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妊娠力チェックリスト ~女性編~
妊娠したいと思ったときに重要になるのは、自分のカラダに妊娠・出産する力があるかどうかということ。いわゆる「妊娠力」です。
では、どういう方法で妊娠力を調べたらいいのでしょうか?
簡単に確認できるチェックリストをご紹介します。
結婚をして、いざ子どもが欲しいと思った際に気になるのが、自分の妊娠力です。
自然な妊娠・出産ができるかどうかを知るために、まずは以下の2つのチェックリストで調べてみましょう!
妊娠力チェック① 子宮・卵巣編
□ 生理周期が安定していない
□ 最近、生理痛がひどくなってきた
□ セックスや排便時に、お腹の奥に痛みを感じることがある
□ 生理時の経血に、ドロっとした血の塊が混じる
□ おりものの量やにおいが気になることがある
2つ以上当てはまったら要注意。
生理周期が不規則、長すぎる、短すぎる。経血の量が極端に少ない、または多い場合は、ホルモンバランスに問題がある可能性があります。
そして、毎月鎮痛剤を飲まないと耐えられないほどの生理痛があったり、セックス時などにお腹の奥の方で痛みを感じたり、経血にドロッとした血の塊が混じったりする場合は、子宮からのSOSサインかもしれません。
不規則な生活やストレスなどがホルモン分泌に影響して、小さな血の塊が経血に混じることはたまにありますが、その塊が大きい場合は婦人科系の病気を患っている可能性があります。
また、おりものの色やにおいに異常がある場合は、感染症にかかっていることも……。
上記のことに少しでも心当たりがあれば、早めに婦人科を受診しましょう。
妊娠力チェック② 授かり体質編
□ 疲れやすく、倦怠感がある
□ お腹を触ると、ひんやりしている
□ 仕事などのストレスがたまっている
□ 10kg以上のダイエットを短期間に行ったことがある
一見、妊娠とは関係なさそうな内容に見えますが、実はこれらは妊娠を遠ざける原因になりえるものです。
こちらも2つ以上が当てはまったら要注意。
疲れやすさや倦怠感のほか、めまいや立ちくらみが起こりやすい人は、貧血気味かもしれません。
また、普段から冷たいものばかりを飲んでいて、お腹がひんやりしているなら、内臓が冷えていることもあります。特に子宮周りの冷えは、排卵の妨げになることもあるので要注意です。
ストレスや極端なダイエットも、排卵を促す卵巣機能に影響することがあります。
この他に、カフェインの摂り過ぎは、妊娠を遅らせる可能性があるというデータも。
コーヒーが大好きで毎日飲んでいるという人も、妊娠を希望する場合は控えめにした方がいいかもしれませんね。
最近ではカフェインの入っていないデカフェコーヒーがコンビニでも気軽に買えるので、これを機会にチェンジしてみるといいでしょう。
2つのチェックリストからは、妊娠力は一朝一夕で簡単に身に付くものではないということがおわかりいただけたかと思います。
赤ちゃんが欲しいと思っている人はもちろん、将来的に子どもが欲しいと思っている人も、まずは生活習慣を見直して、妊娠力の高いカラダを作ることからはじめましょう。
★今回のポイント★
・生理不順や婦人科系の病気にかかっていないかをチェックしよう
・ストレスや過度のダイエットも妊娠の敵
・生活習慣を見直して、妊娠力を高めよう
この記事の監修
産科医 竹内正人先生
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