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人には相談できない尿もれ。簡単にできる対処法が知りたい!

咳やくしゃみをした時、ヒヤリとした経験はありませんか?
人知れず悩む女性も多い、尿もれ。中高年ばかりではなく、若い女性でも経験している人は少なくありません。
尿もれの多くは、骨盤底筋という筋肉のゆるみが原因。今回は、女性の尿もれの原因と対処法について解説していきます。

尿もれの原因は2タイプ

尿もれは、原因の違いから「腹圧性」と「切迫性」の2つのタイプにわけられます。

● 腹圧性尿失禁

咳やくしゃみをした拍子や重い荷物を持ち上げた時など、お腹に力がかかることで尿がもれてしまうのが、腹圧性尿失禁です。

女性の尿もれで最も多く、40代女性ではほとんどがこのタイプです。

原因は、骨盤底筋のゆるみ。骨盤底筋とはその名の通り、骨盤の底にある筋肉のことで、私たちのお腹の中にある内臓を、ハンモックのように支えています。この筋肉が弱くなり、ゆるんでしまうと、内臓をしっかりと支えていられなくなり、尿道をうまく締められなくなってしまうのです。

 

● 切迫性尿失禁

尿意を感じてトイレに行くのですが、間に合わずに失禁してしまうのがこのタイプです。

我慢できないような尿意に急に襲われるのが特徴で、トイレに入ろうとした時、またはトイレで下着をおろしている時などに、間に合わずもれてしまう人が多いようです。

脳や脊髄の障害や膀胱の炎症や加齢などの様々な理由で、膀胱に尿をためる機能が低下する「過活動膀胱」が原因です。

50歳以降の男女に多く、年齢が高くなるにつれ、切迫性尿失禁に悩む人が増える傾向があります。

 

妊娠・出産経験も尿もれの原因に

尿もれが男性よりも女性に多くみられる原因として、出産の経験があげられます。

出産により骨盤底筋が大きくひっぱられることで筋肉がゆるみ、収縮力が弱まってしまうのです。

妊娠中にも大きくなった子宮が膀胱を圧迫して尿もれを引き起こしやすくなりますが、これは一過性のものですので心配はありません。

また、そもそも女性の尿道は男性よりも太くて短く、出口まで直線的に伸びています。これも男性よりも女性に尿もれが多い要因の一つだといえます。

 

骨盤底筋トレーニングで尿もれ改善

尿もれは、弱ってしまった骨盤底筋を鍛えることによって改善が期待できます。また、予防もできます。

ひとりで簡単にできるトレーニング方法をご紹介いたしますので、ぜひ今日から始めてみましょう!

 

(1)仰向けの姿勢で

まず、仰向けに寝転び、カラダの力を抜きます。

脚を肩幅に開き、膝を立てます。

息を吸いながら肛門と膣を締め、ゆっくりと5つ数えます。数え終わったら力を抜きます。

これを数回繰り返します。

 

2)立った姿勢で

両手を机についた状態で立ち、脚は肩幅に開きます。

肩やお腹の力は抜いて、(1)のように肛門と膣だけを締める動作をゆっくりと繰り返します。

 

3)座った姿勢で

脚を肩幅に開いて椅子に座ります。このとき、足の裏全体が床につくようにします。

肩やお腹の力は抜いて、(1)のように肛門と膣だけを締める動作をゆっくりと繰り返します。

 

骨盤底筋を強化するトレーニングにおいて大切なのは、毎日続けること。

立っていても座っていてもできる簡単なトレーニングですので、日常生活の中で気が付いたら行う習慣をつけ、尿もれの予防・改善に努めましょう。

 

★今回のポイント★

・尿もれには腹圧性と切迫性の2つのタイプがある

・女性に尿もれが多いのは、男性よりも尿道が短いことや妊娠・出産が関係

・尿もれの改善には、毎日の骨盤底筋トレーニングが効果的

 

 

この記事の監修
婦人科専門医  松村 圭子先生

この記事のキュレーター

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