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その生理痛、婦人科系の病気のサインかも!?

毎月やって来る生理痛。あまりの痛みに耐えきれず、痛み止めを飲んでやり過ごしてはいませんか?
生理痛は、カラダからのSOSである場合があります。そのサインを見過ごさないように、生理痛を起こす可能性のある婦人科系の病気について解説します。

重度の生理痛には病気が潜んでいる場合も

生理痛は個人差があり、まったく痛みを感じない人もいれば、ベッドから起き上がることさえできない人もいます。また、他人と痛みを比べることもできないので、自分がどのくらいの重さの生理痛なのかわかりませんよね。

しかし、生理の度に仕事を休んだり、動けなくなるほどの痛みがあったりする場合は、重度の生理痛だと言えるでしょう。

特に、35歳前後から急に痛みが激しくなった場合は、子宮内膜症などの婦人科系の病気を患っている可能性も考えられます。

そして、場合によっては婦人科系の病気が原因で不妊につながる可能性もあるのです。

今回は、重い生理痛から発見されやすい3つの病気をご紹介します。

 

生理痛から発覚しやすい婦人科系の病気① 子宮内膜症

重い生理痛の裏で、実は婦人科系の病気を患っていたというケースは多く見られます。

その代表的な病気が子宮内膜症です。子宮内膜症とは、子宮内にある内膜が、子宮外の卵巣や卵管などにも増殖していく病気のこと。

生理の時に、子宮外に増殖した内膜が子宮内の内膜と一緒にはがれ落ちるので、通常の生理痛とは比べものにならないほどの激しい痛みを伴います。

本来、子宮内膜症は、妊娠などで生理が止まっている間は進行しない病気です。しかし、晩婚化のために30歳を超えて初産を経験するなど、昔よりも生理が来る回数が多くなっている現代女性は、子宮内膜症を発症しやすいといわれています。実際に、最近では不妊に悩む女性の3人に1人が子宮内膜症を患っているといわれています。

 

生理痛から発覚しやすい婦人科系の病気② 子宮筋腫

子宮筋腫も、重い生理痛から発見されやすい婦人科系の病気の1つです。患者数も多く、生理のある女性の4人に1人が患っているともいわれています。

子宮筋腫とは、子宮の壁(筋層)に腫瘍(できもの)ができてしまう病気です。

この腫瘍は悪性化することはまれで、ほとんどが良性のために特別な治療は行われず、基本的には経過観察となります。

しかし、子宮筋腫ができた場所によっては、不妊の原因になることも……。

筋腫は、人によってできる場所が異なります。

筋腫が大きい場合は他の臓器を圧迫したり、小さくても貧血がひどかったり、場合によっては子宮内膜を変形させて着床障害につながったりすることもあります。

こういった場合は切除手術になることが多いそうです。

もし、着床を妨げるような筋腫が見つかったら、早めに適切な処置を行いましょう。

 

生理痛から発覚しやすい婦人科系の病気③ チョコレート嚢腫

重い生理痛の裏で、チョコレート嚢腫を患っている可能性があります。

チョコレート嚢腫とは、卵巣内に血液がたまって肥大化する病気で、まれに悪性化することがあります。

また、嚢腫が大きな場合には破裂する恐れがあるので、手術に至るケースも……。

もし、チョコレート嚢腫が悪化して、片方の卵巣を摘出したとしても、卵巣が1つあれば自然妊娠は十分に可能です。

 

とはいえ、どの病気も早期治療が望ましいので、「自分は生理痛が重い方かも?」と思ったら、一度、婦人科で検査してみるといいかもしれませんね。

 

★今回のポイント★

・子宮内膜症は現代女性がなりやすい婦人科系の病気

・子宮筋腫の多くは良性だが、不妊の原因になることも

・チョコレート嚢腫は悪性化すると破裂する恐れがある

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

この記事のキュレーター

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