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生理が来ないのは病気?生理が止まる原因とその治療法とは

毎月来るはずの生理が、あるときを境にピタッと来なくなってしまったら、誰でも焦りますよね。妊娠している可能性があるのか、そうではないのかで対処法も異なります。また、生理が来なくなる原因は、年代別でも異なります。まずはどのような可能性があるのか、病院にいくべき症状とはどんなものかについて解説していきます。

生理が来なくなってしまうのには、ストレスや食生活の乱れなど、さまざまな要因が考えられます。今回は、生理が来ない原因と改善策について詳しくみていきましょう。

生理が来ない原因① 10代の場合

中学生や高校生など10代の生理不順は、カラダがまだ未発達でホルモンバランスが不安定なことが原因で起こります。黄体ホルモン(エストロゲン)と卵胞ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が少ない、もしくは多い場合に生理が遅れたり、来なかったりします。

生理が来ない原因② 20〜30代の場合

●ストレス

年代問わず、生理が遅れる原因で多いのが、ストレスによるホルモンバランスの乱れです。仕事や人間関係、受験などで長期に渡り過度のストレスを感じると、ホルモン分泌を促す司令塔の役割を担う自律神経系の中枢がダメージを受け、ホルモンの分泌にも影響が出ます。

●無理なダイエットによる低体重、もしくは肥満

精神的・肉体的ストレスや、過度のダイエットによる低体重、暴飲暴食による肥満体質で、ホルモンバランスが崩れ、生理が止まってしまうということがあります。

●睡眠不足

ホルモンは眠っている間に多く分泌されるため、睡眠不足によってホルモンバランスが崩れると生理不順を引き起こします。

●子宮・卵巣の病気

生理不順を引き起こす代表的な病気として、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、子宮頸癌、子宮頸管ポリープ、多のう胞性卵巣、卵巣のう腫、卵巣機能不全などがあります。これらの病気は20代以降の女性で、特に3050代で発症しやすいと言われています。

●甲状腺の異常

甲状腺ホルモンを分泌する甲状腺に何らかの異常が起こると、生理不順を引き起こします。甲状腺異常の原因で最も多いのが、ヨウ素(ヨード)の摂取不足から来るもの。ヨウ素は海藻や魚などに多く含まれる物質なので、たくさんとるようにしましょう。

そのほか甲状腺異常を起こす病気で代表的なものが、甲状腺ホルモンが通常の5倍以上分泌され、代謝異常を起こすバセドウ病などです。

●プロラクチンの過剰分泌

下垂体にできた病気や薬の影響で、血液中のプロラクチンが増えてしまった状態を「高プロラクチン血症」と呼びます。プロラクチンとは、乳汁の分泌を促すホルモンで、妊娠中でないにも関わらず、乳汁が出るようになり、月経不順や無月経を引き起こします。

●無月経

60日以上生理の間隔が空いてしまった場合は、排卵が起こっていない可能性があります。生理が来ないまま放っておくと、卵巣機能が低下して無月経になってしまう可能性があります。

●早発閉経

閉経が43歳未満までに起こることを、早発閉経と呼び、20代女性で1,000人に1人、30代で100人に1人いると言われています。

早発閉経を迎えると、のぼせやほてり、頭痛やめまい、イライラなどの更年期障害に似た症状があらわれます。

生理が来ない原因③ 40〜50代

40代を過ぎると、生理が不安定になりがちです。これは、閉経が近づいているサイン。無月経の状態が続いた後に、久しぶりに生理が来るということも普通にあることです。

更年期なのか無月経なのか心配という人は、基礎体温をつけてみて、高温期と低温期が1ケ月で繰り返されているかを確認すれば、ホルモンの分泌状態や排卵しているかどうかがわかります。

45歳を過ぎて生理が来ていても、基礎体温の変化から排卵をしていないことが見てとれるならば、閉経が近づいている証拠。生理が1年以上来ない状態が続いたら、閉経とされます。

生理周期が長くなる原因とは

生理周期が39日以上と長い「稀発(きはつ)月経」と呼びます。稀発月経の原因の一つは、ストレスや無理なダイエット。卵巣に女性ホルモンの分泌を促す脳の視床下部がダメージを受け、正常に機能しなくなっていることがあげられます。

 原因となるストレスを解消して、体調が戻れば元の周期に安定することがほとんどなので、2560日以内に定期的に生理が来て、痛みや不正出血、体調の悪さなどの異変を伴わなければあまり心配する必要はありません。

妊娠検査薬はいつから使えるのか

妊娠検査薬は、受精卵が子宮内膜に着床すると分泌量が増加する、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)に反応することで、妊娠の有無を調べる検査薬です。

 市販の妊娠検査薬は尿中のhCG50mlU/mL以上の場合に陽性反応を示します。尿中のhCGは排卵後10日前後から濃度が上昇し、排卵後12日頃(着床後3日目)には25mlU/mL、着床後14日頃(着床後5日目)には50mlU/mL以上に達するため、生理開始予定日の1週間後を過ぎてからが判定可能な時期とされています。

生理が来ないときの受診の目安と治療法

生理が3ケ月以上来ない場合は、無排卵月経になっている可能性が高く、放置すると不妊症の原因になるので、病院で原因の検査をすることが必要です。

 無排卵月経の場合は、ホルモン補充療法で人工的に月経周期を作り出す治療や、低用量ピルを使って女性ホルモンの分泌を促す治療、排卵誘発剤を使って人工的に排卵を起こす治療法などが行われます。

規則正しい生活が生理不順を防ぐ

生理が来ない原因には、世代によってさまざまな原因があることがわかりましたね。ほとんどの場合は生活習慣などから来る女性ホルモンの乱れが原因なので、心配しすぎることはありませんが、まれに大きな病気が潜んでいる可能性があるので、何か不調を感じたら早めに病院で治療するようにしましょう。

日々の睡眠、食事をしっかりとって、ストレスを溜めないように心がけることが、生理不順を防ぐ第一歩です。

この記事のキュレーター

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