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自我が発達して「イヤイヤ期」に突入する2歳児

言葉数も増えて、ごっこ遊びなどもしはじめる、とてもかわいい2歳児。
しかし、自我が目覚め“イヤイヤ期”に突入するため、「魔の2歳児」といわれる時期でもあります。
「なんで?」攻撃や「イヤイヤ!」攻撃に、手を焼き始めるパパやママも増えてくることでしょう。
でも、これらはすべてココロの成長の過程なんですよ。

2歳児は、遊具も使えるようになり遊びが広がる

2歳になると運動量が増えて、それまで丸々としていたカラダがスリムになっていきます。

手足も伸びて、赤ちゃん体型から幼児体型へと変化していき、スクスクと成長していることが感じられます。

この頃の体格の目安は、男の子で身長81.197.4cm、体重10.0616.01kg、女の子で身長79.896.3cm、体重9.315.23kgです。 

脳や神経系、臓器や骨が発達するこの時期は足腰もしっかりしてきて、歩く、走るといった単純な動作に加えて、跳ぶ、ぶら下がる、押すといった新しい動作ができるようになります。

ドアノブを回してドアを開けたり、自分の身長よりも高い台の上にある物を取ろうと台に上ったりして、親をヒヤヒヤさせることもしばしば。

そして、三輪車に乗ったり、公園のすべり台やブランコなどの遊具での遊びができるようになったりもするので、「放っておいたらケガをするのでは……」と親をハラハラさせるほど、元気に遊びまわります。

ひとり歩きができるようになり、おしっこの間隔があくようになったら、トイレトレーニングOKのサイン。

食事やお散歩の前後などのタイミングでトレイに誘ってみましょう。

もしもタイミングが合えばおしっこができることもあるかもしれませんが、出なかったりその後すぐにおむつにしてしまったりということがあって当たり前の時期です。

おむつは親が外すのではなく、その時が来れば自然に外れていくものと考え、気長に構えましょう。

 

2歳児のイヤイヤはココロの成長期

2歳になると、ほとんどの子どもが自我を持つようになります。

そして、この頃の子どものココロには、「何でも自分でやりたい!」という自立心と「まだまだ親に甘えたい!」という気持ちが同居しています。

例えば、親が着替えを手伝おうとしても「イヤ!自分でやる!」と言い、自力で着替えようとするけどうまくできず、イライラから「ママがやって!」と怒ってしまうなど……。

この両極端にある「自立心」と「甘え」を行き来しながら、少しずつココロが成長していくのです。

いつもママの視線がそこにあり、子どもの不安に応え励ましてあげることでソーシャル・レファレンシングが育ち、のちのしつけがスムーズなものになります。

 

パパ・ママがお手本を示し、生活をサポート

この頃になると、子どもの生活サイクルが少しずつ安定しはじめます。

毎日のルーティーンと時間を決めてあげることで、子どもの情緒も安定します。

そして、何でも親のマネをしたがり、何でも自分でやりたがる時期でもあります。

そのため、子どもと一緒にゲーム感覚で、あいさつや歯みがき、手洗い、お風呂、着替えなどの基本的な生活習慣を身に付けるようにしましょう。ママがスマホに夢中になっていてはいけません。

2歳半頃になると奥歯(第2乳臼歯)が生えはじめ、20本の乳歯がそろいます。

奥歯がかみ合うようになると、ある程度のかたさのものも食べられるようになりますが、大人と同じようにかたいものがうまく噛めるようになるのは3歳を過ぎてから。ステーキやタコ、こんにゃくなど噛みにくいものは控えましょう。

また、自我が明確になると、食べ物の好き嫌いなどもハッキリしてきます。

早く食事を終わらせたい親としては、「早く食べて」と急かしたいところですが、その気持ちは一旦飲み込んで、子どもが苦手な食べ物も納得して食べてみようと思える理由付けなどに工夫をしましょう。

また、何でも親のマネをしたがる性質を生かして、まずはお手本として親が食べてみせるのもいいでしょう。子どもが苦手なものを一口でも食べられたら、「よくできました!」と褒めてあげてください。

この時期の親には、簡単に手助けをしない我慢が必要です。そして、辛抱強く、子どもの「できた!」を待って、それを褒めてあげることが大切です。

しかし、着替えにしても歯みがきにしても未熟な部分は多いので、最後には親がやり残しはないかをチェックして、サポートしてあげるようにしてください。

 

こういった「イヤイヤ状態」に入ったら、それを正そうと頭ごなしに怒ったり、放っておいたり、言いなりになることは、あまりオススメできません。

上手な接し方のポイントは「興奮が落ち着くまで待つこと」です。

子どもの興奮が落ち着き、冷静に会話ができるようになったら問題を解決する選択肢を与えてあげましょう。

選択肢を与えてあげるなどの適切な対応が大切です。

子どもが選んだ解決方法を親が尊重することが、子どもの自我の充実につながるのです。

 

★今回のポイント★

・手足が伸びてスリムになり、赤ちゃん体型から幼児体型へ

・跳んだり、走ったり、遊具でも遊ぶようになる

・「イヤイヤ期」は、「自立心」と「甘え」を行き来しながら成長している証拠

・基本的な生活習慣はゲーム感覚で、親と一緒に覚えよう

 

 

この記事の監修 
小児科専門医 細部 千晴先生

 

この記事のキュレーター

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