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気になる生理の遅れ。こんなときはすぐ病院へ

女性のカラダはデリケート。なかでも、生理のリズムはカラダの中にあるさまざまなホルモンのバランスによって成り立っています。
生理はいろいろな原因で遅れますが、病気が潜んでいることもあるので注意。
日頃のセルフチェックで、病気の兆候を見逃さないようにしましょう。

生理が遅れるのはなぜ?

「妊娠しているはずはないのに、生理がこない……」。

女性なら誰しも一度は心配した経験があるのではないでしょうか。

女性のカラダはデリケートなもの。生理が遅れると一口に言っても、原因にはさまざまなものがあります。

 

まず挙げられるのは、女性ホルモンバランスの乱れ

生理の周期は、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2つの女性ホルモンが司っています。

不規則な生活、過度なダイエット、激しい運動、強いストレスによってこれらのホルモンバランスが崩れると、生理周期が乱れることがあります。

 

薬の副作用も生理が遅れる原因のひとつです。

胃薬や抗うつ剤には、副作用としてプロラクチンというホルモンの値を高くするものがあります。

母乳を作るホルモンであるプロラクチンが多くなると、授乳中と同じカラダの状態になり排卵が抑制されます。

プロラクチンの増加はエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を抑えるため、生理が遅れてしまうこともあるのです。

 

この他に生理が遅れる原因として、早発閉経の可能性が考えられます。

一般的に閉経は50歳前後に訪れますが、2030代で生理がなくなってしまう場合もあるのです。閉経に向けて、生理の間隔が長くなっている状態なのかもしれません。

早発閉経の発症の原因として、遺伝、自己免疫異常、卵巣の手術や放射線治療、化学療法による卵巣機能低下などが考えられますが、はっきりとした原因はわかっていません。

 

生理の遅れ。こんなときはすぐに病院へ

生理の周期は25日から38日程度。少し遅れてもこの範囲であれば正常と考えてよいでしょう。

予定日より一週間以上の遅れがあり、前回の生理以降にセックスをしたことがある場合には、市販の妊娠検査薬で妊娠しているかどうかチェックしてみましょう。

妊娠しているはずがないと思っても、避妊に失敗していることもあります。検査薬が陽性だったら、できるだけ早く婦人科に行きましょう。

生理が3ヶ月以上ない状態を「続発性無月経」と言います。

急激な体重減少やストレスのほかに、子宮や卵巣、甲状腺などの病気が原因となっていることもあります。

「生理がないのは楽でいいや」と放っておくと、将来、骨が弱くなり骨折する、妊娠しにくくなるといった影響が出ることがあります。なるべく早めに婦人科に相談するようにしましょう。

 

生理予定日から少し後に、普段と違う出血があった場合は、子宮外妊娠や切迫流産による不正出血のおそれがあります。

「ひどい下腹部痛が続く」「いつもより少量の出血が続く」ようならば、婦人科を受診するとよいでしょう。

 

★今回のポイント★

・生理が遅れる原因は、ホルモンバランスの乱れ。薬の副作用や早発閉経なども考えられる

・生理が3ヶ月以上ない場合は続発性無月経

・生理予定日を過ぎて、痛みを長く伴う出血がある場合は、子宮外妊娠や切迫流産の可能性も

 

 

この記事の監修
婦人科専門医  松村 圭子先生

この記事のキュレーター

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