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うっかり転倒!妊娠中にお腹をぶつけてしまった時の対処法

妊娠して、お腹が大きくなってきたら注意したいのが、お腹をぶつけたり、転倒してしまったりするアクシデント。階段でつまずいたり、お腹で足元が見えないせいで転んでしまったりと、それまでは気にしなかったことにも注意をしなければなりません。では、もしもお腹をぶつけてしまったら……?

妊娠中に注意したいアクシデント

妊娠中のトラブルの中でも発生する可能性が高いのが、お腹をぶつけてしまうことではないでしょうか?

赤ちゃんが成長してお腹が大きくなってくると、重心も前方に傾きます。

さらに、お腹が邪魔をして足元をちゃんと確認できなくなるために、思わぬところでつまずきやすくなったり、転びやすくなったりするのです。

それ以外にも、満員電車で急ブレーキがかかったときに圧迫してしまったり、上の子に突然抱き着かれたりしてお腹に思わぬ衝撃を与えてしまうケースが考えられます。

自分の力で阻止できるものであればあまり心配することもありませんが、本人が意識していない瞬間にも十分起こり得ることなので、対処しようがない面もあります。

 

妊娠中にお腹をぶつけてしまったら?

初めての妊娠はナーバスになりがちですが、お腹をぶつけたとしてもちょっと位の衝撃なら、赤ちゃんも羊水に守られているので、あまり心配することはありません。

しばらく安静にし、もしも次に挙げた症状がある場合には産婦人科を受診してください。

 

< お腹をぶつけた後に注意したい症状 >

□ 下腹部が頻繁に痛む

□ お腹の張りが110回以上ある

□ 破水した

□ 性器からの出血がある

□ 胎動が少なくなった、またはなくなった

ただし、前方に転んだり、ものに激しくぶつかったり、事故などで強く打った場合は少し危険です。

特に下腹部がカチカチに硬くなって激痛を伴う場合は、常位胎盤早期剥離などの危険な状態になっている可能性もあります。

たとえ症状がなかったとしても、すぐに受診しましょう。

 

常位胎盤早期剥離とは

では、お腹を激しくぶつけた場合など物理的な刺激で起こる可能性のある「常位胎盤早期剥離」とは、一体どんなものなのでしょうか。

常位胎盤早期剥離とは、出産前に胎盤が子宮壁からはがれてしまうことを指します。

通常、胎盤は子宮の上部に位置していて、出産の後にはがれ落ちます。

しかし、何かの衝撃で妊娠中に胎盤がはがれてしまうと、赤ちゃんへの酸素や栄養の供給が止まってしまいます。

子宮内で大量出血を起こすので、母子ともに命に関わる状態です。

 

常位胎盤早期剥離の初期症状は、少量の出血があったり、お腹に張りが出てきたりするなど、切迫早産と似ているといわれています。

しかし、重症になると激痛とともにお腹が板のように硬くなり、出血が増加します。

こうなった場合は一刻を争う状態で、ほとんどのケースで緊急帝王切開を行うことになります。

 

このような事態を防ぐためにも、普段から動くときは足元や周りに注意を配り、お腹を激しくぶつけることのないように気をつけましょう。

お腹をぶつけてしまった後に、少しでも心配な症状が見られた場合は、すぐに病院へ行きましょう。

 

★今回のポイント★

・ちょっと位ならお腹をぶつけても心配なし

・お腹をぶつけた後で出血や痛み、お腹の張りがあれば病院へ

 

 

この記事の監修
産科医 竹内正人先生

 

この記事のキュレーター

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