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ワケもなく不安な気分になる私……これって「産後うつ」なの?

出産したばかりのママは、カラダだけでなくココロの状態も不安定に。慣れない育児を大変と感じるのは、誰でも同じことです。でもそんな不安な気持ちが長く続き、育児をつらく感じるようになったら、医師などに相談するのがいいかもしれません。産後の女性に見られる2つの症状、「マタニティブルーズ(マタニティブルー)」と、「産後うつ」についてご紹介します。

出産直後は誰でも気持ちが不安定になる可能性が

出産後すぐのママは、不安な気持ちが芽生えたり、理由もなくイライラしたりと情緒不安定になることがあります。

これは出産によって女性特有のエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少することにより起こるもの。

これを「マタニティブルーズ(マタニティブルー)」といいます。

産後23日目頃から見られる症状で、10日目頃まで続くことが多いようです。

 

赤ちゃんのお世話が大変、育児が楽しめないという気持ちになるかもしれませんが、頑張り過ぎずに気持ちが落ち着くのを待ちましょう。

あらかじめパートナーや両親などに、出産後には誰でも「マタニティブルーズ」という症状が起こる可能性があることを伝えておくのもいいでしょう。

不安な気持ちになった時は、1人で抱え込まずに誰かに相談を。無理せずのんびりと育児をスタートさせましょう。

 

不安な気持ちが長く続くようなら誰かに相談を

「マタニティブルーズ(マタニティブルー)」は産後10日ほどで落ち着くものですが、これに対して産後数週間から数ヶ月以内に、気分が沈んだり、周囲の出来事に興味を持てなくなったり、自分を責めるようになるといった症状が出てくることがあります。

こうした症状の背景には「産後うつ」があるかもしれません。

例えば「赤ちゃんが泣き止まないのは、自分のお世話の仕方が悪いから」、「赤ちゃんの成長が遅いのは、母乳が足りないから」と、自分を責めたり、育児を続ける自信を無くしてしまったりします。

これに加えて、食欲不振、不眠、頭痛といった体調面での不良が見られるのも特徴です。

 

実は産後のママの10%に「産後うつ」の症状が出るといいます。

軽度なものが多いといわれますが、症状が進めば赤ちゃんに愛情を持てなくなり、子どもに対する虐待に結びつくこともあるといわれます。

不安な気持ちが長く続き、育児に自信が持てない日々が続くようなら、パパや家族のサポートを求めたり、地域の保健所や医療機関に相談したりすることをおすすめします。

 

パパの産後うつ
「パタニティブルー」にも気をつけて

ママだけでなく、パパも赤ちゃんが生まれた後に、「産後うつ」になることがあります。

不眠、食欲不振、仕事に集中できないといった症状がみられたり、子どもに大声をあげたり虐待するケースもあり、マタニティブルーにかけて「パタニティブルー」ともいわれます。

その原因は、育児休暇を取得しようとしても職場の理解が得られなかったり、家で赤ちゃんをお世話しようとしても何をすればいいのかわからず戸惑ったりと、さまざまな要因が重なっていることがあるようです。

数時間ごとの授乳や夜泣きなど、生活のサイクルが赤ちゃん中心になることで、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまう場合も。

ママと赤ちゃんが生活の中心になってしまい、自分が取り残されたと感じることもあるようです。

 

1人で頑張らず、ココロにもカラダにも余裕をもって育児を

ママは家事や育児はすべて自分がするものと思わず、育児に参加したいというパパの気持ちを柔軟に受け止めたいもの。

またお互いに1人で頑張ろうとせず、ママにはママの、パパにはパパの大変さがあることを理解し合うだけでも、気持ちがラクになるかもしれません。

産後はママにもパパにも変化をもたらす時期。カラダやココロの状態をよく観察しながら過ごし、不調に気づいたら早めに医療機関などに相談するといいでしょう。

 

★今回のポイント★

・産後10日間程度で軽快するのがマタニティブルーズ(マタニティブルー)

・ふさぎこんだり、不安な気持ちが産後数週間~数ヶ月続くなら産後うつかも

・症状に不安に感じたら、家族や自治体の保健所に早めの相談を

・パパが産後うつになることもあるので自覚症状に気をつけて

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

 

この記事のキュレーター

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