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生理前と生理中にめまいがひどい…年代別の原因と対策

生理前や生理中にめまいが起こることがあります。フラフラしていつもとは違う感覚があると、戸惑ってしまいますよね。それがあまりにひどいと、大丈夫かしらと心配に…。いったい、生理前と生理中のめまいはなぜ起こるのでしょうか?

その原因と対策を、年代別にご紹介します。あなたの年齢に該当するところをチェックしてみてください。

生理前のめまいの原因

生理前にめまいが生じる場合、一般的には月経前症候群(PMS)の症状の一つだと考えられています。

ただし、年代によって原因が異なる場合がありますので、自分の年齢に当てはまる箇所を確認してみましょう。

●20~30代

・月経前症候群(PMS)

20~30代の女性の場合、生理前にめまいが起こる原因として考えられるのは、月経前症候群(PMS)です。

月経前症候群(PMS)とは、排卵後から生理までの期間に精神的、身体的な症状をきたすものです。

精神面では、イライラする、神経質になる、感情的になる、集中力が低下する、無気力になる、うつになるなど。身体面では、頭痛やめまいのほか、手足がむくむ、食欲が増す、乳房が張る、便秘などの症状があります。

PMSの原因は、排卵後から分泌が高まる黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用によるものと考えられています。

特にめまいは、プロゲステロンの作用によって水分がカラダにためこまれやすくなるために、内耳にも水分がたまることで発生することがあるといわれています。

また、生理前は女性ホルモンが大きく変動します。これによって自律神経が乱れることも、生理前のめまいの原因として考えられます。

 

・低血圧

もともと低血圧の人は、プロゲステロンの作用で水分がためこまれやすく、めまいの症状が起こりやすいとされます。

 

・片頭痛

片頭痛持ちの人も、PMSの起こる時期に症状が悪化し、それに伴ってめまいを生じることがあります。吐き気を伴う場合は、これを疑いましょう。

●40~50代

40~50代の場合、月経前症候群(PMS)や低血圧、片頭痛などのほか、更年期障害が原因となっている可能性があります。

更年期障害とは、閉経する前後5年の約10年間の更年期に現れるさまざまな精神的・身体的症状のことをいいます。閉経時期を迎えると、女性ホルモンのうち、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。

エストロゲンは自律神経のバランスを整える働きがあります。自律神経は、体温調節や呼吸、精神的な活動を司っているため、バランスが乱れるとさまざまな症状が出てきてしまうのです。

更年期障害の症状は主に、のぼせ・ほてり・発汗・頭痛・めまい・吐き気・動悸・息苦しさ・皮膚の乾燥などの身体症状のほか、イライラ・気分の落ち込み・不眠・集中力の低下などの精神的な症状があります。

更年期障害のめまいの特徴は、ふわふわして足が地につかない感覚のある「ふわふわめまい(不動性)」が多いことです。場合によっては、天井がぐるぐるまわるような感覚がある「ぐるぐるめまい(回転性)」のこともあります。同時に耳鳴りが生じることもあります。

生理前のめまいの対策

では、生理前のめまいはどのように対処すればいいのでしょうか。軽いめまい、ひどいめまいの両方について確認していきましょう。

●20~30代

・月経前症候群(PMS)

PMSでめまいが起こる場合、複数の原因が重なっていることが考えられます。

水分がためこまれることによるめまいは、むくみをとることが一つの対処法です。水分やナトリウムを排出しやすくする「カリウム」を食品やサプリメントから摂取しましょう。

カリウムが多い食品には、バナナやリンゴなどの果物や、大豆などの豆類、昆布やひじきなどの海藻類、サツマイモやサトイモなどのイモ類があります。これらの食品を意識して摂取することも対策になります。

自律神経の乱れには、軽い運動がオススメです。ウォーキングはもちろん、通勤・通学中に意識して階段を利用するなどして、適度にカラダを動かしましょう。

PMSの症状が強い場合は、病院で治療を受けることもできます。漢方薬や低用量ピル、抗うつ剤、精神安定剤の処方及び、ビタミン・ミネラルの摂取などで治療します。

 

・低血圧

低血圧の場合、むくみが症状を悪化させるといわれています。飲む水分量は減らさず、PMSの項目で紹介した方法で、カリウムを摂取して余分な水分を排出するようにしましょう。

また、低血圧になると自律神経が乱れやすいこともあるため、こちらもPMS同様に軽い運動がおすすめです。

 

・片頭痛

片頭痛持ちの人は、主に市販の頭痛薬で対処することが多いかもしれません。しかし、一度病院を受診して片頭痛の治療を受けるのも一つの方法です。

処方される薬としては、頭痛が出る前に予防できる薬や、痛みを和らげる鎮痛薬、片頭痛を止める薬などがあります。

●40~50代

更年期障害によるめまいは、ホルモン補充療法、漢方療法などの更年期障害の主な治療法で対処できるといわれています。

また、睡眠をたっぷりとり、ストレスをためないことや、めまいに良いといわれるビタミンB12の多い、カツオやサンマ、貝類などの魚介類やレバー、チーズ、もやし、納豆を積極的に摂ることも大切です。

生理中のめまいの原因

次に、生理中に起こるめまいの原因を見てみましょう。

●20~30代

・鉄欠乏性貧血

20~30代に見られる一般的な生理中のめまいは、鉄欠乏性貧血の可能性が高いといわれています。

鉄欠乏性貧血とは、赤血球の中の「ヘモグロビン」という酸素を運搬するのに重要なたんぱく質を作る「鉄分」が不足した状態で、生理中でなくとも頭痛やめまいが起こりやすくなります。特に女性は生理で血液を毎月失うため、鉄分不足になりやすいといわれています。よって、生理の血の量が多い場合には、鉄欠乏性貧血によるめまいに要注意です。

 

・女性ホルモンの分泌が減りすぎている

生理中のめまいは、女性ホルモンの分泌量が減ることで起きている場合もあります。

●40~50代

生理中のめまいも、更年期障害の可能性があります。詳しくは、生理前のめまいの箇所を確認してみてください。

生理中のめまいの対策

生理中のめまいの対策を、年代別に見てみましょう。

●20~30代

・鉄欠乏性貧血

治療としては鉄剤を服用するほか、注射で鉄を補充することもあります。日常生活ではバランスのとれた食生活が重要です。

鉄分の多い食事を心がけるだけでなく、他の栄養素についてもバランスよく摂取することが大切。なかでも肉や魚に含まれるヘム鉄は、緑黄色野菜や海草などに含まれる非ヘム鉄よりも吸収されやすいといわれているので、意識的に摂るとよいでしょう。

生理の血の量が多い場合は、低用量ピルなどを用いて、生理の血の量を抑える治療法もあります。

 

・女性ホルモンの分泌が減りすぎている

女性ホルモンを低用量ピルなどで補う、漢方薬を利用するなどの方法があります。

●40~50代

生理前の対策と同様の対策を行います。

まとめ

今回は、生理前、生理中に起きるめまいについて紹介してきました。あなたはどのめまいに該当するでしょうか?

いずれにしても、めまいが起きたら無理はせず、安静にして、ゆっくり睡眠.をとるようにしましょう。

あまりにめまいがひどい場合には、他の病気も考えられます。その場合は、自己判断せず、すぐに病院を受診しましょう。

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