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知ってた?妊娠する確率を高める方法
将来、結婚して子どもがほしい女性は必見!
妊娠しやすいセックス、妊娠しやすい日、妊娠を妨げることetc…
知っているようで実は知らない、妊娠しやすいタイミングやポイントをお教えします。
妊娠率を上げるセックスのウワサって本当なの?
そろそろ子どもが欲しいと思った時に、まず試してみるのが排卵日付近でのセックスではないでしょうか?
いつもより時間をかけてじっくりとセックスをしたり、射精後、女性は腰を高くしてあまり動かずにしてみたり、中には逆立ちをするという人もいるかもしれません。
「射精後精子を子宮内に留めることで妊娠率を上げる」という話は、もっともらしく聞こえますよね。
しかし、医学的には、精子は膣内で放出されるとすぐに子宮を目指して進み出す性質があるため、体外に流れ出てしまう精子があったとしても、妊娠の確率にはあまり関係しないと考えられています。
また、精子の量が多ければ、多少流れ出てしまうのは当然のこと。
妊娠を目指してセックスする場合は、一種の使命感を抱きがちですが、あまり深刻にならずに、赤ちゃんを待つふたりの共同作業として楽しんで行いましょう。
妊娠しやすいセックスって?
女性が気持ちいいと感じるセックスは、妊娠しやすいという説があります。
これは女性がオルガスムス(オーガズム)を感じると、子宮が収縮して精子を取り込み妊娠しやすくなると考えられているため。
このように、あまり気負わずにリラックスしてセックスを楽しむことが大事なのです。
産婦人科医の多くも、自然に妊娠するためには、男女が仲良くセックスを楽しむことが大切だと考えています。
これについての医学的な根拠はありませんが、妊娠にはメンタル面が大きく影響することがあるのです。
自分では自覚がなくても、ストレスが溜まっているとカラダにも影響します。
そのため、疲れを感じた日はココロとカラダを休めるようにすることも大事ですね。
まずはストレスから抜け出そう
生活スタイルが多様化した現代では、個人の休日や勤務時間もさまざまです。
妊活中だけどすれ違いが多く、2人のタイミングを合わせづらくて悩んでいるカップルもいることでしょう。
そんな時は2人で旅行に出かけてみるのはいかがでしょうか?
長期の休みが取れなかったとしても、近くのホテルを利用するだけで日常から解放され、気分がリフレッシュするかもしれません。それに、2人の仲もこれまで以上に近づきそう。
では、肝心な妊娠しやすい日とは一体いつなのでしょうか?
妊娠しやすい日は排卵日当日じゃない!?
一般的に卵子の寿命は12~24時間、精子の寿命は約2~5日といわれています。
そのため、理論上の受精できる期間は、排卵日の5日前~排卵1日後までとなります。
排卵日にセックスをしたら妊娠しやすいと聞いたことがあるかもしれませんが、精子と卵子の寿命は大幅に違うので、射精された精子が子宮内で排卵を待ち、その後で受精するという状況が理想的です。
そのため、排卵日の2日前~1日前にセックスを行うと一番受精する可能性が高いと言えるでしょう。
妊娠するための最後の関門!
無事に精子と卵子が出会って受精卵ができたとしても、これで妊娠とはなりません。
実は、この後に最後の関門が待ち受けているのです。それは、着床するかどうかということ。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、ゆっくりと卵管を移動して子宮に向かいます。受精卵が子宮にたどり着くまでには、約一週間かかるといわれています。
そして、子宮内膜に着床できれば、妊娠の成立です!
★今回のポイント★
・妊娠するにはリラックスしてセックスを楽しむことが大事
・排卵日の2日前~1日前のセックスは、受精する可能性が高い
・受精卵が子宮に着床してはじめて妊娠が成立する
この記事の監修
産科医 竹内正人先生

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