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女性がクラミジアにかかったら…症状はどんなものがあるの?

男性でも女性でもかかるクラミジアは、性感染症のひとつとして知られています。しかし、男女で症状が異なるということは、知らない人も多いのではないでしょうか?女性がクラミジアにかかるとどのような症状が出るのでしょうか? また、妊娠・出産への影響も知りたいところです。そこで今回は、クラミジアの基礎知識を解説していきます。

そもそもクラミジアってどんな病気?

クラミジアには、さまざまな種類があります。このうち、特に多いのは、性行為によって感染を起こす「クラミジア・トラコマティス」というものです。クラミジア・トラコマティスは女性に多い性感染症のひとつですが、無症状であることが多く、感染していることになかなか気づきにくい面があります。しかし、感染に気づかず放置してしまうと、子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎などに進行してしまい、不妊や流産、死産の原因になることもある怖い病気です。
また、パートナーにも感染する恐れがあるため、発覚すればパートナーにも検査を行ってもらう必要があります。

男性・女性、子どものクラミジアの症状は?

では、クラミジアの症状をもっと詳しく見ていきましょう。男性と女性、子どもでは、かかりやすい病気や症状が異なってきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

●男性と女性の症状の違い

性別問わず、大人に発症することが多いのが「クラミジア・トラコマティス」というタイプのクラミジアです。主に性交渉によって感染します。
女性の症状は、90%ほどが無症状といわれています。症状が出た場合、軽い生理痛のような痛みや、水っぽいおりものの増加、不正出血などが見られることがあります。また、場合によっては黄色くて濃いおりものが出ることもあるといわれます。進行すると子宮頚管炎、卵管周囲炎などを起こすことがあり、女性の場合、合併症が多いのが特徴です。
男性の症状も、特に大きな症状といえるものはありません。排尿時に少し痛みがある、尿道がかゆくなる、違和感が生じる、副睾丸が痛むといった軽い症状が中心です。男性の場合も、進行すると不妊の原因になることがあります。2~3週間すると症状がいったんおさまることがありますが、尿道内にはまだクラミジアが潜伏しているため、治療を受ける必要があります。

●赤ちゃんや子どもに見られる症状

妊婦がクラミジア・トラコマティスに感染したまま出産すると、産道を通る際に赤ちゃんが感染してしまうことがあります。赤ちゃんが感染してしまうと、「新生児クラミジア肺炎」や「新生児クラミジア結膜炎」などになる恐れがあります。とくに新生児クラミジア肺炎は、突然呼吸が止まる無呼吸発作を起こすことがあり、重症化しやすいといわれています。
一方、子どもは「肺炎クラミジア感染症」にかかることがあります。肺炎クラミジアという細菌による肺炎で、せきが長引くことが特徴です。咳や鼻水などの飛沫で感染し、のどの痛みや鼻水、せき、発熱などを伴うこともあります。

「クラミジア・トラコマティス」について

クラミジアには複数の種類がありますが、なかでも、現在増えているといわれているのが、「クラミジア・トラコマティス」というタイプです。主に性器の粘膜から感染を起こします。性器だけでなく、口の中からも感染することがあります。喉に感染すると、まるで風邪のような症状が現れ、咽頭炎や慢性の扁桃腺炎などになることがあります。また、眼の粘膜に感染して結膜炎を起こすこともあります。

●性行為で注意したいこと

クラミジア・トラコマティスへの感染を予防するには、性器だけでなく、口からも感染する可能性があることを知っておくことが大切です。たとえ1回限りの性行為であっても、相手が感染していれば感染する可能性があります。ただし、感染は粘膜を介して起こるため、コンドームを使用すれば基本的には感染しないといわれています。とはいえ、外れることもありますし、完全な予防策ではないことは覚えておきましょう。

●無症状なので気づきにくい

クラミジアで最も注意したいのが、無症状であることが多いことと、潜伏期間があることです。症状は女性のほうが感じにくいといわれています。女性の場合、クラミジアに気づかず妊娠をしてしまうと、流産や出産時の母子感染のリスクがあるため、妊娠中に検査を受けることが勧められています。妊娠中期に行われるクラミジア検査では、子宮頚管の軟膜表皮細胞を綿棒のようなものでとり、感染の有無を調べます。
「自分は感染しているはずがない」と誰もが思ってしまうものですが、自覚症状がないため、一概には言い切れません。思い当たる接触がある場合には、誰もが受けておくべき検査といえます。

●HIV感染症にかかりやすくなる

クラミジアのほか、梅毒や淋菌などの性病は、HIV(エイズ/AIDS)に感染しやすいといわれています。その感染率は、通常の3~4倍ともいわれます。クラミジアの検査と共に、HIVの検査も同時に行っておくと安心です。

クラミジアは男女ともに感染する病気です。今、主に性行為によって感染する「クラミジア・トラコマティス」が増加しています。予防にはコンドームの使用などがありますが、感染しても無症状であることが多いため、注意が必要です。子宮頚管炎などの婦人科系の疾患に進行することもありますし、エイズを合併しやすいところも怖いところです。そうならないためにも、早期発見・早期治療を心掛けましょう。

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