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妊娠中の出血。すぐに受診すべき?

妊娠中に出血があった時、すぐに病院を受診すべきなのか、それとも様子を見てもよいのか、なかなかわからないものではないでしょうか。
そこで今回は、妊娠中に出血があった時にチェックすべきポイントや、どんな時に病院を受診すべきかについて紹介します。

妊娠中の子宮はとってもデリケート

そもそも妊娠中は、お腹の赤ちゃんに十分な栄養を送るため、子宮に血液が多く集まり、子宮からの出血が起こりやすい状態になっています。

そのため、ちょっとした刺激で出血することも珍しくありません。半数以上の妊婦さんが出血を経験しているともいわれています。

とはいえ、よく起こるからと安心するのは禁物です。出血の仕方や色などに注意が必要です。

注意すべき出血はコレ!こんな時はすぐに受診を

● 鮮血が出た

少量であっても鮮やかな色の血が出た場合は、すぐに病院に連絡しましょう。大きなトラブルの恐れがあります。

● ダラダラと出血が続く

鮮血ではなくても、出血が1回で止まらず、ダラダラと続く場合は病院に連絡したほうがよいでしょう。異常が起こっているサインかもしれません。

ピンク色や茶褐色の出血が少量あり、それが1回で止まる程度であれば、問題ないことがほとんどです。

しかし、次回の検診時に必ず医師に出血があったことを伝えましょう。心配であれば、念のため病院へ連絡を。

時期によって違う出血の原因&対処方法

● 妊娠初期(妊娠415週)

妊娠初期の場合、受精卵が子宮内膜に着床するときに起こる「着床出血」など、病気によるものではない機能性の出血を起こすことがあります。

また、妊娠による子宮の充血により出血することがある「子宮腟部びらん」や、「子宮頚管ポリープ」など、結果的にはあまり心配ない場合もあります。

しかし、なかには下記のような異常による出血である可能性も考えられるので、念のため病院を受診しましょう。

・切迫流産、流産

・胞状奇胎(ほうじょうきたい)

・子宮外妊娠

・絨毛膜下血腫

● 妊娠中期(妊娠1627週)

この時期の出血は要注意。先に述べた鮮血やダラダラと続く出血でなくても、早急に病院へ相談しましょう。

下記のような原因が考えられます。

・切迫早産、早産

・前置胎盤

・子宮頸管無力症

 

 ● 妊娠後期(2839週)

この時期になると頻繁なお腹の張りなどの変化を伴う場合があります。痛みや張りと出血が重なる場合は、切迫早産の可能性があるので、産婦人科へ相談を。

一方、37週以降にごくわずかの出血が認められた場合、出産の兆候の「おしるし」かもしれません。ただし、量が多かったり、その他の体調の変化があったりする場合は、病院に連絡して主治医の指示を受けましょう。

 

病院に連絡する前にチェックしよう!

基本的に妊娠中に出血があった場合は、産婦人科を受診するのが一番ですが、必ずしも「出血」=「トラブルがある」というわけではありません。

産婦人科へ連絡をする前には、必ず下記のポイントをチェックしてからにしましょう。

● チェックポイント

・どんな色か(鮮血、ピンク色、茶褐色など)

・量はどれくらいか

・いつから出血があったか

・お腹の張りや痛みはあるか

・現在の状態はどうか(ひどくなっているか、収まっているか)

妊娠中は少しのことでも不安になってしまいがち。たとえ少量の出血でも「大丈夫かな」と不安になった時は、上記のポイントを確認し、産婦人科に連絡をしましょう。

 

★今回のポイント★

・妊娠中の鮮血やダラダラ続く出血はすぐに病院へ

・妊娠期間によって出血の原因が異なる

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

 

この記事のキュレーター

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