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今すぐ妊娠したいあなたのための妊活バイブル
近年、30代になってからの結婚が多いこともあり、妊活を行う人の数も増えています。もしかしたら、あなたも「いつか妊娠したい!」と願っている女性の一人かもしれません。でも、妊活って一体何をすることなの?と疑問に思う人もいることでしょう。
そこで、今回は「妊活バイブル」として役立つ基本的な妊活方法をご紹介します。
妊活のバイブル(1) すぐにでも妊娠したい人へ
妊活には、さまざま角度から妊娠しやすいカラダをつくり、妊娠力を上げることが重要になります。
まずは妊活のキホンを学んでいきましょう!
●基礎体温のキホン
基礎体温を測るのは、妊活の基本中の基本。
妊活において、基礎体温は排卵がきちんと毎月あるかどうかを知る手がかりになり、さらに妊娠しやすい日をおおよそ予測するためにとても重要です。
基礎体温を継続して測ると、低温期と高温期に分かれ、その境目に排卵期があることが分かります。この排卵期に夫婦生活を持つことで、妊娠しやすくなるのです。
また、生理予定日を過ぎても生理が来ず、高温期がずっと続くようであれば、妊娠している可能性が高くなるため、妊娠をしているかどうかの判断にも役立ちます。
さらに、低温期と高温期が明確になれば、女性ホルモンの変化も分かるため、生理前の不調や生理痛といった体調の変化の予測も簡単にできます。
基礎体温は、毎朝できるだけ同じ時間に、起きたらすぐ、体を動かす前に測るのが基本。
基礎体温計を舌下(舌の裏側)に入れて測ります。基礎体温は毎日記録し、変化が一目でわかるようにグラフ化できるアプリやツールを使用するといいでしょう。
●生活習慣のキホン
妊娠は、自然に訪れるものと思われがちですが、実はちょっとした生活習慣が妊娠力の低下につながっていることもあります。
妊娠力を高めるための生活習慣の基本は、規則正しい生活を送り、食生活や運動習慣、禁煙にも気を付けて健康体になること。赤ちゃんは健康なカラダにこそ宿るものです。
また、妊活中に特に避けたいのは、ストレスと冷え。
ストレスは女性ホルモンのバランスを乱れさせ、子宮や卵巣を冷やしてしまうと妊娠しづらくなってしまいます。
●食生活のキホン
カラダを作る基本となる食生活は、妊活でもかなり重要。
まず、ファストフードやインスタント麺、コンビニ弁当をはじめとする糖質や脂質、塩分、食品添加物の多いメニューは避けることが大切です。
このようにカロリーが高い割に栄養価が低い食事を続けると、妊娠力を下げることにつながってしまいます。
例えば、このような食事を続けていると、どうしてもたんぱく質が不足します。たんぱく質は、筋肉などカラダづくりの材料となるだけでなく、女性ホルモンの原料でもあるので、不足は絶対に避けたいもの。ビタミンやミネラルが豊富に含まれる野菜が摂れないのも問題です。ビタミンが不足してしまうと、ホルモンが体内でうまく働かなくなってしまいます。
そうならないためにも、食事は1週間単位で考えて偏らないように意識し、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランスよく摂取しましょう。なかでも葉酸は、胎児の先天異常や貧血を防ぐためにも、妊活中から摂っておきたい栄養素のひとつです。
そのほか、カフェインやアルコールの飲み過ぎは、妊娠力を下げてしまいますので注意しましょう。
●ストレスケアについてのキホン
妊活中は、「がんばっているのになかなか授からない…」といった焦りや、親や友人からのプレッシャー、仕事と妊活との両立など、さまざまなストレスを感じます。
しかし、ストレスは、脳の視床下部から命令が下される女性ホルモンの分泌に悪影響を及ぼすといわれているので要注意。
女性のカラダはとても繊細に作られているため、ちょっとしたことでも、脳に影響が及び、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうのです。
ストレスケアは、妊娠しやすいカラダづくりのためには、必要不可欠です。
ときにはリラックスする時間を設ける、趣味に思いっきり没頭する、適度に体を動かしてリフレッシュするなどして、ストレスとうまく付き合うようにしましょう。
●婦人科検診のキホン
妊娠するには、婦人科系の病気にかかっていないかどうかも重要になってきます。
妊娠を志したら、すぐにでも婦人科を受診し、婦人科検診を受けることをおすすめします。
生理が順調に来ていない、量が多い・少ない、月経前症候群(PMS)や生理痛が重いなどの症状がある場合には、何か問題があるかもしれません。
また、子宮筋腫・子宮内膜症などの病気があれば、妊娠しにくくなることも考えられます。もし、何らかの病気であっても早期に発見することで、妊娠に支障がないように対処することも可能です。
まずは婦人科検診を実施している病院を探して、検診を受けてみましょう。
妊活のバイブル(2) いつか妊娠したい人へ
では、今すぐ必要ではないけれど、将来、結婚して元気な子どもを産みたいと思っている女性や、2人目が欲しいと思っている女性など、いつか妊娠したいという人は、どのような妊活を行えばいいのでしょうか。
●生活習慣を正し、病気があれば治療
妊娠しやすいカラダは、ずばり健康体。
早寝早起き、禁煙、栄養バランスのとれた食事など、生活習慣を正すことが大切です。
また、婦人科系の病気にかかっていないかどうか、生理が毎月きちんときているかどうかも大切なこと。異常があればすぐに受診して治療し、健康を維持することができていれば、いざ妊娠したいと思ったときにも、早い段階で妊娠しやすくなるでしょう。
女性のカラダと妊娠
女性のカラダは、どんな過程をたどって妊娠するのでしょうか。分かっているようで知らないこともあるかもしれません。
妊娠のメカニズムについても確認しておきましょう。
●妊娠のしくみ
まずは膣内から精子が入り、子宮頚管を抜けて子宮、卵管へと進みます。そして卵巣から排卵した卵子と、やって来た精子が出会い、受精卵が誕生。
やがて受精卵が子宮内膜に着床し、妊娠が成立します。
●卵子は老化する?!
女性の卵巣から排卵する卵子は、30代の半ば頃からその数がガクっと減ってしまいます。さらに、30代後半になると卵子の老化も急激に進んでしまいます。
出産適齢期というものは、この卵子の老化による事情もあったのです。
いかがでしたか? 妊活の基本バイブルをいつでも立ち返って見直し、ぜひ実践に役立ててみてください。
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