mtihp-0002098_html

大人がかかると、ちょっとコワいおたふくかぜ。予防できるの?

感染することを事前に防ぐのは、なかなかむずかしい「おたふくかぜ」。もっとも、感染リスクを減らす方法はあります。それは、抗体検査とワクチン接種。感染リスクを低減するためにできることと、かかった際の治療法について知っておきましょう。

おたふくかぜの症状

●おたふくかぜは、どんな「かぜ」?

おたふくかぜの正式名は、「流行性耳下腺炎」。この名前から、伝染性の病気だということ、耳下腺が炎症を起こす病気だということがわかります。ここで気を付けたいのは、おたふくかぜの伝染力の強さです。

一般的に、おたふくかぜは感染してから発症するまでに3週間ほどの潜伏期間があります。頭痛や発熱といった通常のかぜの症状に加えて、耳からあごの下にかけての痛みや腫れが出てようやく、発症したことがわかります。しかし、この症状が出始める前が周囲への感染力のピークを迎えているため、症状が出た時にはすでに、周囲へ感染を拡大していることになります。

●感染拡大を招く“不顕性感染”

おたふくかぜの場合は、感染しても発症しない“不顕性感染”の人が、全体の約3割程度はいるといわれています。感染しても本人は発症しないので、気付かないままに第三者へ感染させていることがあるのです。こうしたケースがあるため、感染を防ぐのはむずかしいと言われています。

おたふくかぜを発症したときの対処法

●対症療法で回復まで待つ

おたふくかぜに関しては、特別な治療薬はないため、できることは対症療法にとどまります。冷やすことで痛みをやわらげたり、酸味や味の濃い食べものを避けたりするなどを心がけてください。熱や痛みが強い場合は、鎮痛剤を服用することも選択肢のひとつですが、医師の処方や服用指示に従うようにしましょう。

人によっては痛みで口を開けるのがつらくて食事を摂れないうえに、嘔吐や下痢を伴うケースもあります。このような場合は、脱水症状への注意が必要です。水分補給の際にはストローを使うなど、工夫してみましょう。

●注意したい、危険な合併症

おたふくかぜに伴う合併症としては、「無菌性髄膜炎」や「難聴」、「睾丸炎(急性精巣炎)」や「卵巣炎」が知られています。特に、「急性精巣炎」はおたふくかぜにかかった15歳以上の男性の約1~3割に起こるともいわれています。高熱や激痛をともない、ごく稀ではありますが、無精子症になることがあります。

おたふくかぜの予防

●「おたふくかぜ」の免疫を調べよう

子どもの頃、おたふくかぜにかかったことはありますか?また、感染しても発症しない“不顕性感染”の場合でも、免疫がついていますから、発症する可能性は低くなります。

覚えていない場合は、抗体検査をすることで、抗体の有無を調べられます。自費になりますが、発症した際のリスクを考えると、確認しておくのもよいでしょう。

●かからないためには、予防接種がおすすめ

感染しないために出来ることは、予防接種です。ワクチン接種を受けていれば、体内に抗体があります。体内に免疫があれば、感染リスクをグッと減らすことができます。「おたふくかぜ」は、自費負担のある任意接種のため、保育園や幼稚園、小学校などで流行することがあります。子どもが感染すると、家庭内で親に感染し、子どもよりも重症化してしまう……という例もあるそうです。

●予防接種の効果は、永遠ではない

おたふくかぜのワクチンを接種したからといって、その効果がずっと続くとは言い切れないといわれています。
免疫は継続しながらも、次第に弱くなっていくため、感染する可能性がゼロとは言えないのです。

大人になって感染・発症すると、重症化することもある「おたふくかぜ」。予防するためには、抗体を確認し、ワクチン接種をしておくことがおすすめです。自分のワクチン接種歴を確かめてみてもいいかもしれません。

キーワード / keyword

この記事のキュレーター

icon_lnln_editer
生理日管理ツールの決定版「ルナルナ」が生理にまつわる悩みから妊活・妊娠・出産・育児までの困った!をサポートする情報をお届けします。
mtihp-0002098_html

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ルナルナの最新情報をお届けします