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生理不順ってどんな状態?放置しておくと不妊になる可能性も!?

生理が予定日に来ない!いつもより生理の期間が長い…など、多くの女性が「生理」について、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか?
カラダの大事なサインを理解してあげられるよう、また、必要以上に悩んで逆にストレスをためてしまわないように、「生理」の基礎知識を身につけましょう。

正常な生理とは?

個人差が大きい「生理」の状態ですが、一般的な周期(生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数)は2538日くらいで、日数は37日が正常とされています。

初潮を迎えて45年経ってホルモン分泌が安定すると、生理周期は安定します。

経血の量は、最も多い日で23時間に1回ナプキンを替えるくらいが一般的です。

「生理不順」ってどんな状態?

「生理不順」とひとことで言っても、周期の長さ、期間の長さ、経血量の変化など、悩みの内容も原因もさまざま。

生理の周期や期間などは個人差が大きく、同じ人でも環境や体調の変化によっても変わります。

「生理不順」にはどんなタイプがあるの?

● 生理周期の異変

・頻発(ひんぱつ)月経
 生理周期が25日より短い状態

・稀発(きはつ)月経
 生理周期が38日より長い状態

 ストレスなどによるホルモン分泌の乱れが原因で、無排卵になっていることも。

特に頻発月経の場合は、「黄体機能不全」の可能性が考えられます。

● 一回あたりの生理期間の異変

・過短月経
 生理の期間が3日より短い状態

・過長月経
 生理の期間が7日より長い状態

 やはりホルモンバランスの乱れが考えられます。無排卵になっていることも。

● 経血量の異変

・過多月経
 ナプキンが1時間もたない、親指大くらいのレバー状の塊が出る

・過少月経
 ナプキンを1日に12回しか替える必要がないほど、経血量が少ない

 過多月経の場合は、子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気が疑われます。過少月経の場合は、女性ホルモンの低下で子宮内膜が厚くならないことなどが考えられ、無排卵になっている場合もあります。

どうして「生理不順」になるの?

生理は、脳の視床下部・下垂体の指令を受けて卵巣から分泌される女性ホルモンによってコントロールされています。

つまり視床下部、下垂体、卵巣の連係プレーが乱れれば、すぐに生理に異常が起きてしまうのです。

これらの働きが乱れる原因としては、不規則な生活や極端なダイエット、激しいスポーツやストレスなどが挙げられます。

視床下部は特にストレスに敏感なので、日々のストレスが蓄積されると生理の状態に悪影響を及ぼしてしまうのです。

 

多くの場合はホルモン分泌の乱れによって起きる生理不順ですが、甲状腺の病気が原因の場合もあります。生理不順が続いている場合には、すぐに婦人科で診察してもらうようにしましょう。

「生理不順」の治療法って?

生理不順の治療は、原因となっている病気や抱えている問題によって変わってきます。

ホルモンの分泌異常が原因の場合はホルモン治療を行います。体の機能のバランスを整えるのに漢方薬が使われることもあります。

甲状腺や子宮筋腫などの病気が原因の場合や、過多月経による貧血がある場合は、その治療を行います。

生理不順を治療しないとどうなる?

生理不順を放っておくと、将来妊娠しにくくなってしまう可能性もあるのです。

特に無月経の場合は、長引くと排卵が完全に止まって、子宮や卵巣の機能が失われてしまうことも。放置しておいた期間が長引くほど治療も難しくなってしまいます。

“女性としての機能のバロメーター”とも言える自分の生理の周期や期間、量が気になったら婦人科を受診して、原因を探り、適切な治療を受けることが大切です。

「生理不順」にならないためにできること

・1ヶ月に体重を10%減らすような、極端なダイエットをしない

・十分な睡眠をとる

・ストレスを溜め込まない

また、過度な運動や肥満などは無排卵を招き、生理が止まってしまうこともあるので気をつけましょう。

基礎体温でホルモンバランスを確認しよう

基礎体温をつけることで、排卵の有無や女性ホルモンの働き具合を確認することができます。

この基礎体温は診断の際の手がかりになるので、婦人科の診察を受ける際は持参するようにしましょう。

 

生理不順の主な原因は、ストレスによるホルモンバランスの乱れ。

生理に変化があった場合は、まず自分の生活習慣を振り返ってみましょう。そしてまずは正しい知識を持って生活の改善をしていくことが大切です。

★今回のポイント★

・生理の周期や期間、量が気になったら婦人科へ

・生理不順を放置すると、将来妊娠しにくくなってしまう可能性も

・生理周期と排卵の有無を把握するため、基礎体温をつけよう

・ストレスは生理不順の引き金に。適度にストレス解消を

 

 

この記事の監修
婦人科専門医  松村 圭子先生

 

この記事のキュレーター

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