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出産時間が短いこと?痛みが少ないこと??“安産”ってなんだろう

妊婦であれば、誰もが「安産」を望むもの。しかし「安産」とは、そもそもどのようなお産を指すのでしょうか。出産時間が短いことを安産と言うのか、それともつらさが少ないお産を安産と言うのか……安産祈願に行ったけど実はよくわからないという人も多いのでは?
今回は、安産について解説します。

出産時間が短ければ、安産?

お産が近づくと、誰でも不安になるものです。「できれば安産で…」などと願う人も多いでしょう。

安産祈願に行ったり、お守りを貰ったりした人もいるはず。

しかし、そもそも「安産」とは、どのようなお産を言うのでしょうか。

 

一般的には、出産時間が長いと難産、短いと安産と、とらえられがちです。

ただ、出産時間の長短は、人によって感じかたが異なります。

あるアンケート調査では、出産経験のある44%の女性が「実際の出産時間よりも、体感時間のほうが、もっと長く感じた」と答えています。

その一方で、36%の女性が「もっと短く感じた」と答えているのです。

 

出産時間は、骨盤の形や形質によっても異なります。母親が短時間の出産経験者であれば、出産時間が短くなる可能性は高いといえるでしょう。

ただ、実際には、超スピードで出産した女性が「つらかった」と嘆くこともあれば、何十時間にも及ぶ長丁場であっても難産とは感じなかったという人もいます。出産までの時間が短すぎて、会陰切開が間に合わず、ひどい裂傷ができてしまったという人もいます。

こうした例を考えると、出産時間の短いお産=安産、とは、必ずしも言い切れないようです。

 

お産のつらさは、陣痛の合間の過ごしかた次第

では、どのようなお産が安産なのでしょうか。

お産のつらさは、陣痛の合間にどれだけ休めたかによって変わる、という考え方もあります。

とくに、睡眠は重要です。数分という細切れであっても、睡眠がとれていれば、体力・気力は温存できます。陣痛室では、体勢を変えながら、自分が楽だと感じる姿勢で過ごすようにしてください。

肩の力を抜いて、リラックスするのも大切です。

早いうちからいきんだり、呼吸法を始めたりしてしまうと、体力を消耗してしまいます。

陣痛の間隔がまだ長いときは、散歩やおしゃべり、読書などで気分をまぎらわせるとよいでしょう。

お気に入りのアロマや音楽、マッサージグッズなどを持参するのも一法です。

陣痛の合間のエネルギー補給も、体力の温存には必要。陣痛室への持ち込みが可能であるなら、口当たりのよいゼリー飲料などをあらかじめ用意しておくとよいでしょう。

 

自分が満足のいくお産を目指して

無痛分娩で、痛みを感じないお産を安産ととらえる人もいます。妊娠42週を過ぎ、胎児が巨大化してしまうと難産だと考える人もいます。

結局のところ、安産・難産の定義は、人によって異なるということです。

結果的に母子ともに健康であるのはもちろんですが、その人が、その人らしくいられれば、満足のいくお産=安産といえるのではないでしょうか。

 

お産の方法は、人それぞれです。いつ、どこで、誰と、どのように産むのか、といった点を、あらかじめ医師や家族たちとよく相談をしながら、決めておくとよいでしょう。

 

★今回のポイント★

・出産時間が短ければ、安産とはいい切れない

・陣痛の合間の過ごしかたで、お産のつらさは変わる

・医師や家族と相談をして、自分の満足できるお産を目指そう

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

 

この記事のキュレーター

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