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生理でレバー状の塊が出るのはなぜ? 中編
生理の時にドロッと出る、レバー状の塊。その原因となる病気についてご紹介します。
生理の経血にレバー状の塊が出るときの注意点
経血にレバー状の塊がまじると言っても、指の爪くらいの小さな塊であれば、あまり心配することはありません。しかし、血の塊が大量に出たり、大きなレバー状の塊が出てきたり、それが続くような場合には、子宮筋腫や子宮内膜症など病気の可能性もあるので、一度、婦人科で相談してみると良いでしょう。
レバー状の塊の大きさが5cmくらいの場合は、婦人科の病気の可能性が高いといわれているので、この大きさをひとつの目安にしてみてください。
生理の経血にレバー状の塊が多くなる病気
生理の経血にレバー状の塊が多く出る場合に考えられる代表的な病気には、「子宮筋腫」と「子宮内膜症」の2つがあります。
●子宮筋腫
子宮にコブのような腫瘍ができる病気で、基本的には良性の腫瘍です。子宮筋腫にかかると、出血量が多くなってレバー状の塊ができるほか、貧血などを招くと言われています。
●子宮内膜症
子宮内膜が子宮外にできてしまう病気です。生理の時に、この過剰にできた子宮内膜がはがれ落ちて、出血するといわれています。また、子宮内膜症にかかってしまうと、そのほとんどの人が、激しい生理痛、腰痛、吐き気などの症状に苦しめられるとされています。
どちらも20~30代の若い女性に多く見られる病気なので、もし、レバー状の塊が出てくる以外にも思い当たることがあれば、一度、婦人科で検査してもらうことをおすすめします。

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