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月経前緊張症とはどんなもの?症状・原因・対処法をチェック!

月経前緊張症とは、生理前に起きるココロとカラダの不調のことをいいます。
およそ、生理がはじまる2週間くらい前から起こるもので、イライラや理由のない不安感、カラダのだるさ、便秘、下痢などが主な症状です。
しかし、生理がはじまった途端、これらの症状は軽くなるといわれています。この月経前緊張症についての基礎知識を確認していきましょう。

■月経前緊張症とは

月経前緊張症とは、月経前症候群やPMS(Premenstrual Syndrome)とも呼ばれるものです。生理前の2週間ほど前から起こる、ココロとカラダのさまざまな不調を指します。特徴は、生理が始まると、症状が軽くなること。もしくは、生理中の症状に切り替わるという人もいます。

そして、次の生理が来る2週間前になると、また同じような症状に悩まされるのも大きな特徴です。

●月経前緊張症が起きる時期

月経前緊張症がはじまる目安である生理の2週間前とは、排卵後のタイミングを表しています。女性のカラダは、ある一定の周期を繰り返しています。「月経期、卵胞期、黄体期、黄体期後期」の4つです。このうち、基礎体温が高くなる、ちょうど排卵後の黄体期から黄体期後期の、生理が始まるまでの時期に起こるのが、月経前緊張症です。

■月経前緊張症の症状

月経前緊張症では、ココロとカラダの両方に不調が起こります。それぞれの具体的な症状を見ていきましょう。

●ココロの症状

・イライラする

・怒りっぽくなる

・感情のコントロールがむずかしくなる

・ゆううつな気分になる

・不安がある

・無気力

・一人になりたいと思う

・集中力がなくなり仕事の能率が下がる

●カラダの症状

・お腹と乳房が張る・痛む

・むくみがある

・頭痛・頭が思い

・全身がだるい

・眠気・不眠

・便秘や下痢などの腸の不調

・ニキビなどの肌トラブル

・食欲が増す

・体重が増える

・腰痛・肩こり

このように、月経前緊張症の症状は、非常に多岐に渡ります。これらの症状は、その程度や種類は、個人差が大きく出ます。

■月経前緊張症の原因

月経前緊張症の原因は、生理周期に関係しています。黄体期~黄体期後期には、女性ホルモンの一つである黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるため、それが影響しているのではないかと考えられています。しかし、原因は特定できておらず、次のようなさまざまな説があります。

●インスリンの働きが低下し過剰分泌する

精神的な症状の原因として、黄体ホルモン(プロゲステロン)が、インスリンの働きを低下させていることが指摘されています。インスリンは、血糖値を下げるために働くものです。そのため、インスリンの働きが低下すれば、脳はより多くのインスリンを分泌して血糖値を下げようとします。インスリンが過剰に分泌されてしまうことで、今度は血糖値が下がり過ぎてしまいます。次に、「このような低血糖状態ではまずい」と脳が判断すると、アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンの分泌が増加します。こうして、アドレナリンやノルアドレナリンが過剰に分泌されることで、精神的な症状が起こりやすいのではないかといわれています。

また、月経前緊張症の症状が低血糖の症状と似ていることもあり、低血糖が原因になっているのではないかともいわれています。

●貧血によるもの

虚血性貧血」を月経前緊張症の原因とする説もあります。子宮の周りに血液が集まり、脳への血液供給量が減ることで貧血になり、さまざまな症状をきたすのではないかといわれています。

●食生活の乱れ・飲酒・喫煙によるもの

バランスの悪い食事や栄養不足も、月経前緊張症の原因の一つといわれています。また、ビタミン・ミネラルの不足や、アルコール・たばこの摂取によって、症状が悪化するという説もあります。

●性格によるもの

もともとつらくても我慢してしまう人や、細かいことが気になる人、几帳面な人に症状が起こりやすいといわれています。よって、性格も関係しているのではないかと考えられています。

■月経前緊張症の対処法

月経前緊張症だと思ったら、どう対処すればいいのでしょうか。ココロとカラダそれぞれの対処法を見てみましょう。

●ココロの症状の対処法

イライラして怒りっぽくなる、憂鬱になるなど、ココロの症状が出てきたら、まずストレスを回避して、心身ともに疲れをためないことが重要です。特に、月経前緊張症は、疲労やストレスをためこむと、その症状が強く現れやすいといわれています。

もし、症状が強すぎる、仕事に差し支えると感じたら、心療内科や精神科を受診し、カウンセリングを受けるのも一つの方法です。場合によっては、精神安定剤などが処方され、薬物療法で治療する場合もあります。

●カラダの症状

お腹や乳房が張る、下痢や便秘、頭痛、だるさ、むくみなどのカラダの症状に対しては、薬物療法が取られることがあります。例えば、頭痛には鎮痛剤、乳房の張りには抗プロラクチン剤が用いられます。むくみや体重が増えることで悩んでいる場合には、利尿剤が出されることがあります。

月経前緊張症は、生理約2週間前から起こる症状全般のことをいいます。原因は特定できておらず、症状の出方も人によってかなり異なります。対処法としては、疲れやストレスをためず、健康的な生活習慣を送ることが一番。そして、症状の程度に応じて、病院を受診して対処することも大切です。

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