pixta_23113209

気になっているけれど聞けなかった…生理とおならの関係性とは?

生理現象といわれるおならですが、生理前や生理中のおならには、女性ホルモンが影響しています。おならの回数が増えたり、腸の中を通過するときに激しい痛みを感じる場合は病気が隠れていることも。今回は、気になる生理とおならの関係を解説します。

生理前や生理中におならが増える?

生理前や生理中にお腹や腰が痛くなったりといった症状はよく耳にします。しかし、それ以外にも、普段とはちょっと違う“小さなカラダの変化”に気づくことはありませんか?

そのひとつに「おなら」の変化があります。

一見「生理」と「おなら」は関係がないように思えますが、「生理になると、いつもよりおならがたくさん出る」という声は、少なくありません。この現象は偶然ではなく、女性のカラダならではの理由があるんです。

生理前後におならが増えるのは女性ホルモンが原因

おならは腸の中につくられ、たまったガスです。食事で食べ物を飲み込むときに一緒に飲みこんだ空気や、食べた物を分解するときに発生するガスがおならとなってカラダの外に出てきます。このおならが生理前や生理中になると増えるのは、女性ホルモンの1つである黄体ホルモン(プロゲステロン)が原因といわれています。

プロゲステロンは妊娠に備えたカラダをつくるため、排卵後に増えます。プロゲステロンの分泌量が増えると、妊娠や出産に備えて、カラダの中に水分や栄養を蓄えようとします。同時に、蓄えた水分や栄養をなるべく消費しないようにと、代謝機能や腸の働きを抑制します。

こうして便がたまることで腸内の環境が悪化し、便を腐敗させるために悪玉菌が増加します。そのときに発生したガスが外へ出ようとすることで、生理前はおならが出やすくなるのです。ちなみに、このときのおならは、悪玉菌の影響で普段よりも臭いといわれています。

一方、生理中におならが増える原因には、プロゲステロンの減少が影響しています。妊娠していないとわかると、妊娠・出産に備える必要がなくなるので、プロゲステロンの分泌量が急減して生理が来ます。すると、それまで抑えていた代謝機能も活発になり、腸の動きも良くなります。

そのため、今まで腸内にたまっていた便やガスが一気に出ようとして、便秘が解消したり下痢になったりするだけでなく、おならも増えてしまうのです。

女性ホルモンのリズムの影響でおならが増えるならしかたがないですが、日常生活で「困ってしまう…」という人も少なくないかもしれませんね。

生理前や生理中のおならを減らす方法

生理前と生理中はおならが出るもの、と納得できても、できれば少しでも回数を減らしたいものですね。臭いがキツイのもツライ……。そんな人のために、日常生活でほんの少し気を付けるだけでおならの悩みが減る方法を集めてみました!

●まずは食生活を見直してみましょう

食べ物は次の生理の数日前あたりから、消化しやすいものを選んで食べるようにします。ガスが発生しやすくなる炭酸飲料を控えることも効果がありそうです。また便秘の予防には、食物繊維や乳酸菌も役立ちます。

おならの臭いがキツいと感じる人は、肉や魚などの動物性タンパク質を減らして豆腐などの豆製品を増やすのも手。ニンニク、タマネギなども臭いが強いので、控えてみましょう。

臭いを消す効果のあるカテキンを多く含むお茶やコーヒーなどを食後に飲むのも効果があるといわれています。

●よく噛み、適度な運動を心がける

食べ物を意識するだけでなく、消化しやすいように、よく噛んで食事をすることも意識してみましょう。また適度な運動で、腸の動きを良くすることも良い効果が得られるかもしれません。

生理前や生理中におならが出なくてツライときは?

生理前や生理中におならが増えるのも困りものですが、逆におならが出ずにお腹に溜まってしまってツライという人もいるようです。

前に述べたように、生理前は妊娠や出産に備えてプロゲステロンの分泌量が増え、腸の動きが悪くなります。そのため、ガスが腸内にたまるだけでなく、外に出にくくなってしまうこともあるのです。

こういった場合は、腸を動かすストレッチや体操をしてみるのがオススメ。
まず、椅子に座って背筋を伸ばし、お腹のあたりを左右にひねる体操をしてみましょう。足を肩幅に開いて立ち、円を描くように腰をまわすのも効果的です。

また、腸が冷えたり運動不足になったりすると、より腸の働きが鈍くなりガスがたまりやすくなるので気をつけましょう。

おならが腸を通るとき、お腹が痛いのはなぜ?

腸の中を便やガスが通るとき、お腹が痛むことはありませんか?

それはもしかすると、子宮内膜症が関係しているかもしれません。

子宮内膜は、受精した卵が子宮の中に着床しやすくするためのものなので、妊娠しなかった場合は、剥がれ落ちてカラダの外に排出されます。これが生理です。

子宮内膜症は、子宮の内壁にできるはずの子宮内膜が、子宮以外のところにできてしまう病気です。やっかいなことに、子宮内膜は子宮以外のところにできたとしても、妊娠をしないと剥がれ落ちてカラダの外に出ようとします。しかし、子宮外には出口がないため、剥がれ落ちた子宮内膜が体内にたまってしまいます。そのため、炎症が起きたり癒着が生じたりして、激しい痛みが起こるのです。

子宮内膜症は、子宮以外のあらゆるところにできる可能性がありますが、子宮と直腸の間あたりにあるダグラス窩(か)という部分にできると、便やガスが腸を移動するときに強く痛むことがあります。

おならや便を出すときに、我慢できないほどの痛みがある場合は、婦人科を受診しましょう。

たかがおならと思うかもしれませんが、もしかするとそれはカラダが発しているSOSかもしれません。気になる場合は、早めに専門医へ相談しましょう。

キーワード / keyword

この記事のキュレーター

icon_lnln_editer
生理日管理ツールの決定版「ルナルナ」が生理にまつわる悩みから妊活・妊娠・出産・育児までの困った!をサポートする情報をお届けします。
pixta_23113209

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ルナルナの最新情報をお届けします

ランキング / rankings