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水疱瘡(みずぼうそう)の症状!発疹が治癒するまで

水疱瘡(みずぼうそう)はどのような初期症状が現れ、どのような経過をたどって治るのでしょう。発疹が現れやすい場所、重症化するとどのような症状が見られるのかなどをドクター監修のもと、水疱瘡の症状について詳しくご説明します。

水疱瘡(みずぼうそう)にかかるとどのような症状が現れどのように治っていくのでしょうか。水疱瘡の症状などについて解説していくこととします。

水疱瘡(みずぼうそう)の特徴について

水疱瘡の特徴について確認してみます。水疱瘡は1歳~4歳に多くみられますが、大人になってからも感染する可能性がある病気です。

●水疱瘡は1歳~4歳に多くみられる

水疱瘡が流行する時期は、特に冬から夏前(12~7月)です。1歳~4歳の間の発症が多くみられます。

初めはなんとなく体がだるい、微熱、頭痛などを感じます。しかし、小さな子供の場合は、この症状が現れても言葉でうまく伝えることができず「なんとなく不機嫌」という現れかたをすることがあります。

●水疱瘡の症状が現れる体の部位

発疹は最初、お腹など体の中心部に現れることが多く、続いて頭皮、手足など全身に広がっていきます。

発疹の数には個人差が大きく、ほんの数個だけで済むこともあれば、数えきれないほどの発疹が全身に現れることもあります。

●初めは虫刺されとの区別が難しい

水疱が現れる前の初期段階では虫刺されとの区別が難しいので、1~2日様子を見てから水疱瘡の確定診断を行うこともあります。

ほとんどは病状を観察することで診断がつきますが、まれに血液検査を行う場合もあります。

詳しくは『水疱瘡の免疫があるかどうか調べたい!抗体検査とは?』をご覧ください。

●大人の症状は重症化しやすい

水疱瘡は子供の頃にかかると比較的軽症で済みますが、大人になってからかかると重症化する傾向があります。

詳しくは『大人でも水疱瘡になるの?重症化しやすい大人の水疱瘡』をご覧ください。

15歳以上になっても水疱瘡の経験がなければ、予防接種を受けて発症を防ぐことをおすすめします。

水疱瘡の症状について

初期は新しい発疹が次々と出現するので、紅斑や水疱、かさぶたなど全ての状態の発疹が一度に見られることが特徴です。

重症化したときは発疹の数も多くなり、ひどいときは39度以上の発熱が1週間以上続くこともあります。

また、合併症として熱性けいれん、肺炎、気管支炎を発症することもあります。

水疱瘡の潜伏期間・経過について

水疱瘡の潜伏期間と症状が治るまでの経過について確認をしてみます。

●潜伏期間は2週間程度

水疱瘡の原因は水痘・帯状疱疹ウイルスです。このウイルスは体内に侵入してから増殖しだします。皮膚表面に症状が現れるまでおよそ2週間を要します。

●皮膚表面に発疹が出始める

続いて発疹が見られますが、子供の場合はここで発症に気づくケースが多いです。

始めは赤く小さな紅斑(こうはん)が体の中心部に現れ、盛り上がった丘疹(きゅうしん)へと変化、その数時間後に水ぶくれのような水疱が発生し、強いかゆみをともないます。

●水泡(すいほう)は3~4日でかさぶたになる

水疱(すいほう)は3~4日でかさぶたになります。全ての水疱がかさぶたになれば、他人への感染力はなくなっています。

発疹出現からここまで約1週間かかります。その後全てのかさぶたが取れてきれいになるまでには、3週間くらいかかることもあります。

水疱瘡の感染経路について

水疱瘡の感染経路は3種類あるとされています。それが下記のとおりです。

飛沫感染:患者の咳やくしゃみで空気中に散布したウイルスを吸い込んで感染します。

接触感染:患者がウイルスのついた手で他人に触れることで感染します。間接的に感染することもあります。

空気感染:水痘・帯状疱疹ウイルスは非常に小さくて軽いので空気中に漂います。それを吸って感染します。

水疱瘡の予防方法

水疱瘡を予防する上で効果的な方法は「予防接種」です。

1回の接種で水疱瘡の重症化や合併症をほぼ100%防げると期待されています。また、2回の接種で、発症を90%程度予防できます。

水疱瘡の予防接種は平成26年10月から定期接種化され、1~2歳の子供は予防接種を無料で受けられるようになりました。

1歳の誕生日を迎えたら、予防接種を受けておくといいでしょう。

病院での治療方法

水疱瘡はなるべく初期症状で見つけることが肝心です。なぜなら、早い段階で治療を受ければ、症状が軽く、早い段階で治療することができるからです。

水疱瘡の治療法には「抗ウイルス剤」「抗ヒスタミン剤」「亜鉛華軟膏(カチリ)」などがあります。水疱瘡を治療する場合には、医療機関から処方された薬を使用することが大事です。

家でのケア方法

水疱瘡での跡を残さないため、早く治すためにも、家では下記のことに注意をしてください。

●水疱をかかないようにする

水疱瘡によってできた発疹はかゆみをともないます。けれども、水疱をかいてしまうと水疱瘡の跡が残ってしまいます。水で冷やすとかゆみがおさまるので、なるべくかかないようにさせましょう。

●シャワーで済ませる

湯船につかると身体が温まるためかゆみが生じます。水疱ができている間はシャワーだけで済ませるようにしてください。なお、患部によっては清潔さを保っておく必要もあるので注意しましょう。

こんなときは要注意・再受診をしましょう

発疹が腫れて膿んできたとき、ぐったりして元気がなく、名前を呼んでも反応が遅いとき、または熱が4日以上続くときは、もう一度医療機関を受診することをおすすめします。

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この記事の監修ドクター
医療法人社団泰仁会 北川医院 理事  北川泰久先生

 

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