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水いぼを効果的に治す治療とは

ピンセットを使った昔ながらの「水いぼとり」をはじめ、漢方薬「ヨクイニン」の服用、「硝酸銀ペースト法」など、ドクター監修のもと、水いぼの治療法について解説します。自然治癒力に任せ、積極的な治療は行わないという考え方にも注目します。

夏場になると、水いぼの治療で皮膚科を受診する子どもが後を絶ちません。様々な治療法がある一方で、何もせず自然治癒を待てば良いという考え方も。

専門家の間でも意見は分かれており、受診した皮膚科の医師の考え方によって、どのような治療が行われるかが大きく異なります。

水いぼの治療法とは?

かつては、水いぼができると皮膚科でとってもらうのが一般的とされました。

「水いぼとり」と呼ばれる方法は、ピンセットなどでいぼを一つひとつ掴み、ウイルスの芯を取り除いていくもの。

確実な方法ですがかなりの痛みを伴うため、子どもにとってはつらい治療だと言えるでしょう。

「水いぼとり」で子どもに苦痛を強いるのはかわいそうだという考えから、近年では飲み薬や塗り薬などによる治療が選ばれるケースが増えています。

代表的なのは、ハトムギのエキスを主成分とする漢方薬「ヨクイニン」を使った治療法。

「ヨクイニン」には免疫反応を活性化させる作用があるとされ、錠剤や粉末になったものを服用します。

また、硝酸銀と小麦粉を混ぜた「硝酸銀ペースト」を水いぼに塗り、患部を腐らせてとり去る方法もあります。

ペーストを塗った部分が多少ピリピリしたりかゆくなることがありますが、しばらくすると黒く乾いた状態になり、2週間ほどで脱落します。

水いぼ治療に対する考え方

水いぼは6ヶ月~2年ほどで自然に治る場合が多く、積極的な治療はしなくても良いという医師も増えています。

どんどん数が増えてしまったり、自ら患部を引っ掻いて湿疹が広がる「とびひ」の症状が出た場合などは早急に対処するべきですが、必要以上に神経質になる必要はありません。

ただ、プールなどで他の子どもにうつしてしまう可能性もあり、やはり治療は行った方が良いという見方も根強いです。

その場合、数が少ないうちであれば、痛みを伴う治療でも子どもの負担が少なくてすみます。

水いぼができたら早めに専門家に見せ、今後の治療について相談するのがおすすめです。

ほとんどの場合、子どもの水いぼの治療方針は、本人ではなく皮膚科医と保護者によって決まります。

水いぼができたことでプールに入れないなど、精神的な苦痛を感じる子どももいるため、大人たちは子どもの心にも配慮して、より良い対処法を探すことが大切です。

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この記事の監修ドクター
札幌シーズクリニック 院長  大久保真先生

この記事のキュレーター

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