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初期は微熱が出る?ノロウイルスの症状と風邪との違い

毎年冬になると猛威をふるうノロウイルス。吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などつらい消化器系症状で知られていますが、初期段階では熱が出ることもあり、普通の風邪と見分けがつきにくい場合も。早期回復、二次感染予防のためにも知っておきたい、ノロウイルスの特徴的な症状や風邪との違いを解説します。

ノロウイルスの基礎知識

ノロウイルスは感染性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、人の小腸粘膜で増殖します。

流行のピークは、例年12月から1月頃。

新型ノロウイルスが大流行した2012年は、12月の患者数が7000人を超え、年間で1万7000人以上が感染しています(参考:厚生労働省 ノロウイルスに関するQ&A 月別発生状況)。

ノロウイルスの特徴としては、熱に強いことが挙げられます。

ウイルスを死滅させるには、85℃~90℃で90秒以上加熱しなければなりません。さらに、感染力が非常に強く、集団感染を引き起こすこともしばしば。

感染経路は、主に以下のようなものがあります。

●感染者の便や吐物

ノロウイルス感染者の便や嘔吐物を処理した際に、ウイルスが手などにつき、口から体内に入って感染することがあります。

その他にも、便や吐物の排出時に飛び散った飛沫を吸い込んで発症するケースや、感染した人が調理を行い、ウイルスが食品について感染する場合もあります。

●生または加熱不足の二枚貝

便や吐物として排出されたノロウイルスは、下水を経由して川や海に流出します。

こうして汚染された海水を、牡蠣をはじめとした二枚貝が取り込むと、貝の中にウイルスが蓄積されてしまいます。

ウイルスを蓄えた二枚貝を生、あるいは中心部が十分に加熱されていない状態で食べると、感染の恐れがあります。

●十分に消毒されていない井戸水や簡易水道

ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を、消毒が不十分なまま飲んでしまうと、感染する可能性があります。

こんな症状が現れたら要注意!

ノロウイルスの主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛、発熱。

ウイルスが体内に入ってからおよそ1~2日間の潜伏期間を経て発症するとされています。

一般的には最初に微熱が出て、その後、嘔吐や下痢に見舞われることが多いようです。熱は37℃~38℃台の微熱であるケースが多いですが、まれに高熱が出ることもあります。

普通の風邪との違いは、嘔吐と下痢の程度。ノロウイルスは強烈な嘔吐、下痢を特徴とし、人によってはトイレから出られないほどひどい場合も。嘔吐と下痢を繰り返すことで、脱水症状に陥る危険性もあります。

このようなつらい症状は、大人であれば1~2日程度で改善される傾向にあります。ただし、発症後1週間ぐらいの間は体内にウイルスが残っているため、人との接触は控えた方が良いでしょう。

ノロウイルスの検査は保険適用外!?

医療機関で一般的に実施されている検査方法は、検査キットによるウイルスの検出です。

ただし、潜伏期間中でまだ症状が現れていない時は、感染していても陽性にならないことも。

また、一部の例外を除き、3歳未満、もしくは65歳以上の人しか健康保険の適用にならないため、問診のみという病院も多いようです。

子供や高齢者はもちろんのこと、ノロウイルスは大人でも大変つらい症状を引き起こします。手洗いや食品の十分な加熱など、日頃から徹底して予防に努めましょう。

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