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脱水症状を防ぐことが大切!赤ちゃんが下痢のときのホームケア

うんちはカラダの健康を表すバロメーターと言いますが、赤ちゃんの場合は食事内容によって、うんちがゆるくなりがちですよね。一時的なものであればそこまで心配はないといわれますが、嘔吐や発熱をともなっていたり、元気がなかったりするとさすがに心配です。今回は赤ちゃんが下痢になったときのホームケアを紹介します。

下痢のときの受診の目安は?

赤ちゃんの消化器官は未発達なため、食事内容や水分のとりすぎなどで、うんちが一時的にゆるくなってしまうとこがあります。

元気で食欲があれば、あまり心配することはありません。

うんちの色やにおいや形状がいつもと違ったり、発熱や嘔吐などの症状があったりする場合は、かかりつけ医に相談しましょう。

水分がとれずぐったりしている、下痢や嘔吐が激しい、38度以上の熱をともなう、血便(いちごジャムのような状態も含む)が出ている場合はすみやかに受診を。

 

赤ちゃんが下痢になったときのホームケアとは?

赤ちゃんが下痢になったときのホームケアのポイントは次の3つです。

1) おしりを清潔にしておむつかぶれを防ぐ

下痢をしているとおむつの中がムレやすく、おむつかぶれを起こしやすくなっています。

おむつを替える際は、おしりをきれいに拭いてあげましょう。

また、洗面器にぬるま湯を入れて、おしりだけを洗うように座浴すると、より清潔に保てます。

ノロ・ロタウイルス性胃腸炎など何らかの病気にかかっている場合、便のついたおむつや洋服をそのままにしておくと空気を介して家族内に感染が広がることがあります。

おむつを替えるときはマスクと使い捨ての手袋などをつけて行い、汚れたおむつはビニール袋で密封してすぐに捨てましょう。

また、汚れた服は便をふきとってから100倍に薄めた塩素系漂白剤に10分ほど浸し、家族のものとは分けて洗濯してください。

色落ちが心配なものであれば、熱湯消毒(85℃以上の熱湯に2分以上浸す)でもかまいません。

 

2) こまめな水分補給で脱水症を防ぐ

下痢になると体中の水分が不足して脱水症状を起こしやすくなります。

そのため、下痢で失われた水分の補給はとても大切。経口補水液(乳児用イオン飲料)などをこまめに与えて水分を補給しましょう。

しかし、水分補給をさせるためとはいえ、一度に大量の水分を与えすぎてはいけません。

1回に与える水分の量は、赤ちゃんの体重10kgに対して10mlが目安です。この量を数分おきに少しずつ飲ませるようにしましょう(経口補水療法)。

 

3) 食べ物は消化の良いものを選ぶ

赤ちゃんが下痢になっているときは、食事内容にも少し工夫が必要です。

できるだけ消化の良いものを食べさせて、胃腸に負担をかけないようにすることが回復のポイントとなります。

母乳をあげている場合はいつも通りで大丈夫ですが、粉ミルクは量を少なめにしましょう。

すでに離乳食を食べ始めている場合は、消化のよいおかゆやうどんなど、一段階前のやわらかめの食事がオススメです。量も普段より少なめにしてようすを見ながら、徐々に元の量に戻すようにしましょう。

 

自己判断で粉ミルクを薄めるのはNG

下痢が長引いているときは、粉ミルクを薄めるのではなく、量を控えます。

食欲があって飲んでくれても、いつもの3分の2くらいの量にしておきましょう。

また、脱水症状がこわいからといって水やお茶ばかりを与えていると、かえってぐったりしてしまう場合があります。

下痢をしているときは、水分だけでなく塩分と糖分も含まれる経口補水液(乳児用イオン水)がおすすめです。

下痢をしているときは、食べやすそうなゼリーなどをつい与えてしまいがちですが、糖分が多い食べ物や飲み物は下痢を悪化させるので注意。

 

赤ちゃんが下痢になったときはこれらのことに注意をして、早めに治してあげましょう。

 

★今回のポイント★

・おむつかぶれにならないようにおしりは清潔にする

・脱水症状を起こさないために、こまめに水分補給をする

・消化の良い食べ物を少量ずつ食べさせてあげる

 

 

この記事の監修 
小児科専門医 細部 千晴先生

 

この記事のキュレーター

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