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健康診断のときに生理だと受けられない検査って?

健康診断の当日にトイレに行くと、生理がきていてビックリ!でも、尿検査や婦人科検査を、通常通り受けてもよいのかどうかが気になってしまいますよね。こんなとき、どうしたらいいのでしょうか? 今回は、このように健康診断当日に生理がきてしまった場合の対応について解説します。

■生理中の健康診断、どうなる?

健康診断の当日が生理期間に当たる場合は、一部の検査を受けることができません。事前に分かればあらかじめ申告しておくことで、生理中でも可能な検査のみをスムーズに受けることができます。ただ、健康診断当日に生理初日がくることもありますので、その場合は、健康診断を受ける前に、生理中である旨を申告すれば大丈夫です。

●生理中の健康診断について

生理中に健康診断を受ける際には、受けられる検査が限られています。例えば、尿検査、検便検査、子宮がん検診などは受けることができません。なぜ受けられないのかというと、生理の経血が正しい検査結果を出す妨げになることがあるからです。例えば、尿検査では、尿に経血が混じってしまうことがあります。これでは正確な検査の結果が得られません。ですので、生理が終わった後、改めて検査を受けるのが一般的です。

●事前に申告しておこう

一般的に、生理中や生理後の4日目くらいまでは、尿検査、検便検査、婦人科検診、血液検査などが受けられません。この期間に健康診断を受ける場合には、事前に申し出ましょう。健康診断1カ月前に生理中であったり、生理後間もなかったりする場合は、健康診断当日に生理日が重なる可能性が高いと考えられます。予測できた時点で、健保組合などの問い合わせ先に連絡をしておくことをおすすめします。

●あまり先延ばしにせずに検査を受けよう

では、生理中であることが原因で受けなかった検査は、どうなるのでしょうか。例えば、検便検査などは生理が終わって数日後の同じ月内に採取した便を改めて提出する場合があります。
また、日程が変更できる場合には、生理が終わってからの数日後を狙って検査を受けに行きます。
いずれにしても、健康診断を後日にする場合、なるべく早めの日程にするのをおすすめします。ましてや、生理だからといて健康診断自体をキャンセルしてそのまま受けないのは避けましょう。

■生理中に受けることができない検査~「尿検査」

生理中、受けることのできない検査として、尿検査があります。尿検査とは尿を取り、その中に含まれる成分や混濁物を調べることで、何らかの病気になっていないかどうかを知るきっかけとなるものです。例えば、腎臓などの病気は尿たんぱくや尿に混じる血液の量で知ることができます。他に、糖、潜血、ケトン体などを見ることで、さまざまなカラダの異常を知ることができます。
最初の尿は避け、中間あたりの尿を検査用の紙コップなどに入れます、最後のほうの尿も避けましょう。量は、紙コップの3分の1くらいまでがめやすです。

●生理中に受けることができない理由

生理中、尿検査を受けることができない理由は、尿をコップに入れる際に、生理の経血が混ざることがあるためです。尿検査では「尿潜血」といって血が混じっている量をチェックするのが一般的。ここで経血が混じってしまうと、病気によるものなのか生理の経血が混ざったものなのかが判断できません。
また、生理が影響する項目には、腎臓や膀胱などの病気が分かる「尿蛋白(にょうたんぱく)」や、尿路や腎臓などの病気が分かる「尿沈渣(にょうちんさ)」などがあります。これらは検査を受けても正確な結果が出ないため、尿検査を後日に延期するのが通例です。

■生理中に受けることができない検査~「婦人科検診」

婦人科検診の中も、生理中に受けることができない検査があります。例えば、子宮がん検診です。
子宮がん検診の検査は、内診台に上がり、まずは子宮の大きさを見る触診を行います。続いて、子宮の出口を見て、綿棒などでこすり、細胞を採取して検査にまわします。
また、乳がん検診も人によりますが、乳房がホルモンの影響によって張ることがあるため、痛みが強い場合には避けたほうがいい場合もあります。

●生理中に受けることができない理由

生理中は経血が出ているため、この触診や細胞の採取の際、触りにくいことがあります。また、経血によって細胞が取りにくく、状態が見えにくいことがあるため、検査を行うのがむずかしいとされています。
もし、子宮がん検診を単独で受ける場合も、生理が来たら検査を受けられないので覚えておきましょう。予約していた検査日と生理が重なることが予測できた時点で日程変更をしておくのがベストです。

■生理中に受けることができないその他の検査

その他、次のような検査も生理中には基本的に受けることができません。

・検便検査
・CA125(血液検査)

とくに検便検査では、「便潜血」という精密な検査を行う際に、ごくわずかな血液でも陽性判定が出るといわれています。よって、生理中は検査を受けることはできません。CA125は子宮内膜症の診断に使われる血液検査の一つですが、生理中は値が高くなるため、基本的に検査は行いません。

生理中であっても健康診断自体は受けることは可能です。事前の申告をしておいて、当日に焦ることのないようにしておきましょう。また、後日検査を受ける場合には、なるべく早めの日程で受けておくのをおすすめします。

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