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膀胱炎になったら何科に行けばいい?

女性に多いといわれる「膀胱炎」。「もしかしたら、膀胱炎になっているかもしれない…」と思ったら、何科を受診したらいいのか迷ってしまいますよね。病院に行く時間があまりない場合にも、適当に考えず、できるだけきちんと対応してくれるところで治療を受けたいものです。そこで今回は、膀胱炎で病院に行くときの心得を見てみましょう。

■そもそも膀胱炎って何?

膀胱炎とは、膀胱(ぼうこう)という尿を貯めておく場所の粘膜に炎症が起きる病気です。女性に多く、年齢はとくに問わない病気ですが、20040代の女性がかかりやすいといわれています。
膀胱炎には、「急性膀胱炎」と「慢性膀胱炎」の2種類があります。

●急性膀胱炎の原因は?

急性膀胱炎は、突然、細菌に感染することによって起こる膀胱炎のことを指します。膀胱炎の原因菌は、8割以上が「大腸菌」だといわれています。大腸菌は、便だけでなく、肛門の入り口や膣の入り口付近にも付着しています。これらの大腸菌が何らかのきっかけで膣に入り込んで感染するというわけです。
細菌は、女性の外陰部から尿道に入り、膀胱までたどり着くと粘膜に付着します。そこで、感染した細菌が繁殖を起こし、急性膀胱炎を発症するのです。通常は、膀胱に細菌が入ってきたとしても、排尿で細菌が流されたり、感染防御機能の働きがあったりして、炎症を起こすことはほとんどありません。しかし、寝不足やカラダの疲れ、ストレスなどが生じると、カラダの抵抗力が落ち、膀胱炎になりやすくなります。このように、急性膀胱炎はさまざまな要因が重なって起こると考えられます。

●慢性膀胱炎の原因は?

一方、慢性膀胱炎は、膀胱の粘膜が炎症し続けている状態になります。慢性の場合も大腸菌などの細菌類が原因ですが、その発生源が異なります。慢性膀胱炎は、急性膀胱炎を放置して症状が続くもののほか、膀胱結石などの病気が原因となって起こる場合もあります。

●その他の膀胱炎

急性や慢性膀胱炎のほかにも、「間質性膀胱炎」や「放射線性膀胱炎」、「出血性膀胱炎」などの膀胱炎があります。間質性膀胱炎は、間質という膀胱の粘膜の下の層や、筋肉の層にまで炎症が及ぶものです。こうして、膀胱の筋肉が萎縮することで、尿が膀胱にたまると膀胱が痛む症状がでます。
放射線性膀胱炎は、膀胱がんや子宮がんなどの放射線治療によって起きるもの、出血性膀胱炎は、ウイルス性感染によるものです。血尿や頻尿や排尿痛などの症状のほか、微熱が出ることもあります。

■自分で対処できること

膀胱炎になったら、どうすればいいのでしょうか? まずは主な症状を確認してみましょう。もし該当することが多いのであれば、病院に行きましょう。

●膀胱炎の主な症状

膀胱炎の主な症状には、以下のようなものがあります。
・トイレが近くなる
・排尿時に痛みを感じる
・排尿後も尿が残っていると感じる
・尿が濁る
・血が混ざる
トイレは、10分間隔で近くなるといわれています。痛みは、排尿の終わりかけに起こりやすいようです。

●膀胱炎になったら病院へ!何科に行けばいい?

もし膀胱炎の症状に心当たりがあれば、すぐにでも病院を受診しておいたほうがいいでしょう。重症化するとどんどん痛みが増しますし、さらに腎臓に炎症が起きる病気に移行する可能性もあります。そうなると痛みが増しますので、できるだけ早期に治療するようにしたいものです。

受診する科は、基本的には泌尿科、もしくは内科になるでしょう。もし、男性の医師や男性の患者などがいて恥ずかしいという場合には、婦人科でも大丈夫です。

■病院に行ったらどんな治療をするの?

膀胱炎で泌尿器科などを受診すると、まずは細菌に感染しているかどうかの検査から始まります。その後、適切な治療法を行います。ほとんどの場合、内服薬で治ることが多いといわれています。

●膀胱炎の検査

膀胱炎かどうかの検査は、尿検査と尿細菌培養検査、場合によっては超音波検査が行われます。
まずは尿検査を行い、尿を顕微鏡で見て炎症細胞である白血球が増えている場合は、膀胱炎と診断されます。尿細菌培養検査では、細菌の種類を特定します。どの抗生物質が効きやすいかが分かるので、治療に役立ちます。
また、腎臓や膀胱に異常がないか、他の病気が隠れていないかを知るために、超音波検査が行われることもあります。

●膀胱炎の治療

膀胱炎だと診断されたら、抗生物質を飲むのが一般的です。およそ3~5日飲めば、完治するといわれています。症状は1日~2日で和らぐといわれています。
また、完治したと思っても、まだ尿ないに細菌が要る可能性があるため、再度尿検査を行うのが一般的です。

■膀胱炎を繰り返さないために

膀胱炎は、早期治療でそれほど時間がかからず治療が可能です。おそれず、遠慮せず、症状を感じたらすぐに病院に行きましょう。また、膀胱炎が治っても、繰り返さないために、次のことを注意したいものです。

・外陰部はいつも清潔に保つ
・トイレを我慢しすぎない
・水をたくさん飲む習慣をつける
・排便後は、前から後ろに向けてふく
・性行為の後は早めの排尿で菌が入っても出すことが可能
・カラダの抵抗力が落ちないように日頃から体調管理をする

膀胱炎は病院で治療できる病気ですが、生活習慣が影響していることもあります。また発症してしまわないように、清潔面はもちろん、睡眠不足や疲れを放っておかないなどして、体調管理には十分気をつけるようにしましょう。

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