。

受診すると、問診で生理周期や長さ、生理痛の有無などを問診されます。また、排卵があるかどうかを確認するには、基礎体温の変化をつけた基礎体温表があるとスムーズです。

自分で排卵が起こっているかを確認するためにも、基礎体温を1ヵ月つけてみましょう。高温期と低温期に分かれていない場合は、無排卵月経の可能性があるため、医師に相談してみましょう。もし無排卵であった場合にも、早く治療を開始すれば、不妊症になるリスクが抑えられます。生理周期に気を配り、身体のちょっとした変化を見逃さないことが、病気のサインに気づく第一歩です。

 

この記事のキュレーター

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