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いつから不妊治療をはじめたらいいの?不妊を疑うタイミングとは

大好きな彼と無事に結婚して、新婚生活も満喫して、そろそろ赤ちゃんがほしいなと思うけど、なかなか赤ちゃんに恵まれない…。
避妊をやめれば妊娠できると思っていたのに、赤ちゃんができないという人は少なくないはずです。
そんな時、不妊治療をはじめるかどうかは何を基準にしたらいいのでしょうか?
不妊治療をいつからスタートすべきかを説明します。

避妊をやめれば妊娠できると思っていたのに…。

不妊治療って何をするの…?

どの位の期間がんばれば妊娠できるんだろう…?

結婚後に、なかなか妊娠できなくて、こんな不安や焦りを感じ始めたら、「不妊治療をはじめるタイミング」かもしれません。今回はいつから不妊治療をはじめたらよいのか、そのタイミングやきっかけを学んでいきましょう。

■いつから不妊症と呼ぶの?

「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が、避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、1年以上妊娠しないもことを指します。ある研究では排卵日とその前 2 日ぐらいを狙ってセックスをすると、89%が 6 周期までに、99%が 12 周期までに妊娠した、と報告されています。しかし、現代では、晩婚化や生活環境の影響から、実に10組に1組の夫婦が不妊に悩まされているといわれています。

「妊娠のしやすさ」は、女性が年齢を重ねることによって大きく変化します。一般的に、女性が妊娠しやすい年齢は20歳前後とされています。しかし、30代後半になると年々妊娠しにくくなり、45歳を過ぎてしまうと妊娠の可能性はほとんどなくなってしまうといわれています。きちんと排卵をしていて毎月生理があったとしても、赤ちゃんを作ることができる強い卵子はできなくなってしまうのです。

そのため、子どもがほしいと思っても、年齢が上がるとともに不妊症の人の割合は高くなってゆくのです。

不妊治療は女性だけの問題ではありません。かつては、子どものできない夫婦は、女性側に何かしらの問題があるとされていましたが、医療技術の進歩やさまざまな研究から、子どもができない原因は男女ともにあることがわかってきました。そのため、結婚して1年以上が経って、なかなか赤ちゃんに恵まれないという場合は、夫婦でお互いの気持ちを確認することからはじめましょう。

そこで、不妊治療を行うかどうかなどの夫婦の考えをまとめられたら、不妊治療を行っているクリニックを受診します。

では、不妊治療をはじめるきっかけには、どんなことがあるのでしょうか?

■いつから不妊治療をはじめるの?

結婚後、避妊をせずに定期的にセックスをしていても、1年以上妊娠しない場合には、不妊症を疑ってもいい頃だと言えます。アメリカの生殖医学会では、35際以上の女性の場合は、「6カ月の不妊期間が経過したあとは検査開始が認められる」とも提唱されてしています。しかし、不妊期間が1年に満たない場合でも、以下の条件が当てはまる場合には、産婦人科を受診した方が良い場合もあります。女性と男性とに分けて、不妊1年未満でも不妊治療をはじめた方がいい場合の条件を見ていきましょう。

【女性側】

●生理に関する異常がある場合

もし、女性側の生理周期・生理の量・生理期間・生理にともなう症状に異常がある場合は、不妊症の可能性があります。排卵がうまくいっていなかったり、子宮内腔の変型があったり、子宮内膜症などの病気を患っていることも考えられます。妊娠するためには、正しいリズムで生理が起こることが大前提となるため、これらの不安要因を改善することからはじめなければなりません。そのため、最初にお伝えした「結婚後、1年以上妊娠しない」ことを条件とせずに、早めに医師に相談するようにしましょう。

●性感染症や骨盤腹膜炎にかかったことがある場合

性感染症や骨盤腹膜炎にかかったことがある女性は、卵管になんらかの原因が生じて不妊症になるリスクが上がります。過去に、これらの病気を患ったことがある人は、6カ月妊娠しなかった場合は受診をすることをオススメします。特に腹部の手術後、腹膜炎やイレウスを起こしたことがある人は注意が必要です。

●以前に子宮筋腫や子宮内膜症を指摘されたことがある場合

年に一度の健康診断等で、子宮筋腫や子宮内膜症を指摘されたことがある場合は、早めに受診することが必要です。これらの婦人科系疾患は、早期治療をしていないと、不妊症になってしまう原因にもなります。なかでもチョコレート嚢腫がある場合は、卵子の老化が年齢以上に進んでいる場合もあります。

●40歳以上の場合

上記のリスク因子がなくても、40歳以上の場合は産婦人科を受診しましょう。年齢を重ねると卵子の老化が進み、妊娠ができる卵子ができにくくなるために自然妊娠する確率は低く、体外受精でも妊娠しない可能性が高まると言われています。

【男性側】

●子どもの頃の病気治療がある

過去に、以下の経験がある場合には、男性不妊の可能性があります。

・ヘルニアや停留睾丸の手術の経験がある

・おたふく風邪の後に睾丸炎を起こした

・がんなどの治療を受けたことがある

本人の知らないうちに、精子を運ぶ管が詰まったり、精子の数が減っていたり、精子をつくる力が落ちていることがあり、自然妊娠が難しい場合があります。

●糖尿病である

生活習慣病の代表と言っても過言ではない糖尿病ですが、実はこの病気にかかっていると不妊につながる可能性

があります。軽度の場合は勃起障害や射精障害などを引き起こし、病状が進行すると精巣で精子を造る力が落ちてしまうこともあるのです。趣味でスポーツなどをしているといいのですが、年齢を重ねるとカラダを動かすことが面倒くさくなってしまう人もいるので、日ごろからウォーキングなどの運動をして、体調管理に努めるようにしましょう。

■不妊を疑って受診する場合の注意点

●夫婦の「子供に対する考え方」が一致しているか

不妊治療は夫婦そろって行うものです。夫婦の考えや気持ちにズレがあると、その後の検査や治療でうまく協力し合うことができずに、そのことがストレスになってしまうことがあります。妊活中の女性にとってストレスは大敵なので、不妊治療をはじめる前にお互いの気持ちを確かめ合うようにしましょう。

●基礎体温を記録しておく

自分の基礎体温を知ることは、妊活をする上で大変重要になって来る情報です。低体温期・高体温期を知ることで排卵のタイミングを予測してセックスをするタイミング法にも通じるものです。そのため、医療機関で不妊治療の相談をする前から、自分で基礎体温を測定・記録しておいた方が、その後の治療がスムーズにいくこともあります。

不妊治療をはじめるタイミングは人それぞれですが、赤ちゃんがほしいけど、なかなか妊娠しない場合には、上記に当てはまることがあるかどうかチェックしてみてください。そして、もし、当てはまるものがあれば、速やかに医師に相談することをオススメします。しかし、その際には夫婦で不妊治療について話をすることも忘れずに。

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