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「妊活」は女性だけがするの? 男性の「妊活」でできることは?

妊娠をするための活動である「妊活」は、女性だけが行うものではありません。妊娠しにくい原因を知るためにも、男性の協力が不可欠です。「妊活」とはなにをするのか? どんなことをすると妊娠しやすいカラダをつくることができるのか?夫婦で話しながら、妊活にチャレンジしてみましょう。

「妊活」してもなかなか妊娠しない・・・
男性側に問題があるのかも

現在、「なかなか赤ちゃんを授かることができない」と不妊に悩む夫婦は、6組に1組の割合といわれています。

子どもは作らないという夫婦もいますが、子どもが欲しいと願う夫婦にとって、なかなか赤ちゃんを授からないことはつらいものです。

妊娠しにくい原因が男性側にある可能性も考えられるので、これから「妊活」をスタートしようと思っているご夫婦は、女性側だけでなく男性側の不妊の原因について知ることも大切です。

妊娠するために生活スタイルを見直したり、食生活を変えたりと、奥さんが妊娠をするために妊活を始める男性も少なくありません。

妊活を考えている男性は精子の検査をしよう

男性の主な不妊の原因とはどのようなものがあるのでしょうか?

現代のストレス社会で生きる男性を取り巻く環境には、生殖機能を低下させてしまう原因になり得ることがたくさんあるといわれています。

男性が妊活をスタートする場合、まずは精子の検査を行うことをオススメします。

男性の不妊の原因として一番多いとされているのが、精子の問題。

精液検査では、精液中に何個の精子があるのかなどがわかります。検査をすることで、本来精液中にあるべき精子がない「無精子症」や、精子の濃度が薄い状態にある「乏精子症」など、不妊の原因になる状況もわかります。

また、精子の量は正常値でも、運動率が悪かったり形態に異常が出たりするなど、精子自体の状態も検査によってわかります。

男性の妊活には、まずこれらの「精子の状態」を知ることが大切です。

妊活の成功に大切な男性の精子の状態は?

専門医による精子の検査は、WHO(世界保健機関)の精液検査の正常値を参考にして判定されます。

結果としてわかることは、自然に妊娠をする場合に必要とされる精液の下限です。その基準は、精液量が1.5ml以上、精子濃度が1ml中に1500万個以上、総精子数が3900万以上とされています。

しかし、量や濃度、数をクリアしても、精子自体の状態がよくない場合があります。

それは、精子の運動率や形態などでわかります。その基準は、精子の運動率が40%以上、正常形態率が4%以上(奇形率96%未満)、そして総運動性指数(総精子数×運動率)が1560万以上とされています。

ただし、精液の状態は、そのときの体調などにも左右されるといいます。リラックスできる時期を選ぶなどして、何度か検査を受け、治療法などを医師に相談することが理想的です。

妊活に不安!精子の異常がある男性の治療法は?

精液の正常値がクリアできていないと診断された場合、妊活中の男性は不安になるものですが、きちんとした治療を受けることで改善されることも多いといわれます。

もちろん精子の濃度が薄かったり数か少なかったりするからといって、まったく妊娠できないわけではありません。

精液中に精子がない状態の「無精子症」は、大きく分けて2つの状態があります。

1つは、精子は作られているけれど精子の通り道に問題がある「閉塞性無精子症」、もう1つは精子を作る機能自体が低下している「非閉塞性無精子症」です。

これらの症状が認められても、精子を採取するという対処法をとることができるようです。医師に相談しながら、自分に合った治療法をみつけましょう。

妊活のピンチ!男性の性交障害はストレスのせい?

例えば、仕事で身体的に極度の疲れを感じていたり、悩みなどで気分が落ち込んでいたりという心因性の理由などから、勃起障害(ED)を引き起こす可能性もあるといわれています。

身体的にも精神的にも、ストレスは妊活の天敵。妊活中の休日は、夫婦でゆっくり過ごす時間を作ることも大切なのかもしれません。

とはいえ、たった1度であろうと、男性にとって勃起障害はショックなもの。

「次も勃起しなかったらどうしよう…」と、心配になってしまうといいます。体調が大きく影響するといわれていても、やはり心配は尽きません。

そんな場合も、思い切って専門医に相談してみましょう。話すことで精神的なストレスが軽減して、勃起障害が改善される場合も多くあるようです。

女性の妊活同様、男性の妊活でも、まずは自分のカラダの状態を知ることが大切なのです。

適度な運動で男性も妊活ライフを楽しもう

毎日の暮らしの中で、男性にできる妊活にはどんなことがあるのでしょうか?

妊活のためにあえて時間をつくるとなると「難しいかな…」と感じる男性が多いようですが、ほんのちょっと気をつけるだけなら「やってみようかな!」と思い、実践できるものです。

まずは、女性の妊活でも紹介されることが多いことですが、適度な運動をするように心がけましょう。

運動不足や疲労が原因で、精巣の血流が低下することもあるといいます。血流を改善するためにも、夫婦でウォーキングをしてみてはいかがですか?

また、筋トレも男性ホルモンの分泌量を増やすのに効果があるとされています。

週に数回ジムなどに通ってトレーニングを行うのもいいですが、「仕事のあとにジムに行くのはちょっとキビシイ…」という場合は、自宅でスクワットをするだけも筋力アップすることは可能です。

1日の終わりに、50回程度のスクワットを日課にしてみてはいかがでしょうか。

適度な運動はストレス解消や、質のよい睡眠ができるようになるともいわれています。

男性の妊活では精子の老化を予防する食事を摂る

女性の妊活同様、食生活を見直すのも大切なことです。

精子を作り出す機能を高め、精子の運動率も上げてくれる食品を摂るように心がけましょう。

例えば、亜鉛を多く含む食材がそれにあたります。亜鉛は、牡蠣や豚レバー、牛肉、卵黄などに多く含まれています。

また、精子の老化を予防してくれるビタミンEが多く含まれている食品を摂ることもおすすめします。ウナギやサンマ、カツオなどに多く含まれるビタミンEですが、玄米や大豆、ホウレンソウ、カボチャ、ナッツ類など、毎日摂り入れられそうな食品にも、多く含まれているものはあります。

これらは妊活中の女性にもいいとされているので、夫婦で夕食のメニューを考えてみてもいいかもしれません。

男性の妊活では温めすぎない、しめつけすぎない

女性の場合、カラダを温めることが妊活には大切ですが、男性の場合は「温めすぎない」ことが大切になります。精子は高温に弱いといわれているので、妊活中の長風呂やサウナはひかえめにしましょう。

またきつい下着などで股間をしめつけるのもよくないとされています。同様に、バイクや自転車に長時間乗ると、精巣を圧迫してしまうので控えた方がいいようです。

妊活を始めたら、ゆったりとした服装で、のんびり歩いて出かける日を増やしてみてはいかがでしょうか。

男性の場合も、妊活をストレスにしないことが大切

妊活は、夫婦が協力し合ってこそできることです。ただ、あまりに妊娠することを意識しすぎては苦痛になってしまいます。

妊活を機に、お互いの気持ちや提案を聞いてみたり、いつもは奥さんにまかせっきりの料理も2人で協力してみたり、休日には一緒に散歩をしてみたり…。妊活は夫婦のよりよい関係を見直すのに、ちょうどいい機会なのかもしれません。

男性も、無理せずにマイペースに、妊活ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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