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赤ちゃんにはなぜ母乳がよいの?母乳育児のメリット

母乳育児は、粉ミルクや人工乳など他のものと比べてどのようによいのでしょうか。赤ちゃんと母乳育児の関係、母乳育児のさまざまなメリットについて、ドクター監修の記事で解説します。

母乳育児には、さまざまなメリットがあります。そのメリットについてご紹介します。

母乳育児の必要性

赤ちゃんは歯もまだ生えておらず、消化器官や内臓のはたらきも未熟なため、固いものを噛んだりきちんと消化することができません。赤ちゃんが胎内にいるときは、必要な栄養を母親の胎盤から臍帯(さいたい)を通じて吸収しています。出産によって臍帯から切り離された後は、口から栄養を摂っていかなければいけません。そのため、母乳やミルクが必須なのです。

粉ミルクや人工乳に比べて、母乳育児には次のようなメリットがあります。

栄養に優れている

母乳には、三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、酵素などがバランスよく含まれています。出産後すぐに出る初乳は脂質や糖質が少ないなど、母乳は赤ちゃんの成長に合わせて栄養バランスが変化していきます。そのため、赤ちゃんにとって必要な栄養を摂るのに最適と言われています。

免疫力を高める

母乳には、免疫物質、抗菌物質が多く含まれており、免疫力を高めアレルギーにもなりにくいことが知られています。特に、初乳は赤ちゃんにとって免疫抗体の濃度が高いので、ぜひ与えたいものです。

スキンシップ

授乳によって、母子ともにスキンシップを通してきずなの形成に役立つといわれています。お母さんは、赤ちゃんの健康状態や精神状態を体で感じとることができ、赤ちゃんは、お母さんの心臓の鼓動を感じることで、安心感を得ることができるのです。

また、授乳によってお母さんの体には、プロラクチンというホルモンが分泌されます。プロラクチンは、赤ちゃんを守る気持ちをはぐくむ「母性ホルモン」といわれており、多く分泌されると、赤ちゃんに対する愛情が高まって母性が育ちます。また、プロラクチンが分泌されている間は、次の妊娠をしにくくなり、育児に集中できる環境をつくります。

母体回復

母乳を与えることで、オキシトシンというホルモンの分泌が促され、すでに溜まっている母乳を乳腺から乳房の外に押し出すはたらきをします。また、オキシトシンは、子宮を収縮させ、母体を元の状態に戻すようにもはたらきかけます。

時間への余裕

母乳だけで育児ができるときは、粉ミルクも哺乳瓶も必要ありません。お湯を温める、粉ミルクの準備する、容器を洗うなどの手間がかからないため、忙しいお母さんの負担が少なくなります。

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この記事の監修ドクター
広尾 峰岸産婦人科 院長
峰岸一宏先生

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